格安SIM会社や格安プランで使える子ども向けフィルタリングサービスのおすすめは？

子どもにスマホを持たせても大丈夫？メリットとデメリット

そもそも子どもにスマホを持たせて大丈夫なのか、心配な方も少なくないでしょう。

子どもにスマホを持たせる場合、メリットもあれば、当然デメリットもあります。

まずはそれぞれチェックして、自分の子どもにスマホを持たせても大丈夫かどうか考えてみてください。

子どもにスマホを持たせるメリット

子どもにスマホを持たせておけば、非常時の連絡や安否確認をスムーズに行えます。

フィルタリング機能を設定したスマホを持たせていれば、子どもがどこにいるかを位置情報で把握でき、行動履歴の確認も可能です。

帰りが遅いとき、地震など災害があったときも、子どもにスマホを持たせていればすぐに状況を確認でき、電話やLINEなどで会話ができるので心配を大幅に軽減できます。

また、早くからネットを使うことで、ネットを正しく・便利に使う知識をしっかり身につけられることも見逃せません。

現代では社会においてインターネットが使えることは必須となっており、早くからネットに慣れていれば情報収集やトラブルの回避・解決などをしっかり素早く行えるようになります。

保護者が時折注意などをしながらスマホでネットを使っていくことで、安全・便利にネットを使えるようになります。

子どもにスマホを持たせる場合のデメリット

子どもにスマホを持たせるデメリットは、間違った使い方をしてトラブルに巻き込まれるなどの問題が生じることです。

悪質なネットユーザーと交流して詐欺や犯罪などに巻き込まれるリスクもあるため、子どもにスマホを持たせる場合はフィルタリングサービスなどを駆使してできるだけ危険な情報をブロックしましょう。

あわせて保護者が定期的に使い方のチェックや指導などをすることで、問題が起こらないように安全にスマホを使わせることができます。

大手通信キャリアで提供されているフィルタリングサービスとは？特徴を解説

スマホでフィルタリングサービスを申し込むと、具体的にどんなことができるのかを解説します。

フィルタリングサービスでできることは、主に以下の4つです。

もちろん有害サイトやアプリをブロックできるのが、フィルタリングサービスの主なメリットです。

インターネット上には子どもの目に触れさせたくないコンテンツも色々ありますが、フィルタリングサービスを設定すれば有害なサイトやアプリを見せずに済みます。

契約先（通信キャリア）によっては、年齢に応じて閲覧を許可するコンテンツを調整することなどもできるので、活用してみましょう。

また、利用したサイトや検索ワードなどを確認できるフィルタリングサービスもあるので、しっかり厳しくスマホの利用状況をチェックしたい場合はこちらも利用しましょう。

さらに、フィルタリングサービスを利用すれば、子どものスマホ利用を制限できます。

子どもにスマホを持たせた結果、使いすぎて勉学などが疎かになってしまうと心配ではないでしょうか。フィルタリングサービスで利用できる時間帯などを制限することで、スマホの使いすぎを防げます。

また、現在の子どもの位置情報や行動履歴といった情報もチェック可能です。

今どこにいるのかを確認したい、子どもの普段の行動状況を把握しておきたいといった場合は、必要に応じて使ってみましょう。

子どもがスマホを使う場合、フィルタリングサービスにはデメリットもある？

子どもにスマホを持たせるにあたってフィルタリングサービスを設定したい場合、デメリットは基本的にはないと考えて良いでしょう。

子ども視点では、見たいサイトがフィルタリング対象になっていて見られない、友達と同じサイト・アプリが使えないなどの問題が起こることはありますが、保護者からすればトラブルなどに発展するリスクを軽減できるのでむしろメリットです。

強いて言えば、家族・子どもとはいえプライバシーは守られるべきであるため、過度に干渉しすぎるのは親子関係に良くないかもしれません。

そのほか、契約する通信会社によってはフィルタリングサービスで欲しい機能を使えない場合もあり、スマホの契約先の選択肢が限られてくる場合があるのは難点です。

また、契約先によっては、フィルタリングサービスが有料のサービスになっていることもあるのであわせてご注意ください。

フィルタリングサービスは格安SIM会社や格安プランでも使える？

フィルタリングサービスは、格安SIM会社や大手通信キャリアの格安プランでも広く提供されています。

ただし、契約先ごとに有料だったり無料だったりと料金がバラバラ、またフィルタリング機能でできることの内容も違っている場合があるのでご注意ください。

フィルタリングサービスの利用におすすめの格安SIM会社や格安プランは？

フィルタリングサービスを使いたい場合に、おすすめの格安SIM会社や大手通信キャリアの格安プランを紹介します。

トーンモバイルはTONEファミリーの充実したフィルタリング機能に対応

トーンモバイルは、ドコモ回線の格安SIM会社で、料金プランは1つのみとなっています。

トーンモバイルでは、「TONEファミリー」という月額308円(税込)で利用できる子ども向けの見守り機能があり、以下4つのサービスが利用可能です。

また、変わった機能として、悪質な人物に脅されるなどして不適切な自撮り写真を撮影してしまうのを阻止する「自画撮り被害防止」機能などもあります。

年齢ごとに見守り機能の設定変更なども行えるので、安心して長期間子どもにスマホを持たせることができる充実したサービスを求める方は、トーンモバイルを検討してみてください。

LINEMOは無料でフィルタリング機能を利用可能

LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用プランであり、シンプルでわかりやすい料金プランが特徴です。

LINEMOは通信速度が速く、常時快適な通信が可能ですが、LINEMOのスマホプランだと速度制限中も最大1Mbpsという通信速度で利用できます。

また、3GBのミニプランであってもLINEが使い放題の「LINEギガフリー」があるため、通信制限によりLINEでの連絡が取りづらくなることがなく、家族や友達とのコミュニケーションも快適です。

LINEMOでは、フィルタリングサービスが無料で提供されており、機種によって利用できるフィルタリングサービスが異なるので注意してください。

iPhoneの場合は「あんしんフィルタ―」、Androidスマホの場合は「ファミリーリンク」を利用できます。

あんしんフィルターでは、サイトの利用制限や、スマホの利用時間管理・利用情報確認を行えるので活用してみましょう。

ファミリーリンクでは、ウェブサイトのアクセス可否管理やアプリのダウンロードの承認・非承認の管理ができたり、スマホの利用時間制限を設定できたりします。

また位置情報のチェックもできるので、子どもの外出時なども安心です。

UQモバイルは利用するプランによって異なるフィルタリングサービスが利用可能

UQモバイルは、auのサブブランドとして展開されており、安定した通信回線が特徴です。

UQモバイルは、契約している料金プランによって利用できるフィルタリングサービスが異なります。

以前提供されていた4G LTE対応の料金プランの場合は、「あんしんフィルター for UQ mobile」または「セキュリティサービス（ウイルスバスター モバイル for UQ mobile）」を利用できます。

一方、現在提供中の5Gに対応している料金プランでは、auでも提供している「あんしんフィルター for au」、「未成年WEBフィルター」が無料で利用可能です。

「セキュリティサービス（ウイルスバスター モバイル for UQ mobile）」のみ有料となっており、月額319円(税込)発生しますが、それ以外は無料で利用できます。

どのサービスも共通して有害サイトの利用・制限を行いますが、サービスによって対応できる範囲は異なっているため、利用しているプランを確認し、子どもにあうフィルタリング設定を行いましょう。

2023年9月6日時点の調査内容です。