ワイモバイルへのベストな乗り換えタイミングは？大手通信キャリアごとに解説！

ワイモバイルへの乗り換えは転出元によって最適なタイミングが異なる

ワイモバイルへのベストな乗り換えのタイミングは、転出元によってタイミングが異なります。

現在は、どの大手通信キャリアも契約解除料や契約期間などの縛りがないため、解約する際に契約更新月を気にする必要はありません。

ただし、解約や他社に乗り換えた月は利用料金が日割りにならず、解約・乗り換えの手続きを行うタイミングによっては1ヵ月分の利用料金を損してしまう可能性があります。

そのため、ワイモバイルに乗り換える際には、転出元の大手通信キャリアや格安SIM会社によって、いつが最適なのか見極める必要があります。

ワイモバイルのオプションには日割り計算されないものもある

ワイモバイルでは、契約月の利用料金は日割り計算されます。

通話オプションや補償サービスなど、オプションも新規契約と同時に加入すれば基本的に日割り計算されますが、中には日割り計算されないオプションもあります。

利用明細サービスや請求書発行サービスなどは、契約月も日割りされないので注意しましょう。

ただし、どちらもオプション料金は220円(税込)と安いので、そこまで気にする必要はありません。

転出元のプラン料金とワイモバイル（転出先）のオプション料金を比較するのであれば、確実に転出元のプラン料金をお得にすることを優先するべきです。

ワイモバイルに乗り換えるベストタイミングを大手通信キャリア別に紹介

それでは、ワイモバイルに乗り換えるベストなタイミングを、大手通信キャリア別に紹介します。

以下にて、なぜこのタイミングがベストなのか詳しく解説していきます。

【ドコモ・au】月末の解約・乗り換えがベスト

ドコモとauの料金の締め日は月末です。これはどのプランを選んでも、いつ契約しても同じです。

他社に乗り換えた月（=ドコモ・auを解約した月）のプラン料金は日割り計算されません。

そのため、いつ乗り換え・解約しても同じ料金が発生してしまいます。

つまり、なるべく損をせずにワイモバイルに乗り換えるのであれば、月末がベストでしょう。

ワイモバイルで開催されるキャンペーンの多くも、キャンペーン終了日が月末に設定されているため、月末に乗り換えればキャンペーンにも間に合います。

【ソフトバンク】締め日にあわせて切り替えるのがベスト

一方でソフトバンクは、ユーザーによって締め日が異なります。

締め日は、新規契約時にソフトバンクが決定します。ユーザーによって締め日が異なるので、自分はいつが締め日なのかをしっかり確認することをおすすめします。

締め日はMy SoftBankやLINEのソフトバンク公式アカウントにて確認できます。

ソフトバンクでも乗り換え月の利用料金は日割り計算されないので、自分の締め日に近いタイミングで乗り換え・解約を行うと良いでしょう。

【格安SIM会社】おおむね月末に乗り換えるのがベスト

格安SIM会社は、基本的に月末締めが大半です。

乗り換える月、解約月の利用料金は日割り計算されないので、格安SIM会社も月末に乗り換えるのが良いでしょう。

一方で、格安SIM会社はかなり数が多いため、中には月途中に締め日を設けている会社もあるかもしれません。

自分が契約している格安SIM会社の締め日がいつかわからない方は、格安SIM会社の公式サイトでチェックしましょう。

「ワイモバイル 締め日」のように検索すれば、公式サイトの「よくある質問」などの該当するページが上部に表示されるはずです。

大手通信キャリアの契約解除料は現在撤廃されている

以前までは自動更新や2年契約、契約解除金などの文言が飛び交っていた通信業界ですが、現在では大手通信キャリアの契約期間や契約解除料は撤廃されています。

これは、現在契約できるプランだけでなく、過去の2年契約の縛りがあるプランも撤廃されています。

そのため、現在大手通信キャリアのどのプランを契約していたとしても、いつでも契約解除料0円で他社へ乗り換え、解約することが可能なのです。

つまり、契約解除料を気にすることなく、プラン料金の日割りの有無のみを考慮して乗り換えることができます。

ワイモバイルへ乗り換える手順を紹介

ワイモバイルへ乗り換える際の手順は大きく分けて4ステップあります。

以下にて、それぞれのステップについて詳しく解説します。

1.乗り換えに必要なものを揃える

まず、乗り換えに必要なものを用意しましょう。

特に店頭での契約の場合、MNP予約番号がないと今のスマホの電話番号をワイモバイルへ引き継ぐことができないので、注意しましょう。

本人確認書類

まず、本人確認書類の準備が必要となります。

健康保険証または住民基本台帳カードの場合は、現住所が確認できる公共料金の領収書または住民票が必要です。なお、健康保険証などの書類は、未成年者を除き、本人確認書類としての取り扱い終了しました。

