INDEX

auが提供する「povo」は、基本料0円からで自分が使いたい分だけトッピングを選べるという新発想のオンライン専用料金プランです。
斬新で魅力的なプランのため、他社キャリアであるソフトバンクから乗り換えを検討している人もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、「ソフトバンクからpovoに乗り換えて毎月の料金を下げたい」という人に向けて、povoについて気になる以下の点を解説しています。
- ソフトバンクからpovoに乗り換えるメリットとデメリット
- ソフトバンクからpovoに乗り換えた人の口コミ・評判
- 乗り換えの手順と疑問点
ソフトバンクからpovoに乗り換えて後悔しないためにも、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
店長監修!ソフトバンクからpovoに乗り換えた方からの意見や評判は?
・料金は格段に安くなった!
・有料トッピングがわかりやすいので、使いやすい。
・ソフトバンク回線でなくなることに不安がある…。
・店舗がないオンライン限定ってどうなの?機種の購入や契約が自分できるか心配…。
《シミュレーション》乗り換えるとどのくらい料金が安くなる?
ソフトバンクからpovoに乗り換えたとしたら、月額料金はどのくらい安くなるのでしょうか。
シミュレーションをするためにまずはpovoの料金プランを見ていきましょう。
povoの料金プラン
povoは基本料金0円からスタートし、使用したいデータ量をトッピングする組み立て型の料金プランになっています。(※国内通話:30秒/22円(税込))
データ量のトッピング内容については、下記のトッピング一覧表をご参照ください。
povoの選べるトッピング一覧

ソフトバンクからpovoに乗り換えてどのくらい安くなるかは現在契約しているプランによって異なるため、以下の2つのプランを想定しソフトバンクからpovoに乗り換えた場合の差額をシミュレーションしていきます。
・ミニフィットプラン+
・メリハリ無制限プラン
ミニフィットプラン+からpovoに乗り換えた場合
ソフトバンクのミニフィットプラン+は月間データ容量3GBを上限に、使用したデータ量によって料金が変動する料金プランです。
的確にシミュレーションするためにpovoではデータ追加3GB(30日間)をトッピングした料金と比較していきます。
プラン | 〜1GB | 〜2GB | 〜3GB |
---|---|---|---|
ソフトバンク ミニフィットプラン+ |
3,278円 | 4,378円 | 5,478円 |
povo 3GB追加(30日間) |
990円 | 990円 | 990円 |
差額 | 2,288円 | 3,388円 | 4,488円 |
ソフトバンクのミニフィットプラン+は「おうち割光セット」の割引適用前の料金で比較しています。
ミニフィットプラン+からpovoに乗り換えると、毎月最大4,488円(税込)、年間で最大53,856円(税込)、2年間で最大107,712円(税込)安くなります。(※ソフトバンクで毎月3GB使用した場合)
ミニフィットプラン+の約5分の1の価格で、同じデータ容量が使用できるのはありがたいですね。
たとえミニフィットプラン+で1GBしか使用しなかったとしても、約3分の1の価格まで安くなります。
メリハリ無制限プランからpovoに乗り換えた場合

