ソフトバンクからmineoへの乗り換え手順を紹介！料金プランも説明！

mineoってどんな格安SIM会社？

mineoは、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する格安SIM会社です。

2014年にサービスを開始してから、ユーザーにあわせた使いやすいプランを打ち出し高い人気を獲得しています。

まずは、そんなmineoの特徴を紹介していきます。

mineoの特徴

mineoの特徴を、下記の4つに分けて解説していきます。

• トリプルキャリア対応のMVNO
• デュアルタイプとシングルタイプから選べる
• 安心のサービスが充実
• オプションでプランをカスタマイズできる

トリプルキャリア対応のMVNO

mineoの最大の特徴は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社の回線に対応している点です。

日本の通信回線は現在、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4キャリアですが、それぞれ独自の基地局から電波が飛ばされているため、エリアによって通信速度や電波状況が異なります。

住んでいる地域や現在利用している通信回線にあわせて、「繋がりやすい回線を選べる」ことは大きなメリットと言えるでしょう。

「格安SIM会社だから繋がりやすさが心配」という方も、mineoなら安心して利用することができます。

デュアルタイプとシングルタイプから選べる

mineoでは、デュアルタイプとシングルタイプの2つのSIMカードが選べます。

それぞれの違いは、「音声通話ができるかどうか」になります。

シングルタイプ（データ通信専用）の方が料金は安く、電話を使わない方やメッセージアプリで済ませる方にとっては、さらにお得に利用することが可能です。

オプションでプランをカスタマイズできる

mineoでは、料金プランにつけられるオプションが豊富に用意されています。

• パケット放題Plus
• 電話かけ放題
• 端末補償サービス
• 余ったパケットが貯められる「パスケット」

「毎月のデータ使用量は少ないけど、電話はしたい」「毎月のデータ容量を繰り越したい」など、ニーズにあわせて使い分けることが可能です。

カスタマーサービスも充実

格安SIM会社には、実店舗が無く、カスタマーサービスが良くない会社も少なくありません。

そのような中、mineoは全国に提携店舗が200店舗以上あり、サポート体制が充実している点が魅力です。

また、カスタマーサービスをより良くするために「マイネ王」というコミュニティサイトを提供しています。

マイネ王では、利用しているユーザー同士でQ&Aや掲示板を利用しながら問題を解決することが可能です。

その他、データ容量をユーザー同士で共有できる「フリータンク」など、独自のサービスを提供しているのもmineoの特徴の1つとなっています。

mineoの料金プラン

mineoの料金プランは、「マイピタ」と「マイそく」の2種類から選択できます。

「マイピタ」はデータ容量から選べるプラン、「マイそく」は通信速度から選べるプランとなっています。

それぞれ詳しく紹介していきます。

mineoの2つのプラン

4つの基本データ容量から選べる「マイピタ」

「マイピタ」は、1GB、5GB、10GB、20GBの4種類から選べるプランとなっています。

上記に加え、申し込み時には別途、契約事務手数料3,300円(税込)、SIMカード発行手数料440円(税込)がかかります。

もちろん、ドコモ・au・ソフトバンクの3社どの通信回線でも同じ料金で利用可能です。

「デュアルタイプ（音声通話対応）」と「シングルタイプ（データ通信専用）」で料金が異なるので注意が必要です。

通信から選べる「マイそく」

「マイそく」は、通信速度を選べるデータ無制限の料金プランです。

マイピタ同様、申し込み時に契約事務手数料3,300円(税込)とSIMカード発行手数料440円(税込)が発生します。

「マイそく」では、最大300kbps、最大1.5Mbps、最大3Mbpsの3つの速度からプランを選ぶことができ、最大300kbpsのライトプランは、2022年8月から開始された月額660円(税込)と格安で利用可能なプランです。

ただし、3日間で10GB以上の通信をした場合と平日12時〜13時は通信制限がかかり、速度が最大32kbpsとなることに注意しましょう。

32kbpsでは、ほとんど通信が利用できません。

mineoとソフトバンクの料金比較

ここでは、mineoとソフトバンクの料金を比較していきます。

※「メリハリ無制限プラン」は新規受付を終了しています。2023年10月3日からは「メリハリ無制限＋」「ペイトクプラン」の提供が開始しています。新料金プランの詳細はこちら。

