ソフトバンクの機種変更｜代理人で申し込みできる？オンライン契約のメリットとは？

契約者の代理人が機種変更を行う際の注意点

まずは、契約者の代理人が機種変更を行う際の注意点について解説していきます。

契約者本人が「委任状」を記入する必要がある

委任状は契約者本人が代理人に手続きを委任することを意味する書類なので、委任状は契約者本人が記入する必要があります。

仮に、委任状を書いた人が本人でないことが判明すると、契約回線の利用停止や契約解除にされてしまう可能性があるため、必ず契約者本人が記入・捺印するようにしましょう。

ソフトバンクの委任状はソフトバンク公式サイトからダウンロードが可能です。

委任状には有効期限が定められている

委任状には有効期限が定められており、ソフトバンクの委任状の有効期限は【作成日から3ヵ月以内】です。

委任状は作成日を記入する欄があるため、有効期限は記入した日付からとなります。

期限を過ぎてしまった委任状は当然のことながら使用できず、再び記入する必要があるため、有効期限には注意して手続きを行いましょう。

委任状以外に必要な書類がある

代理人が契約者本人に代わってソフトバンクショップで契約を行う際は、委任状のほかに必要な書類があります。

代理人による手続きで必要なものなどは、代理人による機種変更の必要書類で確認しましょう。

機種変更前にデータのバックアップを取っておく

委任状を用いた手続きとは直接関係ありませんが、機種変更を行う際は、必ず事前に元の端末のデータのバックアップを取っておきましょう。

特に注意しておきたいのが、以下のデータです。

・端末に保存しているアプリのデータ

Android端末からiPhoneへ、iPhoneからAndroid端末など、OS（基本ソフトウェア）が異なる端末に機種変更をする場合は、これまで使用していたアプリやサービスが継続して利用できるか確認しておくといいでしょう。

・電話番号やメールアドレスなどの連絡先

電話番号やメールアドレスなどの連絡先を端末のストレージ（本体）に保存されている場合は、端末の初期化と同時に消去されてしまいます。

普段からiCloudやクラウドを使用してバックアップを取っていれば問題ありませんが、行っていない方は「iPhoneはiCloudやiTunesを利用する」「Android端末はSDカードにデータを移す」「Googleドライブなどのクラウドストレージにバックアップをとっておく」など対応しておきましょう。

・スマホゲームなどの引継ぎデータ

スマホゲームなどの引継ぎデータも端末を初期化する前に引継ぎ設定をしておく必要があります。

引継ぎができていないと、今まで使用していたアカウントデータが無くなってしまう可能性があるので、忘れずに引継ぎを行いましょう。

・LINEのトーク履歴

LINEのトーク履歴も端末の切り替えと同時に消去されてしまいます。LINEアプリ内に「トーク履歴のバックアップ」を行う設定があるので、忘れずにバックアップを取っておきましょう。

・おサイフケータイなどのスマホ決済

おサイフケータイなどのスマホ決済も事前に引継ぎ設定を行わないと機種変更後に利用できなくなる場合があります。引継ぎ設定が必要かどうかや、引継ぎ方法についてはそれぞれのサービスにより異なるので、公式サイトで確認しておきましょう。

代理人による機種変更の必要書類

ソフトバンクの機種変更に必要な書類は、「ソフトバンクショップ」と「オンラインショップ」の手続きで必要書類が異なります。

「ソフトバンクショップ」の手続きはスタッフの方へ委任状などの必要書類を提出し、対面による手続きになります。

「オンラインショップ」は、原則、契約者本人の手続きが必要です。ただし、契約者の方が一人で操作が不安な場合など、契約者の方が一緒にいれば画面を見ながら代理人の方が手続きをサポートすることも可能です。

ソフトバンクショップで手続きを行う場合

ソフトバンクショップで代理人が機種変更を行う際は、委任状のほかに契約者と代理人の方が家族である証明をする「家族確認書類」が必要です。

オンラインショップで手続きを行う場合

オンラインショップで手続きをする場合、原則、契約者本人が手続きする必要があるので委任状が必要ありません。

手続きの際は「SoftBank IDとパスワード」または「携帯電話番号+暗証番号」が必要です。

オンラインショップによる機種変更は初期費用をおさえることができるので、次の「オンラインショップで機種変更をするメリット」を参考に、オンラインショップでの機種変更を検討してみましょう。

