メルペイの始め方を詳しく解説！残高チャージや決済方法も紹介

メルペイはどんなサービス？基本情報を紹介

まずは、メルペイがどのようなサービスなのか、基本情報を確認していきましょう。
以下の3つの項目に分けて紹介します。

メルカリの売上金で決済できる

メルペイでは、メルカリで得た売上金を電子マネーとして利用できます。

これまで、売上金の使い道は「銀行口座への出金」と「メルカリ内の商品購入」に限られており、銀行口座への出金は振込手数料が発生していました。

しかしメルペイなら、メルカリでの売上金を「手数料無料」で電子マネーとして利用することが可能です。必要な登録を済ませれば、いちいちチャージをしなくても、売上金をそのまま使えます。メルカリの使用頻度が多い方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

メルカリの売上金をメルペイで利用する方法は、本人確認・銀行口座登録の有無によって異なります。
詳しくは「メルカリの売上金からチャージする方法」をご覧ください。

「おくる・もらう」でメルペイ残高を送金できる

「おくる・もらう」は、メルペイ残高・ポイントを友達や家族と送り合うことができるサービスです。アプリ内で発行した受け取りリンクを双方で確認してから送金するため、安心・安全にやりとりできます。

メルペイ残高・売上金で購入する「有償ポイント」がサービスの対象。
友達招待やキャンペーンなどでもらえる「無償ポイント」は対象外となっています。

また、メルペイ残高を受け取る場合は「アプリでかんたん本人確認」を完了させる必要があります。
設定方法は『「アプリでかんたん本人確認」を申し込む』をご覧ください。

「メルペイスマート払い」で後払いができる

「メルペイスマート払い」は、メルカリ・メルペイの購入代金を翌月にまとめて精算できるサービスです。残高がない状態でも買い物ができるため、クレジットカードのように利用したい方に適しています。

支払い方法は、翌月にまとめて精算する「一括払い」と、設定した金額で分割して精算する「定額払い」に対応しています。

ただし「定額払い」の利用時には審査があり、18歳未満は利用できません。また、精算時には「定額払い手数料」が請求されるため、元値よりも高くなります。詳しい情報は「メルペイスマート払いとは？」をご覧ください。

メルペイが利用できる店舗・サービス

メルペイは「メルペイコード決済」と「iD決済」に対応しており、全国182万箇所以上の店舗で利用可能（出典：メルペイ、サービス開始2年2ヵ月で利用者数が1,000万人を突破〜本人確認済の利用者数は800万超に〜）。メルカリをはじめとしたネットショップにも対応しています。

ここでは、メルペイが利用できる主要な店舗・サービスを一覧で紹介します。
より詳しく知りたい方は、メルペイ公式サイト「使えるお店」をご覧ください。

メルペイの始め方・登録方法

ここからは、実際にメルペイを始める方に向けた登録方法を紹介します。
以下の手順に沿って進めていきましょう。

1.「メルカリ」をダウンロードする

先述したように「メルペイ」は、メルカリのアプリで利用できます。

メルカリを使ったことがない方はダウンロードして、基本的な設定を済ませましょう。

2.「アプリでかんたん本人確認」を申し込む

「アプリでかんたん本人確認」は、メルペイを安心して利用するために必要な本人確認手続きです。手続きを完了させることで、以下の機能が追加されます。

上記のように、メルペイの主要サービスは本人確認を完了させないと利用できません。
アプリからかんたんに手続きができるため、このまま進めましょう。

「アプリでかんたん本人確認」の申し込み方法

「アプリでかんたん本人確認」の申し込み方法は、次の2つに分けられます。

マイナンバーカード読み取り方式

スマホでマイナンバーを読み取ることで、本人確認を完了させる方法です。
マイナンバーカードに記載されている署名用電子証明書をもとに、電子署名を行います。

また「氏名・生年月日・性別・住所」の個人情報も取得するため、あらかじめ把握しておきましょう。

なお、NFC対応端末でのみ利用可能です。端末のバージョンは、iOS 13以上/Android 5.0以上にアップデートされている必要があります。

自撮り方式

本人確認書類とご自身の顔を撮影することで、本人確認を実施する方法です。
利用できる本人確認書類は、以下の5つです。

「アプリでかんたん本人確認」の申し込み手順

「アプリでかんたん本人確認」の申し込み手順は、以下の通りです。

1.「メルカリアプリ」を開き「メルペイ」→「本人確認」の順に進める。

2.「同意して撮影を開始する」をタップし、希望の方法を選択する。

3.「お支払い用銀行口座」を設定する

「お支払い用銀行口座」を設定すれば、ATMに行かなくてもその場でチャージできるようになります。残高が足りなくてもすぐに追加できるため、安心して利用できるでしょう。