ソフトバンクのメリハリ無制限プランは、データ使用量を無制限で利用できるプランです。
3GB以下だった場合は1,650円(税込)割引されますが、3GBを超えると一定料金になります。
的確にシミュレーションするためにpovoでは3GB(30日間)と、データ使い放題24時間×30日間でをトッピングした料金で比較していきます。
プラン | 〜3GB | 3GB超〜無制限 |
---|---|---|
ソフトバンク メリハリ無制限プラン |
5,588円 | 7,238円 |
povo ・3GB追加(30日間) or ・データ使い放題24時間×30日間 |
990円 ※3GB追加 |
9,900円 ※データ使い放題 |
差額 | 4,598円 | -2,662円 |
ソフトバンクのメリハリ無制限プランは「新みんな家族割」、「おうち割光セット」の割引適用前の料金で比較しています。
ソフトバンク「メリハリ無制限 3GB」からpovoに乗り換えると、毎月最大4,598円(税込)、年間で最大55,176円(税込)、2年間で最大110,352円(税込)安くなります。
しかし、無制限で使用する場合の差額は毎月2,662円(税込)と、povoの方が高くなってしまいます。
毎月のデータ使用量を振り返り、どちらの方が安くなるか一度シミュレーションしてみることをおすすめします。
乗り換えるメリット6つ
店長に聞く!ソフトバンク からpovoに乗り換えるメリット・デメリット
メリット
・ソフトバンクは料金プランが無制限と従量制のみであることに対して、povoのプランは使いたい分だけを柔軟に選べる!
オプションが豊富で自分好み且つ料金体系も安いものが自由に選べる。
月によって自分の予算に合わせられるので、場合によっては0円でも使用でき、安い金額での維持が可能。
デメリット
・povoは店頭でのサポートが無いため、乗り換え後の各種相談はショップではできない。
尚且つ、相談窓口がチャットのみでコールセンター無く、電話での相談もできないため、トラブルがあった際、解決までに時間がかかってしまう可能性がある。
ソフトバンクからpovoに乗り換えると、以下のような6つのメリットがあります。
・申し込み手続きが24時間365日可能
・物理SIM、eSIMの選択が可能
・自分の利用状況に合わせて臨機応変にトッピングが可能
・#ギガ活でギガをゲットできる
・コンテンツトッピングで「DAZN」や「smash」が利用できる
それぞれ解説していきます。
申し込み手続きが24時間365日可能
povoへの申し込み手続きは24時間365日オンライン上で完結するため、自分にとって都合が良いタイミングで手続きを進めることが可能です。
窓口や電話での申し込みでありがちな、会社側の営業時間に縛られたり待たされることもありません。
申し込み手続きはpovoの公式HPにも分かりやすく説明されており、とてもシンプルです。
場所や時間に囚われる心配がないため、仕事で忙しい人や、営業時間に間に合わない人にとっては大きなメリットとなります。
申し込み方法については、後半で詳しく解説していきます。
独自のサービス「データ使い放題24時間」

povoで追加できるトッピングの中には、前項目でも登場した「データ使い放題24時間」という、povo独自のプランがあります。
「データ使い放題24時間」の詳細は以下の通りです。
・金額:330円(税込)/24時間
・詳細:購入完了から24時間、データ通信が使い放題となる
(※当面の間は、期間満了日の23時59分59秒まで利用可能)
・購入後は即時で決済され、途中解約や日割返金は不可
利用方法もシンプルで、povo2.0アプリから簡単に申し込みが可能です。
「なるべく安いデータ容量のトッピングで抑えたいけど、もしもの日があれば1日単位で追加したい」など、
1日単位で臨機応変に「データ使い放題」を追加したい人にとってはとても便利なサービスです。
ただし一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限される可能性があるため時間帯によっては注意が必要です。
データ使い放題24時間についてはトッピング一覧をご覧ください。
物理SIM、eSIMの選択が可能
povoで申し込む際に、SIMカードまたはeSIMのどちらかを選択することが可能です。
ご利用手続きに記載されているSIMカードとeSIMの違いは以下の通りです。
・SIMカード:端末に差し込んで利用します。ご利用時は郵送にてご自宅へお届けします。
・eSIM:埋め込み型のSIMで、プロファイルと呼ばれるデータをダウンロードして利用します。オンラインで開通手続きが可能なため、ご契約後待つことなくご利用できます。
出典:ご利用手続き
「eSIM」はまだ馴染みのないSIMのため、「eSIMって何?」と感じている人もいるでしょう。
前述したように、eSIMはダウンロードして使用する埋め込み型のSIMです。
2021年8月に総務省がSIMロック原則禁止とeSIMの早期普及に向けたガイドラインを公開した影響で、povoでもeSIMサービスを取り入れています。
eSIMを選択できるキャリアはまだ少ないため、大手三大通信キャリアであるauが提供するpovoだからこそ展開可能なサービスといえます。
povoはオンラインで申し込みが可能ですが、eSIMを選択すれば申し込みから開通手続きまでオンラインで完結します。
「申し込みをしてから待たずに開通手続きを行いたい」という人にとって、eSIMを選択できる点はメリットの一つです。
自分の利用状況に合わせて臨機応変にトッピング可能
povoの大きな特徴は、基本料0円から使用したいデータ量の分だけトッピングができる点です。
トッピングを行う前のベースプランは以下のようになります。
・基本料:0円(※180日間以上有料トッピングの購入がなければ利用停止や契約解除となる可能性あり)
・データ容量:0GB
・データ容量が0GBの場合の通信速度:最大128kbps
・国内通話:30秒あたり22円(税込)
・国内SMS利用料:1通あたり3.3円(税込)
・支払い方法:クレジットカード
出典:プラン詳細
トッピングを何も購入せず通話やSMS利用も一切行わなければ、0円で利用可能です。
スマホの基本料が0円というプランは、少し前の常識からは考えられませんよね。
前項目にも登場しておりますが、有料トッピングは以下をご参照ください。
それぞれのトッピングの詳細はトッピング一覧から確認できます。

