夫婦向けおすすめ格安SIM会社・スマホ選びガイド！コツをつかんで乗り換えよう！

夫婦で格安SIM会社へ乗り換えるメリット・デメリット

まずは、格安SIM会社に乗り換えるメリット・デメリットを解説します。

格安SIM会社に乗り換えるべきか決めかねている方は、メリット・デメリットをひとつずつ把握していきましょう。

格安SIM会社に乗り換えるメリット

格安SIM会社に乗り換えるメリットは、以下の5つです。

メリットをひとつずつ見ていきましょう。

月額料金が安くなる

夫婦で格安SIM会社に乗り換える最大のメリットは、月額料金が安くなることです。

格安SIM会社の多くは2,000円程度で毎月20GB使えるプランを提供しており、大手通信キャリアと比べると月額料金が安く設定されています。

大手通信キャリアで現在支払っている料金にもよりますが、契約によっては5,000円程度毎月節約できる可能性もあります。

請求元をひとつにできる

夫婦で同じ格安SIM会社を契約する場合は、毎月の請求元をひとつにできるメリットがあります。

元々ドコモやauなど契約中の通信キャリアが異なる方たちであれば、請求元がひとつになるメリットを受けられるでしょう。

請求元をひとつにすることで、家計簿の管理がしやすくなったり契約期間の管理がしやすくなったりするメリットも受けられます。

家族間での通話料金が安くなることがある

格安SIM会社の中には、家族間での通話料金が安く設定されていることがあります。

ただし、すべての格安SIM会社で家族間の通話料金が安くなるわけではありません。

本記事で紹介するIIJmioなど特定の格安SIM会社でしか提供していないため、適当に格安SIM会社を決めないように注意しましょう。

データ容量をシェアできる

格安SIM会社によっては、データ容量をシェアできるプランを提供しています。

データ容量をシェアしつつ使えるため、無駄なデータ容量を契約する必要もなく、毎月の利用料金を安く抑えられるでしょう。

ただし、データ容量をシェアできるプランを契約する必要があるため、すべての格安SIM会社で選べるわけではありません。

スマホをセット購入できる

格安SIM会社でも大手通信キャリアと同じように、契約時にスマホ本体をセット購入することが可能です。

格安SIM会社に乗り換える際にスマホを買い替えたいと考えていた方も、セット購入できるため安心できるでしょう。

また格安SIM会社でセット購入できる端末は、大手通信キャリアと比べて本体価格が安い特徴もあります。

スペックは若干劣っているものの、ゲームアプリを使わない方であれば問題なく使えるため安心してください。

格安SIM会社に乗り換えるデメリット

格安SIM会社に乗り換えるデメリットは以下のとおりです。

格安SIM会社を検討している方は、必ずデメリットも確認しましょう。

大手通信キャリアと比べてサポートが少ない

格安SIM会社は、大手通信キャリアと比べてサポートが少ないデメリットがあります。

大手通信キャリアは、トラブルがあった際にすぐに店舗に行って対面サポートを受けられますが、格安SIM会社の場合は店舗がないことも多く、基本的に電話やメール、チャットでサポートを受けることになります。