ソフトバンクの料金プランには、データ無制限の「メリハリ無制限プラン」と～3GBまでの使用量で料金が変動する「ミニフィットプラン+」の2種類があります。

またソフトバンクには、データ通信専用プラン（mineoで言うシングルプラン）はありません。

そのため、ここではデータ容量にあわせて、mineoのデュアルプランと比較していきます。

データ容量1GB

まずは、1GBから比較していきます。

ソフトバンクのミニフィットプラン+（1GB）は、3,278円(税込)で利用することができます。

一方、mineoのマイピタ 1GBのデュアルプランは1,298円(税込)で、ソフトバンクより1,980円も安くなっています。

データ無制限

続いて、データ無制限を比較していきます。

ソフトバンクのメリハリ無制限プランは、7,238円(税込)となっています。

mineoのマイそくでは、最大3Mbpsのプレミアムでも2,200円(税込)のため、ソフトバンクより5,038円も安くなっています。

ただしソフトバンクには、時間帯や使用量による通信制限がないこと、2つの割引があることの2点が大きなメリットとして挙げられます。

通信速度や通信制限が気にならない方にとっては、mineoの方が圧倒的にお得と言えるでしょう。

ソフトバンクからmineoに乗り換える際に準備するもの

ソフトバンクからmineoに乗り換える際に、下記3点が必要となります。

• MNP予約番号
• クレジットカード
• 本人確認書類

本人確認書類は指定されたものを準備するだけで良いですが、MNP予約番号は事前に取得手続きをする必要があります。

またMNP予約番号には、発行から15日間の有効期限がありますが、mineoでは有効期限が10日間以上残っていないと手続きができないので、余裕を持って乗り換えを進めていきましょう。

mineoの支払い方法はクレジットカードのみなので、クレジットカードも事前に用意する必要があります。

MNP予約番号の取得方法

MNP予約番号の取得方法は、下記の3通りです。

• My SoftBankから自分で申請する
• 電話窓口で申請する
• 店舗へ行って申請する

手軽に取得したい方は、オンラインで完結できるMy SoftBankからの手続きがおすすめです。

また前述の通り、MNP予約番号は発行から15日間の有効期限があり、mineoでは有効期限が10日間以上残っていないと手続きができません。

もし有効期限が切れてしまった場合でも、無料で再発行が可能です。

ソフトバンクからmineoに乗り換える手順

事前の準備ができたら、実際に申し込みを進めていきます。

手順は以下の通りです。

それぞれ詳しく解説していきます。

1.希望の申し込み内容を選択する

まずは、mineoの申し込みページにアクセスし、希望の内容を選択していきます。

選択する内容は、下記の7点となっています。

• 端末購入の有無
• 通信回線
• SIMカードの種類
• 5G通信オプションの利用有無
• デュアルタイプまたはシングルタイプ
• マイピタプランまたはマイそくプラン
• オプションサービス