上記の通り、データ追加1GB(7日間)〜データ追加150GB(180日間)まで選択可能です。
トッピングの例を挙げると以下のようになります。
・サブのスマホでpovo契約している人:データ追加1GB(7日間)をトッピング
・一ヵ月で3GBもあれば十分という人 : データ追加3GB ( 30日間 ) をトッピング
・月によって使用量が異なるという人 : データ追加60GB(90日間)やデータ追加150GB(180日間)をトッピング
自分の使用方法に合わせて自由にトッピングが可能です。
最近最近ではリモートワークの普及により、「Wi-Fiのある自宅で過ごす時間が多く、ほとんどデータ量を消費しなくなった」などの人にとって、臨機応変にデータ使用量をトッピングできるのは便利なサービスです。
トッピングは「povo2.0アプリ」から簡単に申し込みが可能で、購入完了後はすぐに利用できます。
トッピングで購入したデータ量の有効期限は、有効期限の早いものを優先して消費します。追加データには利用可能期間が定められており、利用有無に関わらず期間を過ぎると終了します。
使用データ量の有無に関わらず、()内に記載されている利用期間を過ぎると終了し、複数のデータトッピングを購入した場合は有効期限が早いものを優先して消費していきます。※「データ使い放題24時間」を除く
通信速度は最大128kbpsから高速通信速度で利用可能です。povoの高速通信時の速度は以下の通りです。
通信用途 | 速度 |
---|---|
平均ダウンロード(下り)速度 | 68.39Mbps |
平均アップロード(上り)速度 | 13.03Mbps |
平均ダウンロード速度は25MbpsでYouTubeなどの動画視聴が快適に利用可能、平均アップロード速度は、10MbpsでインスタグラムやYouTubeなどの動画投稿が快適に利用可能とされています。
povoの通信速度は、一般的な利用であれば快適に利用できる速度を保っています。
「#ギガ活」でギガをGETできる

出典:ギガ活
povoにはデータ量を購入するものとは別の方法「#ギガ活」でデータ量を増やすチャージ活動を楽しむことができます。
#ギガ活の詳細は以下の通りです。
ギガそのものを購入する体験とは違う新しいギガのチャージ活動です。
例えば、デリバリーでご飯を頼んだらギガがもらえたり、povo仕様のシェア自転車などを探したらギガをGETできるなど、日常生活の中でギガをチャージできるような仕組みとなっています。
参加方法は、au PAYのお支払いでもらう方法や、お店の利用でもらう方法があります。
この特典でギガがもらえるお店は、ローソンなどのコンビニのドトールコーヒーショップやエクセルシオール カフェ、menuなどのデリバリーアプリなど多数あり、それぞれのお店で条件を満たすとギガを受け取ることができます。
普段の日常生活でギガがゲットできるのは、お得な上に何だか楽しい企画ですよね。
ギガがもらえるお店・サービス一覧は他にも多数展開されているため、ギガ活から確認してみてください。
コンテンツトッピングで「DAZN」や「smash」が利用できる

