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IoT家電×スマホの実情って?製品例や使用時の危険性をイチから解説!

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近頃、IoT家電という言葉を耳にする機会が増えてきました。

「何だか便利そうだけど、難しそうでわからない……」そう思っている方も多いのではないでしょうか?

本記事では「そもそもIoTとは何か?」から始まり、IoT家電のメリットやおすすめ製品の紹介、さらにセキュリティ上の危険性やリスクへの対策方法まで幅広く解説します。

導入すれば生活スタイルがガラリと変わる便利なIoT家電について、この記事でイチから学んでみましょう。

あらゆる製品で進むIoT化。便利さの裏側にあるリスクの把握と対策は必須!

今や家電製品のほとんどがインターネットに接続できる機能を有し、IoT化の流れは留まるところを知りません。

声をかけるだけで解錠できるドア、声で操作できるエアコン、レシピを提案してくれるキッチン家電など、IoT化することで少し前までは考えられなかった近未来の暮らしを体験できます。

一方、インターネットに接続するということは、悪意のあるユーザーによる侵入などの被害に遭うリスクも認識しなければいけません。基本的な対策を怠らなければ大抵の被害は防げるので、過度に恐れず、IoT家電を楽しんでください。

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IoT家電とは ┃ 基本的な情報を確認!

出典:Pixabay公式

IoTとは「Internet of Things」の略で、日本語では「モノのインターネット」と直訳できます。

これまでインターネットは、パソコンやスマートフォンなどで使用するものでしたが、最近ではそれらに加えて家電や自動車など、身の回りのさまざまなものがインターネットに接続されるようになってきました。

IoTとは、このようにインターネットにつながっているモノ全般を指す言葉です。

インターネットを介することで、遠隔操作が可能になったり、自動で操作ができたり、これまでとはまったく違う便利な製品が次々と生まれています。

IoT家電の接続方法は2種類

IoT家電には主に「Wi-Fi接続タイプ」と「Bluetooth接続タイプ」の2つの接続方法があります。

Wi-Fi接続タイプ

IoT家電をWi-Fiネットワークに接続するタイプで、主に屋外から遠隔操作をする製品で使用されます。

例えば、外出先からスマホで操作してエアコンの電源を入れたり、ライブカメラで家族やペットの様子を見たりするような製品にはWi-Fi接続が採用されています。

Bluetooth接続タイプ

Bluetoothの通信距離は最大で10mほどと近距離に特化した通信方法です。

そのため、外出先からではなく同じ空間にいながらスマホなどで操作する製品で採用され、自動開閉カーテンや照明の強さや色合いをスマホで操作できる製品などが該当します。

また、スマホやカードキーなどを近づけるだけで鍵の解錠ができるスマートロックでも近距離通信のBluetooth接続が採用されています。

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IoT家電を使うメリット

IoT家電を使うことでどんな利点があるのか、代表的なメリットを4つご紹介します。

スマホやタブレットで遠隔操作ができる

出典:EZCON公式

スマホやタブレットを通じて、外出先からでも家電を遠隔操作できるのはIoT家電の大きなメリットです。

例えば、帰宅前にエアコンをオンにして部屋の温度を快適にしたり、外出先からレコーダーを操作してテレビの録画予約をしたりと、さまざまな便利な機能が登場しています。

機能追加でさらに便利に使える

出典:Panasonic公式 スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX1シリーズのソフトウェアをアップデート 「金芽ロウカット玄米コース」「金芽米コース」が使用可能に

パソコンやスマホなどでは、定期的にソフトウェアがアップデートされ、セキュリティ向上や機能追加などが行われます。

家電もIoT化することで同様のことが可能になり、インターネットを通じて便利な機能が追加され、使い勝手の改善が行われるようになりました。

例えば炊飯器は、お米の銘柄によって炊き分ける機能がありますが、通常の炊飯器の場合、あらかじめ設定された銘柄だけにしか対応していません。

一方、IoT炊飯器の場合、アップデートにより炊き分けられる銘柄の追加が行われるなど、頻繁に機能改善が行われます。

このように、インターネットを通じてアップデートを行うことができるのは、IoT家電のメリットの一つです。

カメラ機能・使用履歴確認機能で家族の安心を守れる

出典:TOKYO GAS公式 ライフリズムナビ+HOME(シニアケアサポートサービス)

インターネットを通じて離れた場所に住んでいる家族を見守ることも可能です。

例えば、TOKYO GASはIoTを活用して遠隔地にいる親の状況を見守ることができる「シニアケアサポートサービス ライフリズムナビ+HOME」というサービスを展開しています。