UQモバイルやワイモバイルなど店舗が多い格安SIM会社を選べば問題ありませんが、他の格安SIM会社だと店舗でのサポートを受けるのは難しいと覚えておきましょう。

手続きが複雑な場合もある

格安SIM会社を同一名義で契約する場合は、手続きが複雑になってしまうことがあります。

特に夫婦同一名義で契約したり、シェアプランを契約したりする場合は手続きが複雑になりやすいです。

格安SIM会社に乗り換える前に名義変更が必要になったり、家族割引を適用する際に戸籍謄本や住民票が必要になったりすることもあります。

夫婦がそれぞれ別名義で契約する場合には複雑な手続きがありませんが、シェアプランを検討している方は注意しましょう。

利用できなくなるサービスがある

格安SIM会社に乗り換えると、キャリアメールやキャリア決済などの一部サービスが使えなくなることがあります。

キャリアメールは契約中の通信キャリアで有料オプションに加入することで、格安SIM会社に乗り換え後も引き続き利用可能です。

しかし、キャリアメールを使うだけで月額料金が発生することになり、余計な出費と感じる方もいるでしょう。

また、キャリア決済はUQモバイルやワイモバイルなど、キャリア決済に対応した格安SIM会社に乗り換えれば引き続き使えます。

ただし、多くの格安SIM会社はキャリア決済には対応していないため、キャリア決済を利用していた方は注意しましょう。

夫婦で契約する際におすすめの格安SIM会社5選

夫婦におすすめの格安SIM会社は、以下の5つです。

UQモバイル

UQモバイルは家族割引を提供しているうえに、店舗サポート・キャリア決済など大手通信キャリアに近いサービスがある格安SIM会社です。

auのサブブランドとなっており、他の格安SIM会社と比べて通信速度が速い傾向にあります。

料金プランは3つあり、使用するデータ容量にあわせて選べます。

データ容量をシェアする機能はありませんが、大手通信キャリア同等の通信速度やサービスが利用できる格安SIM会社に乗り換えたい方にUQモバイルはおすすめです。

ワイモバイル

ワイモバイルは、家族割引やシェアプランを提供している格安SIM会社です。

ソフトバンクのサブブランドでもあるため、ソフトバンクと同等の通信速度で利用することもできます。

2023年10月より新料金プランの「シンプル2」の提供が開始しました。従来の料金プラン「シンプル S/M/L」からデータ容量が増量されているうえに、シェアプランも提供されています。