povoではデータトッピングの他にも、通話トッピングやサポートトッピングが提供されていますが、中でも珍しいものはコンテンツトッピングです。
このコンテンツトッピングでは、好きなスポーツをいつでもどこでもライブ&見逃し視聴できる動画配信アプリ「DAZN」や、音楽・ドラマ・アニメ・バラエティなど、様々な映像作品を配信する「smash.」の利用がトッピングできます。
通常の契約ですと「DAZN」は月額1,925円(税込)、「smash.」は月額550円(税込)と、通常はいずれも月額料金で設定されています。
しかしpovoのコンテンツトッピングは「DAZN」は7日間、「smash.」は24時間での契約が可能のため、「どうしても今週だけ、今日だけ使用したい!」という人には、とてもありがたいサービスです。
気になる人はぜひトッピング一覧をチェックしてみてください。
乗り換えるデメリット3つ
povoに乗り換える前に、デメリットもしっかり理解しておきましょう。
ソフトバンクからpovoへの乗り換えには、以下のような3つのデメリットがあります。
・ソフトバンクのキャリアメールが無料で使えなくなる
・ソフトバンクの家族割引などの割引が使用不可になる
・毎月無制限で使用したい人には割高となる
それぞれ解説していきます。
ソフトバンクのキャリアメールが無料で使えなくなる
povoに乗り換えると、ソフトバンクのキャリアメール(@softbank.ne.jp、@i.softbank.jp)は使えなくなります。今までソフトバンクのキャリアメールをメインで使っていた方は、色々なサービスに登録しているメールアドレスを変更したり、お友達にアドレス変更の連絡をしたりする必要があります。
これまでメールアドレスの変更がネックで、他社への乗り換えができずにいた方も多いかもしれませんが、総務省から大手通信キャリアに対し、メールアドレスの持ち運びができるよう実現を求められていました。
有料ですが、解約・乗り換え後もメールアドレスが継続して利用できるサービスとして、2021年12月~大手キャリアから「メールアドレス持ち運び」がスタートしたため、乗り換える際のハードルが少し下がりましたね。
詳細:メールアドレス持ち運び
「できるだけお金をかけずに乗り換えたい」「これからも他社へ乗り換えるかもしれない」場合は、povoへの乗り換えを機にGmailなどのフリーメールアドレスを取得しておきましょう。フリーメールならずっと無料で使えて、今後キャリアや格安スマホサービスを乗り換えても、同じメールアドレスを使い続けることができますよ。
ソフトバンクの家族割引など割引が使用不可になる
割引名 | 割引額 |
---|---|
おうち割光セット | -1,100円 |
新みんな家族割(3回線以上) (メリハリ無制限の場合) |
-1,210円 |
ソフトバンクからpovoに乗り換える場合、これまで割引適用されていたサービスが使用できなくなります。
現在ソフトバンクの割引を最大限活用している方は、乗り換えた後に割高にならないか必ず事前に確認を行いましょう。
特に家族割引が適用となっている方は、家族回線が減ることにより乗り換えをしない家族回線分の料金が高くなる可能性があります。家族全員でpovoに乗り換えた場合の総額金額の見直しを行うなど、様々なケースでシミュレーションをしてみることをおすすめします。
毎月無制限で使用したい方は割高となる
前項目でも解説しましたが、無制限で使用したい方にとってpovoは割高となります。
ソフトバンクの無制限で使用できる「メリハリ無制限」と、povoの「データ使い放題24時間」の比較は以下の表をご参照ください。
プラン | 3GB超〜無制限 |
---|---|
ソフトバンク メリハリ無制限プラン |