2.eoIDを確認する

希望の内容を選択したら、eoIDを確認します。

eoIDは、mineoを利用するための専用IDです。

既にIDを持っている方はIDを入力し、新規申し込みする場合は「新規登録」から登録を進めていきます。

3.契約者/支払い情報を入力する

続いて、契約者情報/支払い情報を入力していきます。

契約者情報の入力時に、取得したMNP予約番号が必要になるので事前に準備しておきましょう。

また、音声通話/SMSを利用する場合、または端末を分割購入する場合は、本人確認書類のアップロードが必要となります。

本人確認書類は、下記6点のいずれか1つとなります。

• 運転免許証
• 運転経歴証明書
• パスポート
• 個人番号カード
• 在留カード
• 外交官等住居証明書

本人確認が取れたら、申し込みボタンを押して申し込み完了です。

4.端末・SIMカード到着後、初期設定を行う

申し込み後、数日～1週間程度でmineoのSIMカードが送られてきます。

この段階では、ソフトバンクの契約は続いている状態となるので、mineoへの切り替え作業を行います。

切り替えが完了した段階で、ソフトバンクは解約、mineoとの契約が開始となるので注意してください。

切り替え自体は簡単で、マイページ上からMNP転入の申請を行うだけとなります。

Sプランは1時間、Aプラン・Dプランは30分程度で切り替えが完了。

あとは、SIMカードを差し替えるだけでインターネットが使えるようになります。

ソフトバンクからmineoに乗り換える際の注意点

ここでは、ソフトバンクからmineoに乗り換える際の注意点を紹介していきます。

事前に確認が必要なものもあるので、必ずチェックするようにしてください。

キャリアメールを使い続けるには別途料金がかかる

ソフトバンクからmineoに乗り換えると、ソフトバンクは自動的に解約となります。

そのため、キャリアメール（「@softbank.ne.jp」や「@i.softbank.jp」などがつくメールアドレス）は使えなくなります。

キャリアメールのアドレスを様々なサービスに登録している場合は、乗り換えと同時にメールが受信できなくなります。

最悪の場合サービスが利用できなくなってしまう可能性もあるので、必ず事前に確認・変更するようにしてください。

ただし、別途「メールアドレス持ち運び」サービスを活用すれば、解約後でも継続してソフトバンクのキャリアメールを利用することができます。

利用するには、別途料金がかかるため注意してください。

わからないことがあっても店舗で対応してもらえない

格安SIM会社では、実店舗がなくサポートが受けられないケースが多いです。

mineoでは実店舗があるものの、有料のサポートとなっており、さらに一部店舗でしか受けられません。

訪問サポートも実施していますが、高額なためわざわざ格安SIM会社に切り替える恩恵がなくなってしまいます。

ある程度知識を持った上で、mineoに切り替えることをおすすめします。

利用中の端末がmineoで対応しているか確かめる必要がある

mineoは、3回線対応のため使える端末は600機種以上と、他の格安SIM会社と比べて多くなっています。

それでもmineoに対応していない端末はあるため、事前に確認する必要があります。

mineoに対応している端末かどうかは、mineo公式サイト内より検索が可能です。

mineoで販売中の端末を紹介

mineoでは端末も販売しているので、mineoに対応していない端末を持っている方や機種が古くなってきた方などは、申し込みと同時に端末も購入することができます。

購入は実店舗とWebの2通りで、Webからであれば24時間いつでも購入が可能です。

本記事でも、主な取り扱い機種と販売価格をピックアップしてご紹介します。

まずはiPhoneです。

次にAndroid端末です。

上記以外のiPhoneやAndroid端末も販売しているので、端末の買い替えを検討している方はぜひチェックしてみてください。

mineoのメリット・デメリット紹介

最後にmineoのメリット・デメリットを紹介していきます。

mineoを検討している方は、ぜひ事前にチェックしてください。

mineoのメリット

mineoのメリットは以下の3点です。

• 通信回線を選べる
• オプションで自分にあった使い方ができる
• データ容量のシェアができる

それぞれ詳しく紹介していきます。

通信回線が選べる

mineoの最大のメリットは、ドコモ・au・ソフトバンクの3社の回線から好きな回線を選べる点です。

格安SIM会社を使う懸念点として、通信状況が挙げられますが、mineoではこれまで利用してきた回線をそのまま利用できるのでそんな心配は必要ありません。

また、ソフトバンクを利用していて繋がりにくかった方も、ドコモ・au回線を利用することが可能です。

さらにmineoでは、契約中に回線の変更ができます。万が一電波がつながりにくかった場合でも安心して利用できますね。

ただし変更には、変更事務手数料3,300円(税込)とSIMカード発行料440円(税込)が発生します。

オプションで自分に合った使い方ができる

mineoでは、通信容量と通信速度から選べるプランが用意されています。

それに加えて、データ使い放題や電話かけ放題のオプションなども用意されています。

一方ソフトバンクでは、3GBまでのプランかデータ無制限の2プランのみしかありません。

「毎月3GB以上は使うけど無制限ほど使用しない」
「データ容量は少なくていいけど電話かけ放題は欲しい」

mineoなら、プランとオプションを組み合わせることで、様々なニーズに対応することが可能です。

オプションは有料ですが、ソフトバンクからの乗り換えであれば安くなるケースがほとんどです。

自分に合った使い方を格安で利用できるのも、mineoのメリットとなっています。

データ容量のシェアができる

mineoでは、データ容量がシェアできるサービスが用意されています。

シェア方法は様々で、下記3通りがあります。

• パケットギフト
• フリータンク
• ゆずるね。

「パケットギフト」は、その名の通り自分の余ったデータ容量をギフトとしてプレゼントできるサービスです。

家族や友達に余ったデータ容量を贈ることで、毎月無駄なく利用することが可能です。

「フリータンク」は、mineoユーザー全員で共有するデータの貯蔵庫のイメージです。

パケットが余った時は貯めて、足りない時は取り出せる、銀行のような無料サービスとなっています。

見ず知らずの方とデータ容量を共有できる、少しほっこりするmineo独自のサービスです。

「ゆずるね。」は、通信量が多くなる平日昼間12～13時の利用をゆずり合うプロジェクトです。

1回1カウントで、ゆずる数が多くなるほど、データ容量・パケットを消費しなくなるフリーパスなどの特典が貰えます。

mineoのデメリット

続いて、mineoのデメリットを紹介していきます。

mineoのデメリットは下記の2点です。

• ソフトバンクの特典が受けられない
• 支払いはクジレットカード払いのみ

それぞれ解説していきます。

ソフトバンク特典の恩恵が受けられない

ソフトバンクでは、ソフトバンクスマホユーザーに様々なPayPay特典を用意しています。

• 毎週日曜日は最大10％相当ポイント付与
• VODサービス利用で最大20％相当のPayPayポイント付与
• eBookJapanの購入でポイント付与
• 長期継続特典1,000円相当のPayPayポイント付与
• 小学生以下の子供がいる方に誕生月にPayPayポイント付与

その他にも「超PayPay祭」など、 ソフトバンクスマホユーザーが恩恵を受けられるキャンペーンを多数行っています。

しかし、mineoに乗り換えると、これらの特典が受けられなくなります。

PayPayユーザーであれば、逆に損をしてしまう場合もあるので、事前に特典も確認しておくことをおすすめします。

支払方法はクレジットカード払いのみ

mineoの支払い方法は、クレジットカード払いのみしかありません。

そのため、ソフトバンクで口座振替や請求書払いをしていた方は、別途クレジットカードを用意する必要があります。

デビットカードやプリペイドカードだと、発行会社によっては利用できない場合もあるので注意してください。

マイピタ（デュアルタイプ）で契約すると
最大6ヵ月間月額990円(税込)！

mineo 公式サイトはこちら

2022年9月22日時点の調査内容です。