専用のマットセンサーにより就寝・起床の状況が分かるほか、温度センサーで室温のモニタリングもでき、必要に応じて外部からエアコンをオンにすることもできるので、離れた場所に住んでいる親の健康をスマホで気遣うことができます。

こうしたサービスの他にも、カメラ機能を用いて、子どもやペットの状況をスマホで確認できる製品なども存在するなど、さまざまな製品やサービスが生まれています。

音声認識機能で手を使わずに操作ができる

出典:Panasonic公式 スマートスピーカーについて

「電気をつけて」「エアコンをオフにして」など、スマホやスマートスピーカーと呼ばれる端末に向けて、声で指示するだけで操作できるのもIoT家電の特徴です。照明やエアコンのオンオフの他にも、お風呂のお湯入れ、鍵の施錠など幅広い操作を行うことが可能です。

AmazonやGoogleなど、海外的なIT企業が手掛けるスマートスピーカーが有名ですが、最近は家電メーカーやスピーカーメーカーなどの参入も相次いでいます。

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おすすめのIoT家電5選! 特徴・できることを紹介

インターネットにつながっている家電ならどれもIoT家電になるため、製品の種類は多岐にわたります。

テレビ、レコーダー、レンジ、炊飯器、掃除機など、身近な家電はほぼすべてがIoT化されていると考えてよいでしょう。

ここでは、IoTの便利さを実感しやすい製品や、ユニークな機能を持つ製品など、おすすめのIoT家電を5つピックアップしてご紹介します。

照明

出典:MEROSS公式オンラインストア Meross スマートLED電球 MSL120

IoT家電デビューにおすすめなのが照明器具です。

電球を取り替えて、スマホに専用のアプリをインストールするだけで始められるものもあり、IoTの便利さを手軽かつ安価に試すことができます。

アプリでは、照明の明るさや色合いを変えられるほか、スケジュール機能で決まった時間に照明のオンオフを行うことも可能。

また、Wi-Fi接続対応の製品ならば、外出先からスマホで操作できることにも注目です。遠隔操作で照明をつけることで在宅中であると周囲に思わせることができ、防犯対策にも効果を発揮してくれます。

エアコン

出典:DAIKIN公式 ダイキンスマートアプリでルームエアコンを操作

生活の質を向上させるIoT家電としておすすめしたいのがエアコンです。

暑い日や寒い日に外出先からエアコンを稼働させれば、帰宅する頃に部屋を適温にすることが可能です。

ダイキンやPanasonicなどがIoTエアコンを発売しており、遠隔操作による電源オンオフやタイマーセットのほか、温度や湿度のモニタリング、電気代の確認など幅広い機能を使うことができます。

冷蔵庫

出典:Panasonic公式 無線LAN対応専用アプリ「Cool Pantry」

IoT対応の冷蔵庫も続々と登場しています。日本のメーカーではPanasonicが積極的に展開しており、対応冷蔵庫や専用アプリをリリースしています。

冷蔵庫のIoT化でできることは多岐にわたります。例えばスマホのGPS機能と連携し、ユーザーが外出したことを検知すると自動的に節電モードに切り替わる機能や、冷蔵庫内の重量検知プレートと連携して卵や牛乳などの残量を外出先から知ることができる機能などが挙げられます。

また、食材の賞味期限を知らせてくれる機能や、現在ある食材を使ったレシピ検索などの機能もあり、キッチンの使い勝手が大きく向上されます。

スマートロック

出典:Switchbot公式 Switchbotロック

ドアの鍵をIoT対応にする製品がスマートロックです。

スマホで解錠操作をするタイプのほか、Apple Watchを近づけるだけで解錠できるタイプの製品もあり、荷物が多いときなどに重宝します。

スマートスピーカーと連動させれば音声操作も可能。例えば料理中で手が離せないときなどに、「ドアを開けて」と言うだけで解錠することができます。

自動給餌器

出典:うちのこエレクトリック公式 スマホで遠隔操作!カメラ付き自動給餌器カリカリマシーンSP

一人暮らしでペットを飼っている方に、ぜひおすすめしたいIoT家電が自動給餌器です。

スマホの遠隔操作で給餌ができるので、仮に一日中外出していても決まった時間にごはんをあげられます。

ハイエンド製品には遠隔給餌機能のほかに、内蔵カメラでペットの様子を見守ることができる機能や、スピーカーを通じて飼い主の声を聞かせられる機能もついており、外出先でもペットとの交流を楽しむことができます。

【注意点】セキュリティリスクあり! 対策が必要

IoT家電はインターネットに接続するという性質上、セキュリティ対策が欠かせません。

対策が脆弱だとインターネットを通じてIoT家電が乗っ取られ、不正に利用される恐れがあり、最悪の場合、スマートスピーカーを通じた盗聴被害や見守りカメラを通じた盗撮被害などの被害に遭う可能性があります。