7,238円 |
povo データ使い放題24時間×30日間 |
9,900円 |
差額 | -2,662円 |
ソフトバンクの無制限で使用できる「メリハリ無制限」と、povoの「データ使い放題24時間」×30日間の月額料金を比較すると、povoの方が2,662円(税込)高くなってしまいます。
更に、比較表で記載している「メリハリ無制限プラン」の料金は割引適用前のため、各種割引を適用されている方は差額が大きくなり、割高になります。
毎月データ量を気にせずに使用したい方はpovoへの乗り換えはおすすめしません。乗り換える前に、毎月のデータ使用量を確認しましょう。
乗り換えがおすすめな人
ここまでpovoのメリットやデメリット、評判についてご紹介してきました。
では実際はどんな人がソフトバンクからpovoへ乗り換えがおすすめなのかを解説していきます。
オンライン手続きを不便に思わない人
先ほどpovoのメリットにも挙げましたが、povoの申し込みはオンライン手続きのみで完了します。
反対に店舗窓口や電話での申し込みは出来ず、契約後のサポートもオンライン(チャット)のみでの対応となるため、「人に対応してもらわないとよく分からないし、不安!」という人にとっては不便に感じてしまいます。
しかし、世の中ではスマホの手続き以外にも、オンラインで契約手続きを行うサービスが増え続けており一般的な手法となってきています。
普段からオンラインでの契約に慣れており、これといった不便を感じない人にはおすすめです。
サポート体制を事前に確認したいという人はお客さまサポートから確認できます。
日や月によって使用データ量が異なる人・調整したい人
こちらも先ほどpovoのメリットにも挙げましたが、povoの大きな特徴は0円から自分の使用したいデータ量の分だけトッピングが追加できる点です。
例えば次のように感じている人は特におすすめです。
・ソフトバンクのメリハリ無制限プランだけど、たまに20GB以下の月もあるから少し損した気分になる人
・基本的にミニフィットプランの3GBで十分だけど、たまに外出先で長時間YouTube見たりするからそういう日だけ無制限に使用できることにメリットがある人
・サブキャリアで使用するから、全く使用しない月は0円にしたいという人
このような思いを抱えている人であれば、povoに乗り換えると一気に解決します。
今までpovoのように0円から自分でトッピングする料金プランは存在しなかったため、なかなかイメージが湧きませんが、先ほどのような思いを日々感じている人であれば、自由度が高くてコスパの良い料金プランと言えます。
毎月のデータ量が20GB以下の人
ソフトバンクのメリハリ無制限プランを契約していても「毎月何だかんだで20GBしか使用していないかも」という人にはpovoがおすすめです。
メリハリ無制限プランで20GB使用した場合と、povoのデータ追加20GB(30日間)の月額料金を比較してみました。
プラン | 20GBの月額 |
---|---|
ソフトバンク メリハリ無制限プラン |
7,238円 |
povo ・データ追加20GB(30日間) |
2,700円 |
差額 | 4,538円 |
ソフトバンクからpovoに乗り換えると、月額で4,538円(税込)も安くなります。
povoに乗り換えた後に、たとえ20GBを超えてしまいそうになったとしても、データ追加1GB(7日間)やデータ使い放題24時間を追加でトッピングをすれば問題ありません。
毎月のデータ使用量が20GB前後の方であれば、povoの方が半額以上も安くなるためおすすめです。
乗り換えた人の口コミや評判
ではここで、実際にソフトバンクからpovoに乗り換えた人の口コミや評判を見ていきましょう。
良い口コミ・評判