また、ワイモバイルの家族割引は、2回線目以降の月額料金が1,100円(税込)割引されます。1回線目は割引されませんが、2回線目は高額な割引を受けられます。

ワイモバイルは、家族割引やシェアプランを利用したい方やソフトバンク回線をそのまま利用したい方にもおすすめです。

mineo

mineoは、家族割引や複数回線割引が適用される格安SIM会社です。

mineoでは、データ容量で選ぶ「マイピタ」と通信速度で選ぶ「マイそく」の2つのプランを提供しています。

また、家族割引・複数回線割引ともに、1回線につき月額55円(税込)と、割引額は少なくなっています。

しかし、1回線目から割引が可能だったり、そもそもの月額料金が安く設定されていたりする特徴があります。

UQモバイルやワイモバイルより月額料金が安く設定されているため、利用料金の出費をより抑えたい方におすすめです。

IIJmio

IIJmioは、最大10回線までデータシェアできる格安SIM会社です。

同一mioID内で契約する回線のデータ容量をシェアできる仕組みとなっており、月の末日以外はおのおのが必要なタイミングでデータシェアできます。

通話料金も30秒で11円(税込)と安くなっており、コスパが良い格安SIM会社だと言えるでしょう。

イオンモバイル

イオンモバイルはシェアプランが用意されている格安SIM会社です。

またデータ容量が細かく設定されており、1GB刻みで10GBまで、10GB以降は10GB刻みで契約できます。

料金プランの詳細は「料金プラン」から確認してみましょう。

イオンモバイルのシェアプランを契約する場合、1回線目は音声通話SIM、2回線目はデータ通信SIMが基本です。

2回線目も音声通話SIMを利用する場合は、追加で月額220円(税込)がかかる点に注意しましょう。

最適な選択は？夫婦におすすめの格安SIM会社を検証

夫婦におすすめの格安SIM会社を5社紹介しましたが、この中でもUQモバイルとワイモバイルは非常におすすめです。

UQモバイルとワイモバイルは、どちらも大手通信キャリアのサブブランドとなっており、大手通信キャリア同等の通信速度で利用可能です。

しかし、月額料金は大手通信キャリアよりも低価格に設定されており、価格と通信品質のバランスが非常に優れています。

キャリア決済などのサービスも利用可能のため、使い勝手を大手通信キャリアと同等にしたい方はUQモバイルやワイモバイルを選びましょう。

また、使い勝手より料金の安さを重視する方はmineoやIIJmio、データシェアを希望する方はIIJmioやイオンモバイルをおすすめします。

夫婦で格安SIM会社を利用する際の注意点

夫婦で格安SIM会社を利用する際は、以下の注意点を確認してください。

注意点をひとつずつ解説していきます。

家族間無料通話がない

格安SIM会社には、基本的に家族間無料通話がありません。

そのため、夫婦で電話をする際にはLINEなどの無料通話ができるアプリを利用したほうがお得になるでしょう。

また、友人との電話や仕事での電話が多い場合は、かけ放題オプションへの加入も検討してください。

乗り換えでシェアプランを契約する際は事前に名義の統一が必要

格安SIM会社に乗り換えてシェアプランを契約する際は、乗り換え前に名義の統一が必要です。

シェアプランの契約には同一名義が条件であることも多く、名義が違うとシェアプランを契約できないことがあります。

事前に名義変更をしておかないと、乗り換え時に時間がかかってしまうため、事前に準備しておきましょう。

クレジットカードが必要なことが多い

格安SIM会社を契約する際には、クレジットカードが必要になることが多いです。

ほとんどの格安SIM会社は口座振替などに対応しておらず、クレジットカードがないと契約できません。

そのため、クレジットカードを持っていない場合は格安SIM会社に申し込む前に作成しておきましょう。

新しいスマホと一緒に格安SIM会社を選ぼう！選び方のポイント

夫婦で使う格安SIM会社を選ぶ際には、以下のポイントを確認してください。

ポイントをひとつずつ解説していきます。

割引の有無を確認する

夫婦で格安SIM会社を契約する場合、家族割引や複数回線割引があるか確認しましょう。

格安SIM会社は2回線目以降が割引されたり、1回線目から割引されたりするサービスが用意されていることがあるからです。

また自宅で光回線やホームルーターを契約している場合、セット割引が受けられるかどうかも確認してみましょう。

自身のライフスタイルや状況によって受けられる割引が変わるため、一度確認することをおすすめします。

データシェアや繰越機能で選ぶ

夫婦で格安SIM会社を契約する場合は、データシェアやデータ繰越ができるか確認しておくこともおすすめです。

データシェアはお互いのデータ容量をシェアできるサービスのことで、データ容量がどうしても足らないときに利用できます。

データ繰越は使い切れなかったデータ容量を翌月に持ち越せるサービスとなっており、使い方によっては夫婦の支出を抑えることが可能です。

格安SIM会社ならではのサービスを活用することで、利用料金を抑えることが可能です。

使用回線で選ぶ

格安SIM会社に乗り換える前に、格安SIM会社が使用している回線を確認しておきましょう。

格安SIM会社はドコモ・au・ソフトバンクから回線網の一部を借りて提供しているサービスとなっており、いずれかの回線を使うことになります。

地域やエリアによってつながりやすさが異なるため、現在使っている通信キャリアの回線網の格安SIM会社を利用するのがおすすめです。

スマホを購入する場合は用途にあわせて決める

格安SIM会社に乗り換える際にスマホを買い替えたい場合は、スマホの使用用途に応じて購入する端末を決めましょう。

上記はあくまでも一例ですが、自身がスマホを使って何をするのか把握しておくことが大切です。

ゲームをしない方が高スペックなスマホを購入しても、スペックをいかしきれずにもったいない結果となってしまいます。

余計な出費を払わないためにも、自身のスマホの使い方を確認しておきましょう。

夫婦向けの格安SIM会社を契約する際によくある質問

夫婦向けに格安SIM会社を契約する際に、よくある質問を紹介します。

※2023年9月16日の調査内容です。