NUROモバイルは海外で使える？国際ローミングで通話可能だが、SMSやデータ通信は利用不可！

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NUROモバイルのサービスは海外でも使える？

NUROモバイルは海外でも通話のみ利用可能です。ただし、海外で利用するには以下の条件があります。

「音声通話付きSIM」のプランでも、au回線やソフトバンク回線は海外で利用できません。NUROモバイルのまま海外でも通話するには、ドコモ回線の「音声通話付きSIM」で国際ローミングサービスへ申し込みましょう。

そしてもっとも注意しなければならないのは、データ通信やSMSに対応していない点。

海外でインターネット閲覧をする際は、別途、海外用のモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）か海外通信キャリアのSIMカードを契約しましょう。

NUROモバイルの海外通話料を一覧で紹介！

海外でNUROモバイルを利用して通話する場合、滞在国により15のグループに分かれており、それぞれ通話料金が異なります。下表は、その一部を抜粋したものです。

日本国内の携帯電話通話料は30秒ごとに加算される仕組みですが、国際ローミングの場合は1分ごとに下表の料金がかかることに注意が必要です。

なお、下記以外の国でかかる通話料はNUROモバイル公式サイトを参照してください。

詳細：NUROモバイル公式 kiyaku.pdf

NUROモバイルのサービスを海外で使う方法・手順

ここからは、NUROモバイルのサービスを海外で使う方法・手順を紹介します。以下の5つの項目に分けて、詳しく確認していきましょう。

なお、本記事で紹介する手順は一例です。機種やOSのバージョンによって表示される画面が異なる可能性があります。

渡航前：利用中の機種が国際ローミングに対応しているか確認する

利用中のスマホやタブレットが国際ローミングに対応しているか、以下の手順で確認しましょう。iPhone・Androidのどちらでも操作方法は同じです。

渡航前：国際ローミングサービスに申し込む

国際ローミングサービスに申し込む手順は以下のとおり。iPhoneでもAndroidでも手順は同じです。なお、国際ローミングサービスは申し込み後、すぐに適用されます。

渡航前：搭乗前に機内モードをオンにする

飛行機に乗っている最中は、端末を「機内モード」に設定しておく必要があります。飛行機に搭乗する前に機内モードをオンにしましょう。

iPhoneとAndroid、それぞれの設定手順を紹介します。

iPhoneを使用する場合

Androidを使用する場合

渡航後：機内モードをオフにする

渡航後、通話したいときは機内モードをオフにしましょう。以降ではiPhoneとAndroid、それぞれの手順を紹介します。

iPhoneを使用する場合

Androidを使用する場合

渡航後：海外から電話をかけるときには「国番号」をつける

海外から電話をかけるときには、先頭の0を抜いた相手の電話番号の前に「+」と「国番号」をつけた上で発信する必要があります。国番号は相手の所在地や使用している端末によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

iPhoneでもAndroidでも手順は同じです。

国番号はNTTドコモの公式サイトで調べられます。

詳細：ドコモ公式 海外からかける・送る（電話・SMS）

ダイヤルするときに携帯番号や市外局番が0から始まる場合は、最初の「0」を除いてダイヤルしてください。例えば、アメリカから日本の03-1234-5678へかける場合は「＋81-3-1234-5678」をダイヤルします。

ただし、一部の国や地域によって、発信する番号の入力方法に例外があるので覚えておきましょう。

NUROモバイルユーザーが海外でデータ通信を使うにはどうすればいい？

ここまでの項目では、NUROモバイルの国際サービスについて確認してきました。通話料や発信方法を理解しておけば、比較的かんたんに海外から電話をかけられることがわかったのではないでしょうか。

しかし「海外でもインターネットを使いたい！」と考えている方は多いはず。メッセージやマップ、ホテルの予約などのアプリを使うには、インターネット回線（データ通信機能）が必要です。

この項目では、NUROモバイルユーザーが海外でデータ通信を利用する方法を紹介します。

海外用のモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）をレンタルする

海外用のモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）をレンタルすると、海外でもデータ通信が利用可能です。

スマホとは別に機器を持ち運ぶ必要があることはデメリットと言えますが、一台で複数の端末に接続できるので、スマホやタブレットなどを併用したい方には最適です。また、グループでシェアすることもできるので、利用料金を安くすることも可能です。

モバイル通信端末を提供する会社は多くありますが、NUROモバイルユーザーにおすすめなのは「グローバルWiFi」です。

最安値の国なら1日300円(不課税)からレンタルでき、NUROモバイルユーザーなら通常価格の15%引きで利用可能。さらに、通常なら550円(税込)かかる受取手数料も無料になります。

特典を受けるためには、専用のページから申し込みを行いましょう。

海外用のSIMカードを契約する

現地通信キャリアのSIMカードを使えば、海外でもデータ通信できます。

海外の空港には現地通信キャリアのカウンターが設置されており、SIMの差し替えや初期設定をスタッフが行ってくれます。

購入時に英語などでコミュニケーションを取る必要はありますが、国際ローミングサービスと比べて安価に利用できることがメリットと言えます。

ただし、海外用のSIMカードを契約するときには、以下の点に注意しましょう。

前提としてSIMフリーの機種でなければ、海外用SIMカードは利用できません。

SIMフリーとは、特定の通信キャリアでしか使えないようにロックがかかっていない状態のこと。ロックがかかっていると、海外用のSIMカードを入れてもデータ通信はできません。渡航前に利用する端末をSIMフリーの状態にしておきましょう。

また、前述のとおり、SIMカードの差し替えや初期設定は現地スタッフが行ってくれることがほとんどですが、まれに自動販売機などで旅行者向けSIMカードが販売されているケースがあります。その場合は、自分で初期設定をする必要があることにも注意しておきましょう。

Wi-Fiを利用する

海外の空港やホテル、カフェなどにあるフリーWi-Fiを利用するのも一つの手段です。

ただし、使う場所が限定されることやセキュリティ面に不安があるなどのデメリットがあるため、あくまでも補助的に利用することをおすすめします。

NUROモバイルは日本から海外への国際通話に対応している！

NUROモバイルでは申し込み手続きをすれば、日本から海外への国際通話やSMSが利用可能です。

月額料金はかかりませんが、国際通話料やSMSの利用量に応じて料金がかかります。例えば、日本からアメリカ本土へ国際通話・SMSを利用した場合の料金は以下のとおりです。

国際通話・SMSの料金は、契約している通信回線と発信先の国によって異なるので覚えておきましょう。

また、ドコモ回線のみ上限20,000円(不課税)の利用制限が設けられていますが、ほかの回線は上限がありません。

海外にいる友人との電話がつい長くなってしまったときは、高額な請求金額に驚くことも。国際電話・SMSをするときは利用金額に注意しましょう。

国際電話・SMSのサービスは以下の手順で申し込みできますが、ソフトバンク回線は申し込み不要で国際電話・SMSのサービスが利用可能です。

2024年4月15日時点の調査内容です。