3分の1の料金で通信速度が良好になり、通信容量を超過する不安も無くなったとかなりメリットを感じているようです。
留守電機能が使用できなくなりますが、元々使用していない方であれば問題無さそうですね。

こちらの方は「ほとんど家→出張時は気にせず使う」という、まさに前項目でもお話したような、povoをおすすめしたいタイプの方です。
こういった方にとって24時間220円(税込)のトッピングは「マジ神」と思えるほど便利なサービスなようですね♪
普段は20GBで2,700円(税込)で抑えられる点にも「最高」とメリットを感じているようです!
悪い口コミ・評判

MNPからeSIMの開通手続きまで2時間かかってしまったようです。
povoは電話や窓口での申し込みやサポートを一切行なっておらず、オンライン上での指示に戸惑った際は、自分で調べる必要があります。
不明点やトラブルなどが発生してしまうと、手続きに時間がかかってしまう可能性があるため注意が必要です。

ソフトバンクが提供している「新みんな家族割」は2回線で660円(税込)、3人以上で1,210円(税込)割引されます。家族割引を適用している場合、自分だけソフトバンクからpovoに乗り換えてしまうと、家族にも影響が及ぶため注意が必要です。因みにpovoではこういった割引サービスは提供していないため、家族で乗り換えを検討する際には、一度シミュレーションすることをおすすめします。
乗り換える手順
それでは、ソフトバンクからpovoに乗り換える手順について解説していきます。
ソフトバンクでMNP予約番号を取得
まずは、事前準備としてソフトバンクでMNP予約番号を取得します。
ソフトバンクからMNP予約番号を取得する方法は、次のMy SoftBank(オンライン)、電話、ソフトバンクショップの3つの方法があります。
それぞれの取得方法については、次をご参照ください。
1.「My SoftBank」にログインし、画面右上の「メニュー」をタップ
2.「契約・オプション管理」をタップ
3.「お客様情報」をタップ後、最下部までスクロールし「その他のお手続き」から「MNP予約番号の紹介・キャンセル」をタップ
4.暗証番号(4桁)で再度ログイン後、「お手続きをする」をタップ
・【電話で取得する方法】
受付時間:9:00〜20:00
ソフトバンク携帯電話から:*5533(通話料無料)
一般電話から: 0800-100-5533
・【ソフトバンクショップで取得する方法】
受付時間:店舗の営業時間に準ずる
お近くのソフトバンクショップにて手続きを進めます。
近くのソフトバンクショップが不明という人はお近くの店舗を探すから探せます。
本人確認書類など手続きに必要な書類を用意
次に、手続きに必要なものを用意します。
povoへ乗り換える際に必要なのは次の3点です。
1.本人確認書類
以下のうちいずれか1つを準備します。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・在留カード
本人確認書類について詳細を知りたい人はご本人さま確認についてから確認できます。
2.クレジットカード情報
povoで利用できる支払い方法はクレジットカードのみとなります。
利用可能なクレジットカードは次の5ブランドです。
・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
3.利用端末
povo2.0を利用するには、SIMフリーまたはSIMロックを解除した端末が必要です。
※eSIMは対応端末が限られているため、eSIM希望の場合はeSIM対応機種を用意する。
以上が手続きする前に、必ず必要なものです。
該当ブランドのクレジットカードやpovo対応機種を所有していない人は、それぞれpovoの基準に合わせて準備を進めていきましょう。
申し込み方法を選択する
それでは申し込みに進みます。
povoは端末提供は行っていないため、SIMのみでの申し込み方法を解説していきます。
1.povo2.0アプリのダウンロードする
2.メールアドレスを登録
登録や手続きなどで必要な情報となります。ソフトバンクのキャリアメールではなく、フリーメールなど乗り換え後も利用可能なメールアドレスを登録してください。
3.画面の指示に従って、必要事項を入力してください。