オンラインショップで機種変更をするメリット

オンラインショップでの手続きは、たくさんのメリットが存在します。メリットを活用し、手軽に機種変更の手続きを行いましょう。

契約事務手数料が無料

ソフトバンクショップで機種変更をする場合、契約事務手数料が3,850円(税込)かかり、毎月の利用料金に合算して請求されます。

しかし、オンラインショップでの機種変更は「自宅受け取り」を選択した場合、契約事務手数料が無料です。

店頭であればスタッフの方のサポートを受けられるので安心ですが、機種変更には端末代金もかかるため、できるだけ費用をおさえたいとお考えの方はオンラインショップの無料特典を使うことをおすすめします。

送料が無料

配送にかかる費用は、スマホなどの端末購入時は配送料が無料です。

オンラインショップなので、当然、充電器などのアクセサリー類も同時に購入することができますが、アクセサリー類（SoftBank SELECTION）のみを購入する場合は、購入金額が5,500円(税込)以上で日本全国、送料無料となっています。

24時間365日、申し込みが可能

オンラインショップに接続できるスマホやパソコンがあれば、いつでもどこでも機種変更の手続きをすることができます。

手続きは24時間365日、申し込みが可能なため、ソフトバンクショップへの来店予約を行うことや、直接店舗へ行った際の待ち時間が発生することもありません。忙しくてなかなか店舗に行けない方にも最適です。

端末の受け取り方法が選べる

オンラインショップで購入する端末の配送先は「契約住所」ですが、機種変更に限り、希望の指定住所への配送が可能となっています。

正午までの申し込みで、最短翌日に受け取ることができます。

店舗受け取りサービス

「店舗受け取りサービス」は、オンラインショップで注文した端末を、指定したソフトバンクショップで受け取ることができるサービスです。

店舗へ納品した際はメールか電話で入荷連絡があるので、訪問できる日時を決め、店舗で契約手続きと端末の受け取りを行います。

注意しなければならない点は、店舗受け取りサービスを選択した場合、機種変更の契約事務手数料が無料にならず、3,850円(税込)かかることです。

端末の受け取りだけでなく、契約手続きを店舗で行うことになるため、様々なオプションサービスの説明を受けることを考えると、オンラインショップで手続きするよりも時間を要することを把握しておきましょう。

わからないことはチャットサポートへ

オンラインショップの手続きに不安がある場合は、スマホやパソコンから「チャットサポート」（受付時間：24時間）を利用するとオペレーターがチャットで回答をしてくれます。

返信も早く、わかりやすく説明してくれるため、不安や疑問を解消してくれるでしょう。手続きをしなくても利用することが可能なので、是非活用してみましょう。

契約している料金プランやオプションサービスなどの契約内容の確認はできないので、チャットサポートへ問い合わせる前に「My SoftBank」「LINE（LINEでかんたん確認）」で契約内容を確認してからチャットサポートに問い合わせをする方がスムーズに解決することができます。

店舗より在庫が豊富なことがある

ソフトバンクショップで端末を購入する際、店舗によっては希望している端末の在庫がないことがあります。

しかし、オンラインショップであれば、希望の端末の在庫状況が常に更新されているため、購入する前に確認することができます。

端末の色、容量ごとに「在庫あり」「在庫なし」「予約商品」がわかるので確認してみましょう。

頭金がかからない

ソフトバンクショップはほぼ販売代理店による運営のため、店舗によっては数千円～数万円で設定されている「頭金」がかかる場合があります。

しかし、オンラインショップはソフトバンクの直営店にあたるので、頭金が発生することはありません。少しでも初期費用をおさえたい場合はオンラインショップがおすすめです。

不要なオプションに加入しなくてもいい

ソフトバンクショップで機種変更を行う場合、スタッフの方から詳しい説明を受けながら手続きを進めることになるため、不要なオプションサービスまでも説明を受けながら加入を勧められることがあります。きっぱりと断れない方は加入してしまうケースも少なくありません。

その点、オンラインショップであれば、不要なオプションサービスに加入しなくてもいいので、長時間の説明を受けることがなく、無駄な料金が発生しないということになります。

オンラインショップで機種変更をするデメリット

オンラインショップで機種変更をする場合、少なからずデメリットも存在します。事前に確認し、オンラインショップでの購入に向いているかを確認しましょう。

スマホを実機で確認できない

一番のデメリットは、希望の端末を実機で確認することができない点です。スマホは本体のサイズやカラー・質感が異なるため、購入前に様々なスマホを触ってから購入したい方が多いと思います。

