PayPayカードはお得？メリットや特徴をわかりやすく解説

PayPayカードってどんなサービス？特徴・基本情報を紹介！

まずは、PayPayカードの特徴と基本情報から確認していきましょう。

PayPayカードは、カード利用に応じて「PayPayポイント」が貯まるクレジットカードです。貯まったポイントは「PayPay加盟店」で利用可能。日頃からPayPayを利用している方は、メリットを感じやすいでしょう。

また、ソフトバンク・ワイモバイル関連サービスの料金支払い時には、最大10％のポイント還元を受けられます。対象サービスを利用している方は、特にポイントが貯まりやすいのです。

また、PayPayカードは、一般カード（以下、PayPayカード（一般））と、ゴールドカード（以下、PayPayカード ゴールド）の2種類に分けられます。

まずは、基本的な情報を一覧で確認していきましょう。

上記の表のうち、PayPayカード（一般）とPayPayカード ゴールドの違いは、以下の6つです。

この点に注目しつつ、メリットとデメリットを見ていきましょう。

PayPayカードの4つのメリット

ここからは、PayPayカードのメリットを紹介します。以下の4つの項目に分けて見ていきましょう。

年会費が永年無料！気軽に作れる

PayPayカード（一般）の年会費は永年無料です。ランニングコストを気にせず、気軽に使えるため、初めてクレジットカードを持つ方にも適しているでしょう。サブカードとしてもおすすめです。

一方、PayPayカード ゴールドの年会費は11,000円(税込)です。少し高く感じるかもしれませんが、「還元率が高い・ETCカードが無料・付帯サービスがある」といったPayPayカード（一般）とは違ったメリットがあります。

それぞれのサービス内容を比較して、使い方や目的にあったほうを選択しましょう。

還元率が高く、PayPayポイントがどんどん貯まる

PayPayカードでお支払いをすると、利用料金に応じて「PayPayポイント」が付与されます。

カードの種類や利用するサービスによって還元率が変動するため、事前に確認が必要です。やや複雑ではありますが、使いこなすことでよりお得にお買い物ができるでしょう。

ここでは、以下の3つの項目に分けて、PayPayカードのポイント還元率について解説します。

最大1.5%！通常時のポイント還元率

PayPayカードの基本となるポイント還元率（以下、通常時のポイント還元率）は、次のとおりです。

上記のとおり「PayPayカード（一般）には利用金額200円ごとに1％」「PayPayカード ゴールドには1.5％」のポイント還元率が設定されています。一般的には0.5％還元のクレジットカードが多いため、どちらもお得だと言えるでしょう。

なお、以下のサービスはポイント付与の対象外となります。

ただし、上記のうち「ソフトバンク通信料（ワイモバイル、LINEMOを含む）」には、別の特典が用意されています。詳しくは、本記事内「ソフトバンク/ワイモバイルユーザーならさらにお得！」で解説します。

最大2%！PayPayあと払い登録者のポイント還元率

PayPayカードを利用する方が「PayPayあと払い」に登録して「達成条件」を満たすと、さらに0.5%の還元を受けられます。

「PayPayあと払い」は、QRコード決済サービス「PayPay」の支払い方法の1つ。アプリで利用した金額を、翌月にPayPayカードのご利用料金とまとめて支払えるサービスです。あらかじめPayPay（残高）チャージをしておく必要がないため、これまで以上にスムーズにお買い物を楽しめます。

「達成条件」は、PayPayあと払い登録済みのPayPayカードに設定されます。カウント期間中にすべての条件を満たすことで、還元率が0.5%アップするのです。還元率と達成条件を一覧表で見ていきましょう。

上記の達成条件を満たした場合、「PayPayカード（一般）は最大1.5%」「PayPayカード ゴールドは最大2％」のポイント還元を受けられます。

なお、一部サービスの支払いは特典の対象外となります。また、支払い方法によって特典の付与タイミングが若干異なるため、注意が必要です。詳しくは、PayPay公式サイト「PayPayステップ」をご覧ください。

Yahoo!ショッピング/LOHACOを利用する際のポイント還元率

PayPayカード会員には、Yahoo!ショッピング/LOHACOでのお買い物がおすすめです。PayPayカードを支払い方法に設定するだけで、毎日最大5％のポイント還元を受けられます。

上記のほか、特典の適用により、さらに還元率がアップすることがあります。詳しくは「Yahoo!ショッピング」または「LOHACO by ASKUL」をご確認ください。

ソフトバンク/ワイモバイルユーザーならさらにお得！

ソフトバンク/ワイモバイルユーザーには、PayPayカード ゴールドが特におすすめです。
利用料金の支払い先に設定するだけで、最大10％のポイント還元を受けられます。

ポイントの付与対象や還元率を一覧で見ていきましょう。

たとえば、通信料金と「ソフトバンクスマホ・SoftBank 光・おうちでんき」をPayPayカード ゴールドで合算請求した場合、還元されるポイントは以下のようになります。

上記の例では、関連サービスの支払いだけでも、年間15,780円相当のポイントが貯まる計算になりました。年会費が11,000円(税込)かかることを加味しても、十分お得だと言えるでしょう。

なお、特典はソフトバンクポイントで付与されますが、PayPayポイントへの交換が可能です。事前に自動交換を申し込んでおけば、PayPayポイントでの受け取りもできます。

特典期間中は家族回線も対象に！

通常、上記のようなポイントの付与対象はPayPayカード会員本人の回線のみ。ところが、2022年11月〜2023年6月までの対象期間中は、家族のスマホ/ケータイ利用料金も付与対象となります。なお、本特典は「PayPayカード ゴールドでの支払い」が対象です。

セキュリティが高く、安心して使える

PayPayカードは「番号レスカード」を採用しており、券面にはクレジットカード番号やセキュリティコードの印字がありません。第三者に見られる心配がなく、人が多い場所でも安心して利用できるでしょう。カード番号や利用明細は、以下の方法で確認できます。

PayPayカードの2つのデメリット

続いて、PayPayカードのデメリットを見ていきましょう。以下の2つの項目に分けて紹介します。

付帯サービスは「PayPayカード ゴールド」だけ

クレジットカードを選ぶときに確認しておきたいポイントの1つに「付帯サービス」が挙げられます。付帯サービスには「旅行保険・ショッピングガード保険・空港ラウンジの利用特典」など種類があり、カード会社やグレードによって異なります。

PayPayカードの付帯サービスは次のとおりです。

上記のとおり、付帯サービスがついているのはPayPayカード ゴールドのみ。PayPayカード（一般）には適用されません。また、ETCカードの年会費にも違いがあります。

出張先や旅行先でクレジットカードを活用したいと考えている方は、ほかのサービスも含めて比較したほうが良いでしょう。

楽天市場/Amazonユーザーはメリットを感じにくい

前述したように、Yahoo!ショッピングやLOHACOの料金をPayPayカードで支払うと、最大5％のポイント還元を受けられます。同サービスを日頃から利用している方には、最適なクレジットカードだと言えるでしょう。

一方、楽天市場ユーザーやAmazonユーザーはメリットを感じにくい可能性があります。還元率にこだわりたい方は、サービスごとに支払い方法を変えたほうが良いでしょう。

PayPayカードに関するよくある質問

最後に、PayPayカードに関するよくある質問を紹介します。不明点がある方は、ぜひ参考にしてください。

2023年1月14日時点の調査内容です。