(SIMタイプの選択、重要事項説明などの確認、クレジットカード情報の入力など)
※今回はソフトバンクからの乗り換えのため、契約タイプは「他社からのお乗り換え」を選択します。
4. eKYC(電子本人認証)の画面で、お客さま情報を入力します。
→eKYCでの認証次第、先ほど登録したアドレスにメールが届くので、確認します。
5.「本人確認を行う」ボタンをタップ後、画面の指示に従い必要事項を入力して完了です。
ここまでで、povoへの申し込みは完了です。
次は、SIM開通手続きの前に必要なSIMロック解除を行います。
ソフトバンクのスマホのSIMロックを解除
次にソフトバンクで使用していたスマホのSIMロック解除を行います。
IMEI番号は次の方法で確認できます。(※iPhone、Androidで異なる)
端末
IMEI番号確認方法
iPhone
設定→一般→情報の中にある15桁の製造番号(IMEI)を確認
Android
設定→システム(デバイス情報)→端末情報の中にある15桁の製造番号(IMEI)を確認
IMEI番号の確認ができたらSIMロック解除に進みます。
手順については、次をご参照ください。
1.「My SoftBank」へログインし画面右上の「メニュー」をタップ
2.SIMロック解除をする携帯電話機のIMEI番号を入力し「次へ」をタップ
3.ご自身でソフトバンクからご購入した製品またはソフトバンク取扱店以外から入手された製品どちらか該当する方にチェック
4.「IMEI番号」欄に製造番号(IMEI番号)をご入力し「次へ」をタップ
5.「解除手続きする」をタップでSIMロック解除完了。
→スマホの場合は、「解除コード」が発行されます。ソフトバンク以外のSIMカード挿入時に必要ですので、控えておきましょう。(iPhone/iPad、Google Pixel の場合、解除コードは発行されません。)
SIMロックが完了したら、いよいよpovoのSIM開通手続きと初期設定を行います。
SIMの開通手続き、初期設定を行う
SIMの開通手続きは、SIMカードの場合とeSIMの場合で異なるため、それぞれ解説していきます。
【SIMカードの開通手続き】
1.郵送にてSIMカードを受け取り
2.SIMカードの有効化(回線の切り替え)を実施
有効化の手順は次の通りです。
a.「SIMカードを有効化する」→「バーコードをスキャンする」
b.起動したカメラでSIMカード台紙のバーコードを読み取り「SIMカードを有効化する」をタップで完了
3.SIMカードを端末に差し込む
4.通信利用設定(APN設定)を実施
iPhone、Androidで異なるため、それぞれ解説します。
端末 | IMEI番号確認方法 |
---|---|
iPhone | 1.設定アプリから一般をタップ 2.ソフトウェア・アップデートをタップ 3.一番下部にあるiOS 15にアップグレード 4.タウンロードしてインストールで完了 |
Android | 1.設定アプリからネットワークとインターネットをタップ 2.モバイルネットワークをタップ 3.詳細設定をタップ 4.アクセスポイント名をタップして右上の+をタップ 5.名前に「povo2.0」を入力 6.APNに「povo.jp」を入力 7.APNプロトコルに「IPv4 / IPv6」を入力 8.右上の「:」から保存をタップ 9.「povo2.0」にチェックして完了 |
5.発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
問題なく利用できるかどうか、次の手順に沿ってテストを行います。
1.発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切ります。
2.Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかを確認します。
問題なくテストが完了すると、開通手続きは完了となります。
あとはお好きなトッピングの購入を行い、購入完了後すぐにデータ使用も可能となります。
【eSIMの開通手続き】
1.eSIMの有効化(回線の切り替え)を実施
「eSIMを発行する」をタップ→「次へ」をタップ
2.eSIMの設定・モバイル通信プランの設定
2-1.povoアプリから「eSIMの設定」をタップ→SM-DP+アドレスの右横に記載の英数字をコピーする