時間に余裕があれば、近くのソフトバンクショップや家電量販店で実機を確認し、自分好みのスマホを決めてからオンラインショップで購入することをおすすめします。

すぐに端末を受け取れない

ソフトバンクショップで手続きした際は、手続きしたその日に端末を受け取って持ち帰ることが可能ですが、オンラインショップの場合は最短でも翌日の受け取りとなるため、すぐに利用したい場合はソフトバンクショップでの購入をおすすめします。

未成年・法人名義の申し込みはできない

契約者名義が未成年（18歳未満）・法人契約の方はオンラインショップで手続きができません。

直接、ソフトバンクショップで手続きを行うか、「店舗受け取りサービス」を選択し、必要書類を持参の上でソフトバンクショップで手続きを行う方法があります。

そのほか、未成年の方は親名義に名義変更をしてからオンラインショップで手続きをする方法があります。名義変更はオンラインで手続きができず、ソフトバンクショップで手続きする必要があるため、先々オンラインショップでの手続きを希望する場合は、名義変更も検討しましょう。

申し込みの手続きや初期設定ができるか不安

オンラインショップで購入する場合は、スタッフの方のサポートを受けられないため、申し込みの手続きや初期設定に不安を感じる方はソフトバンクショップでの機種変更をおすすめします。

しかし、「わからないことはチャットサポートへ」で解説した通り、「チャットサポート」（受付時間：24時間）や有料サービス「店頭スマホサポート」の利用で解決できることがあるかもしれないので、オンラインショップとソフトバンクショップでの機種変更、どちらが向いているか検討してみましょう。

機種変更で利用できるキャンペーン

ここでは、機種変更で利用できるキャンペーンをご紹介します。利用できるものがあれば、さらにおトクに買い替えができるので確認してみましょう。

新トクするサポート

対象機種を48回分割払いで契約すると、最大24回分の端末代金の支払いが不要になるプログラムを実施しています。

時期が来たら端末を返却するだけ。2年ごとに機種変更を行いたい方は端末代金を安くすることができるのでおすすめです。

端末を返却する際は査定基準があります。詳しくはソフトバンク公式サイト「新トクするサポート」をご確認ください。

下取りプログラム

下取りプログラムは、これまで使用していた端末を下取りしてもらえるサービスです。

特典は2つから選ぶことができます。
1つ目は、下取りに出した端末に応じて設定されているPayPayポイントを受け取ることができます。
2つ目は、これから購入する端末代金の割引に充てることができます。

下取り金額は毎月変動するため、利用している端末が対象か、金額はどのくらいかなど、ソフトバンク公式サイト「下取りプログラム」で確認してみましょう。

機種変更の流れ

続いて、契約者の代理人の方が機種変更の手続きを行う方法について解説します。

ソフトバンクショップで手続きを行う場合

1. 必要書類・委任状を用意する

「代理人による機種変更の必要書類」の「ソフトバンクショップで手続きを行う場合」で解説した通り、記載のある必要書類と委任状を用意します。

電話帳や写真、LINEやゲームアプリなど、データのバックアップを取っておくことも忘れずに済ませておきましょう。

2. ソフトバンク「かんたん来店予約」で訪問日時を予約する

現在は来店予約をしている方を優先的に案内しています。待ち時間を短くするためにも、専用ページ「かんたん来店予約」から予約を済ませておきましょう。

3. 訪問時に必要書類を提出し、購入する端末・補償サービスを選択する（端末によっては料金プランの変更も行う）

ソフトバンクの端末一覧はソフトバンク公式サイト「スマートフォン・携帯電話」からご確認ください。

4. スタッフの方が契約内容を登録し、機種変更の手続きが完了する

スタッフの方の機種変更の登録手続きが完了し、契約内容の確認が終われば端末を受け取り、機種変更が完了です。

オンラインショップで手続きを行う場合

1. 「ソフトバンクオンラインショップ」にアクセスし、端末を選択する

「オススメ商品」や、その下にある「もっとみる」から機種変更をする端末を選び「予約・購入する」を押します。

2. 端末の受け取り方法を選択する

端末の受け取り方法は「自宅などで受け取る」「ソフトバンクショップで受け取る」から選択できます。

「端末の受け取り方法が選べる」で解説した通り、機種変更に限り、端末の受け取りは希望の指定住所への配送が可能です。「店舗受け取りサービス」を選択した場合は、機種変更の契約事務手数料が3,850円(税込)かかります。