また、メルカリの売上金には180日以内の振込申請を行わなければ売上金が消滅してしまいますが、「お支払い用銀行口座」の設定を行うことで、振込申請期限が180日から無制限になる点もうれしいポイントです。

※メルペイの「お支払い用銀行口座」とメルカリの「振込申請用銀行口座」で登録する銀行口座は異なります。詳しくは、メルカリ公式サイトの「振込申請で登録している銀行口座との違い」をご覧ください。

対応している金融機関を確認した上で、手続きを進めましょう。地方銀行を利用する方は、メルカリ公式サイト「お支払い用銀行口座に登録可能（及び一時停止中）の金融機関」をご覧ください。

「お支払い用銀行口座」の登録手順

お手元に金融機関の情報を用意したら、登録手続きを始めましょう。

なお「お支払い用銀行口座」を登録する際に表示される本人情報は、対象の銀行口座の情報と一致する必要があります。

メルペイの登録情報に誤りがある場合は、お支払い用銀行口座の登録前に変更手続きをしましょう。詳細は「本人情報の変更方法」をご確認ください。

「お支払い用銀行口座」の登録手順は、以下の通りです。

1.「メルカリ」アプリを開き「メルペイ」→「銀行口座登録」と進める。

2.「次に進む」をタップし、登録したい銀行口座を選択。「同意して次へ」をタップする。

3. 必要な情報を入力し「銀行サイトへ」をタップ。パスコードを入力し、銀行サイトで手続きを進める。

4. 再度メルカリアプリに画面が切り替わったら、右上の「完了」をタップする。

上記の手順で「お支払い用銀行口座」の登録は完了です。

4.「iD決済」を有効にする

「iD決済」は、スマホやカードで使えるキャッシュレスサービスです。
登録必須のサービスではありませんが、有効にすることで以下の2つのメリットを受けられます。

加盟店の多い「iD」が使えることで、メルペイコード決済に対応していない店舗でも、メルペイ残高から支払えるようになります。iDに登録することで、利用できる店舗数が最大になるのです。

また、iPhoneとApple Watchは「Apple Pay」、Androidは「Google Pay・おサイフケータイ」を通じて支払いができるため、スマホをかざすだけで決済が完了します。より早く決済を完了させたい方に適しているでしょう。

iD決済を有効にする方法・手順は以下の通りです。

1.「メルカリ」アプリを開き「メルペイ」をタップする。

2.「iD決済」のマークを選択し「設定を始める」→「OK」の順にタップする。

3. 電話番号認証でSMSに送信された認証番号を入力し「認証する」をタップする。

4.「OK」→「OK」→「同意する」と進める。

5.「完了」をタップし、Apple Payの支払い設定をする。「設定完了」をタップする。

メルペイ残高へのチャージ方法

ここからは、メルペイ残高にチャージ（入金）する方法を紹介します。
以下の3つの項目に分けて確認しましょう。

銀行口座からチャージする方法

1つ目は、メルペイに登録済みの「お支払い用銀行口座」からチャージする方法です。

利用するには「アプリでかんたん本人確認」の登録を完了させている必要があります。
まだ済んでいない方は『2.「アプリでかんたん本人確認」を申し込む』をご覧ください。

1.「メルカリ」アプリを開き「マイページ」をタップする。

2.「増やす」→「銀行口座・ATMからチャージ」と進める。

3.「チャージ金額」「チャージ方法」を選択し「チャージする」をタップする。

銀行口座からチャージする場合の1回あたりの最低入金金額は1,000円、1日の入金限度額は200,000円です。

また、メルペイ残高が100万円以上ある場合は、追加チャージができません。

セブン銀行ATMからチャージする方法

2つ目は「セブン銀行ATM」からチャージする方法です。

セブン銀行の口座がなくても利用できます。「お支払い用銀行口座」の登録をしていない方や、なんらかの理由で銀行口座が使えない方などにおすすめです。

ただし「アプリでかんたん本人確認」が済んでいない方は利用できません。
あらかじめ登録を済ませておきましょう。

セブン銀行ATMからチャージする方法・手順は、以下の通りです。

セブン銀行ATMでチャージする場合の1回あたりの最低入金金額は1,000円、1日あたりの入金限度額は99,000円です。

また、メルペイ残高が100万円以上ある場合は追加チャージができません。

メルカリの売上金からチャージする方法

3つ目は「メルカリの売上金」からチャージする方法です。

「アプリでかんたん本人確認」もしくは「お支払い用銀行口座」の登録が済んでいる方は、メルカリの売上金をそのままお買い物に利用できます。別途、チャージ手続きなどは不要です。

