ドコモのファミリー割引がお得！特典内容や申し込み方法を細かく解説

ドコモ｜ファミリー割引とは？特徴・メリット

ファミリー割引は、家族でドコモを利用すると家族間の国内通話料金が無料になるサービスです。

同居家族だけでなく離れて暮らす家族も対象で、最大で20回線までファミリー割引のグループを組むことができます。

割引内容

ファミリー割引の割引内容は、契約中のプランによって異なります。

5Gや、Xi（4G）のプランを契約している場合は、家族間の国内通話料が24時間いつでも無料になります。

一方、2世代前の通信規格であるFOMA（3G）のプランを契約している方の場合、月額基本料金が25%割引、グループ内の国内通話料／テレビ電話通信料が30%割引、iモードメールが無料となります。さらに、あらかじめ指定した一般電話番号（1件）への通話料が10%割引となります。

ただし、FOMAプランはすでに新規受付を停止しているので、これから契約する方はこの特典を受けることはできません。また、FOMAは2026年3月31日をもってサービスの終了が決定しています。

利用できる家族の範囲

ファミリー割引は、契約者のうち一人が「主回線」となり、その方から三親等以内の家族でファミリー割引のグループを組むことで、通話料金無料などの特典を受けることができる仕組みとなっています。

三親等以内であれば、同居・別居は問わず、最大で20回線まで利用することが可能です。三親等の範囲は広く、下図のように、曽祖父母やひ孫から、甥や姪の配偶者まで幅広い方が対象となります。

また、法律上の結婚だけでなく、事実婚や同性パートナーもファミリー割引の対象に含まれます。

対象となる料金プラン

現行のeximo・irumo、Xi（4G）プランに加え、新規受付を停止している5G対応プラン、FOMA（3G）まで、ドコモが提供している大半のプランがファミリー割引の対象となり、同一グループに加えることができます。

ファミリー割引の申し込み方法・手順

ファミリー割引は自動適用ではないため、申し込みをしなければなりません。

申し込みは、ドコモショップ/d gardenにおける対面の申し込み、申し込み書郵送または電話での申し込みが可能となっています。

受付窓口

ファミリー割引は、ドコモショップ/d garden、申し込み書郵送、電話のいずれかで申し込みが可能です。

・ドコモショップ/d garden

全国のドコモショップ/d gardenで対面で申し込む方法です。申し込み内容に応じて本人確認書類や同意書などの確認書類が必要になるので、事前に確認し準備しておきましょう。

なお、現在は来店予約が推奨されているため、あらかじめ公式サイトで予約を行いましょう。

・申し込み書郵送

ドコモ公式サイトにある「ファミリー割引ご注文申込書」を印刷し、申し込み者の住所・氏名や主回線・副回線のリストなどを記入し、郵送する方法です。

印刷する環境がない方は、ドコモから申し込み書と返信用封筒を送付してもらう方法もあります。

申し込み書と返信用封筒の請求は「My docomo」から行います。
上部の「お手続き」タブをクリックした後、検索ボックスに「ファミリー割引」と入力、その後「郵送申込書の請求」を選択すれば、契約住所への郵送が行われます。

・電話

ドコモ インフォメーションセンターに電話をし、申し込むことも可能です。

ただし、ファミリー割引の申し込み内容によっては、電話では手続きが完結せず、別途申し込み書の記載・郵送が必要になるケースがあります。

必要書類

ファミリー割引の申し込みに必要な書類は、以下の3つです。

ただし、申し込み窓口や申し込みの内容（主副回線の住所が異なる場合など）によって必要書類は異なります。

申し込み手順

ドコモショップ/d gardenや電話の場合、スタッフやオペレーターに従って申し込みを行ってください。

ここでは、申し込み書郵送による手順を紹介します。

1. グループを組みたい回線の情報を申し込み書に記載

印刷またはドコモから送付された申し込み書に必要事項を記載します。

この申し込み書では、新規・追加・全廃止・一部廃止・主副変更・グループ統合の申し込みが可能です。該当する項目に丸をつけたうえで、氏名・電話番号・住所、主回線・副回線の情報など必要事項を記入します。

2. 申し込み書を郵送で送付

記入が終わった申し込み書は、以下の住所に郵送をします。なお、公式サイトから自分で申し込み書を印刷した場合は、送信用封筒の用意と切手代が必要です。

申し込み書を郵送で取り寄せた場合は、返送用封筒に入れて送るだけなので郵送代はかかりません。

3. 主回線と副回線契約者の名字・住所が異なる場合は同意確認

主回線と副回線の契約者が、同一名字・同一住所の場合は、2までの手順を行うだけで申し込みは完了です。

しかし、名字や住所が異なる場合、同意確認が必要になります。確認作業として、ドコモのオペレーターから主回線または副回線契約者に電話が入り、加入の意志を確認されます。