また、1点のみで提出可能な本人確認書類についても、書類に記載されている住所と現住所が異なる場合は、同様に3ヵ月以内に発行された補助書類が必要となります。

本人名義のクレジットカードや銀行口座

次に、支払い先として本人名義のクレジットカードまたは銀行口座の情報がわかるものを用意しましょう。

クレジットカードしか使えない格安SIM会社が多い中で、ワイモバイルは口座振替に対応している数少ない会社です。

クレジットカードを持っていない方や使いたくない方でも安心して利用できます。

利用する端末

次に、ワイモバイルで利用する端末を用意します。

ワイモバイルでも購入が可能ですが、今まで使っていたスマホを引き続きワイモバイルで使用することもできます。

ただし、利用する前に必ずワイモバイル公式サイトにて動作確認を行いましょう。

2021年9月末以前に発売されたスマホについては、ドコモやauで購入したものはもちろん、ワイモバイルと同じ回線を使っているソフトバンクの機種もSIMロック解除が必要です。

SIMロック解除は、実店舗だと手数料が3,300円(税込)かかります。My docomoなどのオンラインサポートであれば無料で手続きできるので、余計な費用をかけたくない方はオンラインで手続きをしましょう。

MNP予約番号を発行してもらう

以前まで、他社に乗り換える際には必ずMNP予約番号を発行する必要がありましたが、現在はMNPワンストップ化により、オンライン手続きの際にMNP予約番号が不要になりました。

ただし、店舗での契約の場合、MNP予約番号がないと今使っている電話番号をワイモバイルで使うことができません。ワイモバイルショップで手続きを行う前に、必ず発行しましょう。

MNP予約番号の発行方法は以下の通りです。

電話やショップは待ち時間が長くなる傾向にあるので、オンラインでの手続きがおすすめです。

また、ワイモバイルオンラインストアで申し込む場合は、MNP予約番号の有効期間が10日以上残っている必要があります。

期間に余裕を持って乗り換えの手続きを行うようにしましょう。

2.ワイモバイルに申し込む

次に、ワイモバイルで乗り換えの申し込みを行います。

申し込み手続きはワイモバイルショップまたはワイモバイルオンラインストアのいずれかで可能です。

ワイモバイルオンラインストアであれば、24時間いつでも手続きが可能で契約事務手数料もかからないので、日中忙しくて実店舗へ行く暇がない方や初期費用をできるだけ抑えたい方に適しています。

今回は、ワイモバイルオンラインストアでの契約手順を簡単に紹介します。

画面の案内に従って操作すれば、特にトラブルなくスムーズに手続きが行えますよ。

3.回線切り替え作業を行う

申し込みが完了し、SIMカードが手元に届いたら回線の切り替えを行います。

この切り替え手続きを行わないと、しばらく転出元の回線を使うことになり、すぐにワイモバイルに切り替えることができません。

受付時間は午前9時から午後8時半までとなっており、商品到着から6日後の午後8時半まで切り替えを行わなかった場合、ワイモバイルにて自動的に切り替え手続きが行われます。

その場合、切り替えの時間指定ができないので、自分の都合の良い時間に切り替えたい方はあらかじめ自分で手続きを行いましょう。

4.APN設定を行う

次に、アクセスポイントの設定を行います。

他社で購入したスマホは、アクセスポイントの設定を行わないとワイモバイルの回線が利用できません。

APN設定の手順はiPhoneとAndroidで異なります。

ワイモバイルへの乗り換えに使えるお得なキャンペーン

次に、ワイモバイルへの乗り換えに使えるお得なキャンペーンについて紹介します。

以下にて、それぞれのキャンペーンの概要や注意点について触れていきます。

SIMのみ契約でPayPayポイントプレゼント

他社からの乗り換えでSIMのみ契約、もしくはeSIMのみ契約した場合に、PayPayポイントがもらえるキャンペーンです。

時期によっては還元されるポイントが増加することもありますが、基本は最大5,000ポイントだと思ってください。

注意点は以下の通りです。

また、特典をもらうには開通月の翌月10日までに以下の3つのステップを完了している必要があります。

このキャンペーンはオンライン限定となっており、実店舗で適用することができないので注意しましょう。

データ増量オプションの月額料金が半年間無料

ワイモバイルには、通常のプランのデータ容量よりも最大5GB多くデータが使えるようになる「データ増量オプション」があります。

データ増量オプションは通常だと月額550円(税込)かかりますが、今ならキャンペーンで半年間無料で使えます。

注意点は以下の通りです。

契約と同時申し込みが必須であり、初めてデータ増量オプションを利用する方が対象となります。

新どこでももらえる特典で最大3,000円相当のPayPayポイント

ワイモバイルを申し込み後、申し込み月の4ヵ月後の1ヵ月間にPayPayで買い物をすると、最大20%相当が戻ってきます。（10月に申し込んだ場合、翌年2月の1ヵ月間が対象。）

PayPayで買い物をする度に最大20%のPayPayポイントが還元されるので、PayPayをよく利用する方に非常にお得です。

PayPayポイントの付与上限は最大6,000ポイントであり、契約するプランによって上限が異なるので注意しましょう。

シンプル2 Sだと、どんなにPayPayを利用しても最大500円相当しかもらえません。PayPayをよく利用する方は、契約時にシンプル2 MまたはLを選ぶことをおすすめします。

また、キャンペーン適用には事前エントリーが必要です。

必ずエントリーした月の翌月末までにワイモバイルを契約し、申し込み月から4ヵ月後になったら1ヵ月間たくさんPayPayを使いましょう。

2023年11月時点での調査内容です。