一方、上記の手続きが済んでいない方は、売上金で「メルカリポイント」を購入し、そのポイントで決済する必要があります。

メルカリポイントの購入手順は、以下の通りです。

メルカリポイントには「有償ポイント」と「無償ポイント」の2種類あり、メルカリの売上金で購入する場合は、前者に当てはまります。

有償ポイントの有効期限は、365日間です。「メルペイ」→「ポイント」→「有効期限」と進めると、残りの期限を確認できます。

無償ポイントには、友達招待やキャンペーンなどでもらえるポイントが該当します。
有効期限は付与されたときの条件によって異なるため、それぞれ確認してください。

メルペイで支払いをする方法

続いて、メルペイで支払いをする方法を紹介します。以下の4つの項目に分けて確認していきましょう。

メルペイコード決済で支払う

「メルペイコード決済」は、もっともベーシックな方法と言えるでしょう。

メルペイのマークがあるお店で、QRコードやバーコードを「提示」または「読み込み」して、支払いをします。

次の2つの項目に分けて、手順を確認しましょう。

自分のコードを提示して支払う

1つ目は、自分の「メルカリ」アプリに表示されるQRコードやバーコードを提示し、店員に読み取ってもらう方法です。

お店のコードを読み取って支払う

2つ目は、お店に提示されているQRコードをスマホで読み取って支払う方法です。

iD決済で支払う

「iD決済」は、レジや店頭に「iD」のマークがある店舗で利用できます。
対象の店舗は、iD公式サイトの「使えるお店をさがす」でご確認ください。

iD決済で支払う方法・手順は以下の通りです。

ネットショッピングで支払う

メルペイは、メルカリ以外のネットショッピングにも対応しており「メルカリの売上金で購入したポイント・メルペイ残高・メルペイスマート払い」などが利用できます。

ただし、メルカリ内の購入に使用する「クレジットカード・コンビニ/ATM払い・d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い」は利用できないため、注意しましょう。

決済手順は買い物をするショップによって異なりますが、支払い方法に表示される「メルペイ」または「メルペイでお支払い」を選択すると、決済画面に進みます。

パソコンで手続きをする場合は、パソコンの画面に表示されるQRコードを読み取ることで決済が可能です。

モバイルSuicaにチャージして支払う（iOSのみ）

「メルペイ残高」や「メルペイポイント」は、iPhoneの「Apple Wallet」を経由することで、モバイルSuicaへのチャージが可能です。メルペイの決済方法に対応していない交通機関や自動販売機などで利用する場合は、設定しておきましょう。

なお「iPhone 7」以上、「Apple Watch Series 2」以上の端末でのみ利用できます。
Androidは対応しておりません。

また、モバイルSuicaへのチャージは「ID決済」および「メルペイ電子マネー」の登録を完了させている必要があります。まだ済んでいない方は、先に『「iD決済」を有効にする』をご確認ください。

モバイルSuicaにチャージする方法

モバイルSuicaへのチャージは「Apple Walletアプリ」または「Suicaアプリ」から、手続きができます。大きな違いはないため、使いやすいほうを選択してください。

1.「Apple Wallet」アプリを開き、対象のSuicaを選択する。

2.「チャージ」をタップし、金額を入力したら「追加する」をタップする。

3.「メルペイ電子マネー」が表示されていることを確認し、支払いを完了させる。

Apple Walletアプリからのチャージは「1円〜チャージ後の残高が20,000円になる金額まで」指定できます。

Suicaアプリからのチャージは「500円単位で10,000円まで」指定できます。

メルペイクーポンを活用すればお得に使える！

メルペイには、決済時のポイント還元はありません。

しかし、街のお店やネットショップで利用できるクーポンのプレゼントを実施しています。
上手に活用することで、ポイント還元と同様、もしくはそれ以上にお得に利用できるでしょう。

メルペイクーポンの種類や特徴は、以下の通りです。

「街のお店」と「ネットショップ」で利用方法・手順が異なります。詳しくは、メルペイ公式サイトの「メルペイの使い方〜メルペイクーポンの利用方法について〜」をご覧ください。

メルペイに関するよくある質問

最後に、メルペイに関するよくある質問を紹介します。
不明点を解決した上で、登録を進めましょう。

2022年9月3日時点の調査内容です。