そのため、副回線で名字・住所が異なる方には、あらかじめドコモスタッフから電話が入る旨を伝えておくとよいでしょう。

対象プランに加入中の方には「みんなドコモ割」も適用！

「みんなドコモ割」は、同一のファミリー割引グループ内で、条件を満たした回線数に応じて月額料金が最大1,100円(税込)割引されるサービスです。

割引条件/割引金額

「みんなドコモ割」は、下表のプランを利用している方がファミリー割引のグループ内に何回線いるかによって月額料金の割引金額が異なります。

上記の対象プランを契約している方がファミリー割引内に2回線いる場合は550円(税込)、3回線以上いる場合は1,100円(税込)が各回線の月額料金から割引されます。

例えば、家族3人でファミリー割引のグループを組んでいて、全員が「みんなドコモ割」の対象プランである「eximo」を利用している場合、3人それぞれの月額料金から1,100円(税込)ずつ割引されるということです。

申し込み方法

申し込みは不要です。

ファミリー割引のグループ内で、割引条件を満たした場合に自動的に 「みんなドコモ割」が適用されます。

ahamo・irumoはカウント対象だが割引はされない

小容量プランの「irumo」、格安プランのahamoは「みんなドコモ割」のカウント対象にはなるものの、割引は行われないため注意しましょう。※irumo（0.5GB）はカウント対象外

上図を例にとると、父は「みんなドコモ割」の対象プランのためカウントが行われ、母のirumo、娘のahamoもカウント対象となります。一方、息子の「キッズケータイプラン」は対象外なのでカウントされません。

そのため、この家族は3回線が「みんなドコモ割」の対象回線となり、割引額は1,100円(税込)となります。しかし、irumo・ahamoはカウント対象にはなっても割引は行われないため、父以外は割引を受けられないという結果になります。

他の割引との併用も可能

「みんなドコモ割」は、以下の割引との併用も可能です。

光回線の「ドコモ光」とのセット契約や、指定のクレジットカードでの支払いなどの条件はありますが、上手に組み合わせれば割引額の上乗せができます。

ファミリー割引の各種変更手続きに関するQ&A

主回線と副回線を変える方法は？

主回線と副回線の変更方法は、ドコモショップ/d garden・電話に加えて、My docomoでも手続きができます。

ここでは、My docomoを使った手続きの流れを紹介します。

1. 「お手続き」タブを選択し、検索ボックスに「ファミリー割引代表回線変更／廃止」と入力

2. 手続き画面で「変更／廃止する」を選択

3. 「ファミリー割引グループ代表回線変更」を選択

4. 新たな主回線となる電話番号を入力

5. 申し込み内容の送付先を選択する

「ご指定のメールアドレスへ送信」の場合は、メールアドレスも入力します。

6. 「次へ進む」を選択する

「次へ進む」を選択後、画面の指示に従って変更内容を確認し、お手続き完了画面が表示されたら変更完了です。

なお、主回線と副回線の変更は、同一グループ内のみで可能です。例えば下図のように、これまでグループ外だった方を代表回線としてグループに入れることはできません。

ファミリー割引グループの支払いをまとめられる？

主回線から三親等以内の方の支払いを主回線の方にまとめて請求する「一括請求サービス」があります。

これを利用すると、主回線の請求書に「合計請求額」と「電話番号ごとの請求内訳」が記載され、登録した回線の請求がまとめて行われます。

申し込みは、ドコモショップ/d gardenもしくは電話などから可能です。申し込んだ月の翌月請求分から一括請求サービスが開始されます。

副回線を追加する、または抜ける方法は？

新規申し込み時と同様に、ドコモショップ/d garden・電話・My docomoによる手続きが可能です。

「ファミリー割引ご注文申込書」に記入して郵送する場合は、申し込み者の情報や追加・廃止する副回線の情報などを記入した上で、「お申し込み内容」部分で該当する項目に丸をつけます。

記入後は、下記に送付すればOKです。

加入中のメンバーの確認はどこでできる？

主回線のご契約者であれば、グループに加入しているメンバーは、My docomoか請求書で確認できます。

・My docomo

一括請求サービスを利用している場合は、 My docomo にログイン後、｢電話番号を選択｣の項目にて、電話番号表示欄を押すと確認できます。

個別請求をしている場合は、利用料金が｢確定｣となっている利用月を選び、「利用内訳」にある「NTTドコモからのお知らせ」より確認可能となっています。

・請求書

一括請求サービスを利用中の場合、下図のように請求書内に「電話番号毎の請求内訳」という項目が表示されるので、そこからグループの加入者を知ることができます。

一方、個別請求の場合は、請求内訳の「個別にご請求のファミリー割引グループ電話番号」という項目で確認することができます。

2023年7月時点の調査内容です。