2-2.設定アプリを開いて「モバイル通信」をタップ→「モバイル通信プランを追加」をタップ
2-3.「詳細情報を手動で入力」をタップし、先ほどコピーした英数字をSM-DP+アドレス欄に貼り付け

2-4.再度、povoアプリに戻り「アクティベーションコード」の右横に記載の英数字をコピーして、設定アプリに戻り、先ほどコピーした英数字をアクティベーションコード欄に貼り付けする。
2-5.「モバイル通信プランを追加」をタップし、新規KDDIプランの名称の下に表示されている項目をタップ・カスタム名称に「povo2.0」と入力し完了をタップして「続ける」

2-6.「povo2.0」を選択し、「続ける」を2回タップ後、「完了」をタップし、モバイルデータ通信・デフォルトの音声回線が「povo2.0」になっていることを確認

3.通信の利用設定(OSアップロード)
以下の手順によりOSアップデートを行ってください。
端末
IMEI番号確認方法
iPhone
1.設定アプリから一般をタップ
2.ソフトウェア・アップデートをタップ
3.一番下部にあるiOS 15にアップグレード
4.タウンロードしてインストールで完了
4.発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
問題なく利用できるかどうか、次の手順に沿ってテストを行います。
1.発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切ります。
2.Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイト(https://povo.jp)が閲覧できるかを確認します。
問題なくテストが完了すると、開通手続きは完了となります。
あとはお好きなトッピングの購入を行い、購入完了後すぐにデータ使用も可能となります。
乗り換えでよくある質問
次にソフトバンクからpovoへ乗り換える上でよくある質問にお応えしていきます。
povoへ乗り換えた場合の契約解除料や契約事務手数料は?
ソフトバンクから乗り換えた場合、ソフトバンク契約解除料とpovo契約時の契約事務手数料が発生する可能性があります。
ソフトバンクの契約解除料は、現在ご契約中のプランによって異なります。
加入している料金プランは、My SoftBankからログインしたページの「契約・オプション管理」から確認可能です。
契約更新月がある場合は、基本プランにある「更新期間」に表示されるため確認してみてくださいね。
詳細:ソフトバンク公式HP「解約する際の契約解除料はいくらですか?」
povo契約時の契約事務手数料は、一切発生しません。(※同一名義で複数回線申し込む際は発生する場合がある)
更には契約解除料やMNP転出手数料も発生しません。
ソフトバンク契約中のプランによっては、無料でpovoへの乗り換えが可能になります。
乗り換えの際に、MNP予約番号が失効した場合の対処法は?
MNP予約番号の有効期限は、予約日を含めて15日間です。MNP予約有効期限を過ぎると予約は失効となり、再発行する必要があります。
期限ギリギリに申し込みを行うと、SIMカードが届くのを待つ間にMNP予約番号が失効してしまう可能性があるため、MNP予約番号を取得したら早めに申し込みの手続きを行うよう注意しましょう。
ソフトバンクで購入した端末が分割支払いの場合、解約したら一括払いになる?
ソフトバンクで購入した端末の料金がまだ残っている場合、解約をしても一括払いをする必要がありません。
解約後も変わらず、支払い完了まで引き続き分割で支払い可能です。
支払い方法を変更したい場合は、別の口座振替またはクレジット支払いに変更が可能です。
現金支払いへの変更はできないため注意しましょう。
分割支払金の残金を確認したい人は、My SoftBankまたは公式LINEから確認できます。
乗り換えで受けられるキャンペーン
povoへの乗り換えで受けられるキャンペーンをご紹介していきます。
povo2.0デビューキャンペーン
※2021年12月13日終了

povo2.0ではpovo2.0デビューキャンペーンが開催されています。
得られる特典は、povo2.0のデータトッピングを購入すれば追加データボーナスがもらえるという内容です。
もらえるデータボーナス量は、初回の購入データ量によって異なります。
データボーナス量と消費期限については以下の画像をご参照ください。

60GB以上のデータトッピングを購入すれば20GBも受け取れるなんて、とても有り難いキャンペーンですね。
条件については、次をご参照ください。
・エントリー期間は2021年9月13日(月)10:00 ~終了日未定
・エントリー受付期間中に、専用フォームに必要事項を記入してエントリーすること
・povo2.0を契約し、povo2.0のご開通から14日以内にデータトッピングを購入すること
・データトッピング初回購入より10日目以降から、エントリー時に登録したメールアドレスに、順次プロモコードが送られる。
エントリーはエントリーフォームから可能です。
まとめ
・ソフトバンクからpovoに乗り換えると、毎月最大4,488円(税込)安くなる。
・povoはその日その月で、臨機応変にデータ使用量を変更したい人には向いている。
・ソフトバンクで毎月無制限で使用したい方は割高になる可能性があるため注意。
・povoの手続きはオンラインで完結するため便利だが、オンラインに慣れていない人にとってはデメリット。
2021年11月11日時点の調査内容です。