3. My SoftBankへログインし、手続きをする

手続きは「機種変更」を選択し、「SoftBank IDとパスワード」でMy SoftBankへログインします。画面に沿って料金プランやキャンペーンなどの必要情報を入力し、「同意事項」「通信の秘密等に関する同意事項」「申し込み内容」を確認して手続きを進めます。

登録が完了した後は「お申し込み受付のご連絡」のメールが届きます。

4. 数日後に商品が到着、初期設定・データ移行を行う

機種により届く日数が異なりますが、年末年始や道路事情の影響などがない場合、最短翌日に届きます。審査完了後は商品発送の手続き開始時と出荷完了時にメールが届くので確認しましょう。

端末到着後、新しい端末への切り替えを行って利用開始となります。

オンラインショップの手続き後の初期設定

初期設定や利用開始までの手続き方法は、購入する端末や契約方法によって異なります。

本記事では「SIMカードが同梱されている場合」を想定して解説します。

端末到着後に開封し、申し込んだ端末を確認します。

端末の切り替え前にデータのバックアップをしておきましょう。ソフトバンクのデータのバックアップはソフトバンク公式サイト「データの移行・バックアップ（保存）」を参考にご確認ください。

1. 電源を切って、SIMカードを取り付ける

端末の電源を切った状態で作業を行います。

SIMカード（USIMカード）は、電話番号などの契約者情報が入ったICカードで、SIMトレイを引き出して、対応機種に挿入して使用します。

ソフトバンクのSIMカードは、端末にあわせて「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類が一体型になっているマルチサイズSIMとなっています。利用する端末のサイズに切り離して使用します。

SIMカードの取り外し方はソフトバンク公式サイト「USIMカードご使用上の注意事項を確認する」、SIMカードの挿入方法は端末により異なるため、わからない場合はソフトバンク公式サイト「オンラインマニュアル（取扱説明書）」を確認してから行いましょう。

2. 専用WEBサイトから回線の切り替えをする

切り替えの手続きは、商品が発送されてから10日以内に行う必要があります。

期間内に利用手続きをしない場合は、ソフトバンク側で自動的に切り替えの手続きがされるため、受け取ったらできるだけ早めに切り替えの手続きを行いましょう。

切り替え方法は「WEBサイト」「電話」の2種類あります。

WEBサイトでの切り替えは、機種変更の場合は午前9時～午後10時30分の間で手続きができます。（他社からの乗り換えにより切り替え（MNP）は午前9時～午後8時30分の間）

WEBサイトの切り替えは、ソフトバンク公式の専用WEBサイト「お客さまページのご案内」にアクセスします。

「申し込み受付番号（「出荷完了のご連絡メール」に記載）」「携帯電話番号」「暗証番号」「契約者名」が必要で、「出荷完了のご連絡メール」に記載されている「＜WEBでお切替の場合＞のURL」からアクセスして切り替えることも可能です。

確認画面の「切り替えを行う」のボタンを押すと、新しいSIMカードへ回線が切り替わります。

電話での切り替えは、WEBサイトと同様、午前9時～午後10時30分の間で手続きができます。「携帯電話番号」と「暗証番号（新規契約時に設定している4桁の数字）」で自動音声の案内で手続きを進めます。

3. （iPhoneの場合）アクティベーションを行う

Androidスマホの場合、上記までの手順で開通作業は完了ですが、iPhoneの場合はさらにアクティベーションという設定を行う必要があります。アクティベーションはWi-Fi環境下で行いましょう。

はじめてiPhoneを起動すると言語設定や地域の設定画面を経て、Wi-Fiネットワークの選択画面が表示されます。ここでWi-Fiに接続すると「アクティベーション完了までしばらくお待ち下さい」という画面が表示され、しばらくするとアクティベーションが完了します。

iPhoneサポート（初期設定）は、Apple公式サイト「iPhoneやiPadを初期設定する」を参考に設定しましょう。ホーム画面が表示されたら、電源を切り、再度電源を入れてアクティベーションが完了です。

2022年3月24日時点の調査内容です。