以下に挙げる5つの対策法を参考に、細心の注意をはらいながらIoT家電を利用するように心がけましょう。

信頼できる企業の製品を使用する

インターネットに接続できる機器の場合、セキュリティリスクが生じたときに即座にアップデートなどの対応が取られます。

しかし、サポート窓口や問い合わせ窓口がないような企業の場合、不具合が生じても適切に対処されないことがあります。

IoT家電を選ぶ際は、アフターサービスが整った信頼できる企業の製品を選ぶことが求められます。

パスワードの運用方法に注意する

セキュリティリスクを回避するために、パスワードの運用は慎重に行う必要があります。

まずは、「初期パスワードを変更せずに使う」や「パスワードの使い回しをする」などの基本的なNG行動を回避するだけでリスクは大幅に軽減できることを知っておきましょう。

これに加え、複雑なパスワードを作成したり、定期的にパスワードを変更したりすれば、パスワード漏洩のリスクは最小限に抑えられます。

自分や家族のプライバシーを守るためにも、以下のリストをチェックしながら正しいパスワード運用を心がけましょう。

パスワード運用時に注意すること

・機器購入時の初期パスワードのままにしない
・同じパスワードを使い回さない
・他の人とパスワードを共有しない
・生年月日など推測しやすいパスワードは避ける
・「password」や「123456」などの単純なパスワードは避ける
・できるだけ複雑なパスワードを作成する
・定期的にパスワードを変更する

OS・ファームウェアは常に最新にする

OSやファームウェアのアップデートにはセキュリティパッチが含まれていることが多く、更新を怠ると乗っ取りや不正利用の標的になりやすくなるため、常に最新版を使用する必要があります。

新しい機器を使用している場合、更新作業は自動で行われることも多く、あまり心配する必要はありません。一方、気をつけなければいけないのは発売から年数が経った古い機種。

サポート期間が切れていて、セキュリティアップデートすら行われないような機種は即刻使用を停止するようにしましょう。

詳しいセキュリティ情報は、総務省が所管する独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のホームページを閲覧することをおすすめします。

重要なセキュリティ情報」や「脆弱性対策情報」がメーカーの垣根を超えて掲載されているので、自分が使用する製品がないかを定期的に確認するとよいでしょう。

詳細:情報処理推進機構

セキュリティソフトを見直す

出典:トレンドマイクロ公式 ウイルスバスター for Home Network(縦置きスタンド付きモデル)

IoT対応機器が増えてきたことに伴い、インターネットセキュリティを手掛ける会社では、IoTやホームネットワークを対象にした製品を数多くリリースし始めました。

大手セキュリティ企業のトレンドマイクロでは、「ウィルスバスター for Home Network」という、ルーターに直接接続してホームネットワークを監視・保護する製品を販売しています。

これによりホームネットワークにどんな機器が接続しているかを監視することができ、仮に外部から不審な機器が接続された場合、通信をブロックすることが可能です。

使用済み機器の取り扱いに注意する

使わなくなったIoT家電をインターネットに接続したままで放置すると、気づかないうちに悪意のあるユーザーに乗っ取られるケースがあります。使用していない機器は必ず電源をコンセントから抜くようにしましょう。

また、使用済み機器を処分する場合にも注意が必要。機器内に保存されているパスワードや個人情報が漏洩する可能性があるため、情報を確実に消去するか、可能ならば物理的な破壊をしてから処分をするとよいでしょう。

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まとめ

・IoT家電とはインターネットに接続された家電製品のこと
・接続方法は「Wi-Fi接続タイプ」と「Bluetooth接続タイプ」の2種類
・テレビ、洗濯機、炊飯器など家電の多くにIoT対応製品あり
・IoT対応の照明はデビューにおすすめ。Wi-Fi対応機種なら防犯対策にも使える
・エアコンは遠隔操作のオンオフに加え、電気代のモニタリングなども可能
・IoT冷蔵庫はレシピ検索や食材残量チェックなど機能多数
・音声で解錠できるスマートロックも便利でおすすめ
・IoT対応自動給餌器にはペットの見守り機能がついているものもある
・セキュリティ対策は必須。IoTに特化したセキュリティソフトもある

2022年8月25日時点の調査内容です。

この記事を書いた人

OGAWA
OGAWA

編集プロダクションで編集・ライターとしてのキャリアをスタート。主にビジネス、旅行ジャンルなどの雑誌・書籍・ムック本を制作。独立後は、ウェブライティングの仕事も開始し、ガジェット系や各種生活情報などのジャンルも執筆しています。

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