ソフトバンクの名義変更の方法と必要書類│家族以外にも変更は可能？

ソフトバンクの名義変更は4種類！サービス概要を確認

名義変更について知る前に、まずは契約者名義の確認方法を知っておきましょう。契約者名義は「My SoftBankアプリ」から、下記の方法で簡単に確認することができます。

確認はWeb版の「My SoftBank」からも行うことができます。

その場合、上記リンクからアクセスしてログインをするとすぐに下図の画面が表示されるので、ここから契約者氏名を確認しましょう。なお、ソフトバンク回線を利用中のスマホからWi-Fiをオフにしてアクセスすれば、自動ログインが可能です。

次に、ソフトバンクで行える4つの名義変更の概要を解説します。

契約名義の変更（譲渡）

ソフトバンクの「譲渡」では、家族または家族以外の他人に契約名義を変更することが可能です。譲渡手続きはすべてソフトバンクショップでの受付になります。

また、法人から個人への名義変更もソフトバンクショップにて手続きが可能ですが、その場合は手続き方法等が異なります。詳しくは下記ページを参照してください。

詳細：ソフトバンク 「名義変更（譲渡）」の手続き方法を教えてください。（個人・法人）

結婚・離婚などに伴う名前の変更（改姓・改名）

結婚や離婚などで名前が変わった際は、「改姓・改名」の手続きが可能です。

「改姓・改名」の手続きもソフトバンクショップで行います。

また、姓や名を変えるだけでなく、口座やクレジットカードの名義変更が必要な場合も同時に手続きできます。改姓・改名の事実を証明できる本人確認書類などが必要になるため、事前に準備することが大切です。

契約者の死亡に伴う回線の引き継ぎ（承継）

「承継」は契約者が亡くなった際に家族が契約を引き継ぐことを指します。

故人となった家族のスマホが引き続き使えるため、契約を残しておきたいと考える方は手続きすることをおすすめします。

支払い名義の変更（請求先名義変更）

支払い名義（請求先名義）の変更も、ソフトバンクショップで手続きが可能です。

なお、支払い名義の変更を伴わない支払い方法変更はWebで変更可能です。やり方は下記ページを参照してください。

出典：ソフトバンク 支払方法を変更したいです。インターネットから変更はできますか？

手続きはソフトバンクショップで！必要書類・契約事務手数料をチェック

ここまで解説してきたとおり名義変更はいずれもソフトバンクショップでの受付となり、オンラインでは手続きできないため注意しましょう。

本項ではそれぞれの名義変更の必要書類と契約事務手数料、注意点などについて細かく解説していきます。

なお、手続き内容によって必要な書類は異なりますが、すべてに共通して必要なのは本人確認書類です。まずは、「運転免許証」や「マイナンバーカード」など氏名・生年月日・現住所が記載されている有効期限内の書類を準備しましょう。

本人確認書類は規定が細かく定められているので、詳しくは下記公式ページを参照してください。

詳細：ソフトバンク 本人確認書類

「譲渡」の必要書類・契約事務手数料

「譲渡」の場合、必要書類・契約事務手数料は譲渡先が家族か他人かによって異なります。双方のケースを解説していきます。

家族へ名義変更するケース

家族へ名義変更する場合は以下の書類が必要です。

新しい契約者が口座振替を利用する場合、通帳またはキャッシュカードに加えて、金融機関届出印が必要になります。ただし金融機関が「Pay-easy（ペイジー）」に対応している場合、届出印は不要です。

「Pay-easy（ペイジー）」 対応の金融機関は下記ページで調べることができます。

詳細：ソフトバンク 口座振替で支払う（ソフトバンクショップでのお手続き）

なお、家族間で名義変更する際は家族確認書類のいずれかを用意する必要があります。

家族以外へ名義変更するケース

一方、家族以外へ名義変更する場合は下表の書類が必要です。変更の際は契約事務手数料が3,850円(税込)かかることに注意しましょう。なお、こちらは新しく契約者になった方に請求が行われます。

名義変更手続き当月の利用料金は、手続きが完了した日を境に新旧契約者それぞれに対して日割り請求される仕組みですが、手続き当月に解約した場合は、プランやオプションなどの料金がそれぞれの方に満額請求となる可能性があるため注意しましょう。

また、名義変更前の最後の請求については紙の請求書が送付されるので、保管しておくことをおすすめします。

「改姓・改名」の必要書類・契約事務手数料

「改姓・改名」の際に必要な書類は、下表のとおりです。こちらも契約事務手数料は無料となっています。

「改姓・改名」の際に注意したいのは、本人確認書類です。改姓・改名の事実が本人確認書類に反映済みであれば、上記の書類のみで問題ありません。

しかし、変更手続きができていないなど、本人確認書類上で改姓・改名の事実が確認できない場合は、以下の書類のいずれかを用意する必要があります。

「承継」の必要書類・契約事務手数料

契約者が死亡した際に家族が契約を引き継ぐ「承継」に必要な書類は以下の通りです。

こちらも契約事務手数料は無料となっています。

「承継」の手続き時に用意する書類で注意したいのが「契約者の死亡が確認できる書類」です。

「医師の死亡診断書」や「除籍がわかる戸籍謄本または住民票」などを用意するのが一般的ですが、「斎場発行の埋葬許可証」や「通夜告別式のお知らせ」に加えて、「死亡記事が掲載された新聞広告の切り抜き」なども該当します。

また、原本だけでなくコピーも受け付けているので、手間なく用意できる範囲のものを準備しましょう。

「請求先名義変更」の必要書類・契約事務手数料

「請求先名義変更」に必要な書類は、変更する人物によって異なります。

まず、支払い名義を「家族から契約者本人」に変更したい場合は、本人確認書類と支払い先の情報（キャッシュカードやクレジットカードなど）だけで手続き可能です。

一方、支払い名義を「契約者本人から家族」に変更する場合は、上記に追加して家族確認書類と支払名義人同意書が必要になります。

支払名義人同意書は下記ページから印刷をするか、Webで同意書を作成することも可能です。

詳細：ソフトバンク 同意書・委任状

なお、Webの同意書「どこでも同意書」の作成方法は下記のとおりです。

1. 店舗を選択する（同意書は選択した店舗でのみ有効）
2. 同意内容を入力する
3. 入力内容を確認する

4. 完了
下図のように認証ID（4桁の数字）が表示されます。名義変更手続き時にこの番号を確認されるので控えておきましょう。

ソフトバンクの名義変更に関するよくある質問

2023年11月10日時点の調査内容です。