ソフトバンクからの乗り換えならLINEMOがおすすめ！申し込み手順は6ステップ！

ソフトバンクからLINEMOに乗り換える4つのメリット

さっそく、ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるメリットを確認していきましょう。以下の4つの項目に分けて詳しく解説します。

月額料金を大幅に下げられる

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えることで、年間最大5万円以上の節約が可能です。この項目では、契約内容ごとに4つのパターンに分けて月額料金比較を紹介します。

なお、このほかにもソフトバンクでは「ペイトク無制限/30/50」が提供されていますが、PayPayの利用金額によって実質負担金額が変動するため、本記事では取り上げません。

詳しい情報が気になる方は「ペイトク無制限の解説記事」を確認してください。

メリハリ無制限＋を契約中の方

まずは、ソフトバンクのデータ容量無制限プラン「メリハリ無制限＋」と、LINEMOの「ミニプラン・スマホプラン」の比較を紹介します。以下の一覧表をご覧ください。

上記の表からは、ソフトバンクと比べてLINEMOのほうが月額料金が大幅に安いことがわかります。

たとえば「メリハリ無制限＋：〜無制限」と「スマホプラン：20GB」の金額差は月額4,697円(税込)。同じ条件で1年間使い続けた場合、合計56,364円(税込)の差額が生まれます。

ただし、データ容量の多さはソフトバンクが優勢です。ひと月29GB以上（※1）のデータ容量を利用する方は、大手通信キャリアのデータ容量無制限プランを選択したほうが良いでしょう。

※1. スマホプラン（20GB）を契約中の方が「データ量の追加購入：550円(税込)/1GB」をひと月に8回購入した場合、データ容量は合計28GB、月額料金は合計7,128円(税込)になります。ソフトバンクのメリハリ無制限＋（〜無制限）の月額料金が7,425円(税込)ですので「合計28GBまではLINEMOのスマホプランがお得」だと考えられます。

メリハリ無制限＋を契約中の方（割引適用後）

ソフトバンクは、メリハリ無制限＋を契約する方に向けて「新みんな家族割・おうち割 光セット・PayPayカード割」の3つの割引サービスを用意しています。

ここでは、割引適用後の「メリハリ無制限＋」と、LINEMOの「ミニプラン・スマホプラン」の料金比較を確認していきましょう。

割引が適用されることで、ソフトバンクの月額料金は格段に安くなりました。しかし依然としてLINEMOのほうがコスト面では有利です。ひと月のデータ使用量が20GBを下回る方は、LINEMOに乗り換えたほうが良いでしょう。

なお、割引には適用条件があります。詳しく知りたい方は、ソフトバンク公式サイト「メリハリ無制限＋」を確認してください。

ミニフィットプラン＋を契約中の方

続いて、ソフトバンクの段階制プラン「ミニフィットプラン＋」と、LINEMO「ミニプラン」の月額料金比較を紹介します。こちらもまずは一覧表をご覧ください。

上記の表からは、ソフトバンクと比べてLINEMOの月額料金が大幅に安いことがわかります。

たとえば「ミニフィットプラン＋：〜3GB」と「ミニプラン：3GB」の金額差は月額4,488円(税込)。同じ条件で1年間使い続けた場合の差額は合計53,856円(税込)です。

ミニフィットプラン＋を契約中の方（割引適用後）

ソフトバンクのミニフィットプラン＋は、前述した割引サービスのうち「おうち割 光セット」の対象となります。こちらも一覧表を使って、LINEMOとの金額差を確認していきましょう。

割引適用後の料金比較でも、LINEMOの月額料金が圧倒的に安い結果となりました。データ容量を変えずに、月額3,388円(税込)の節約ができるのはとてもお得ですね。

なお、割引には適用条件があります。詳しく知りたい方は、ソフトバンク公式サイト「ミニフィットプラン＋」を確認してください。

ソフトバンクと同等の通信回線を使える

ソフトバンクのオンライン専用プランであるLINEMOなら、大手通信キャリアと同等の通信回線を利用できます。しかし「本当に遅くならないの？」と気になっている方も多いはず。

この項目では、回線速度の口コミサイト「みんそく」の情報を参考に、LINEMOと大手通信キャリアの通信速度を比較します。

上記のうち「平均Ping値」は1回の送受信にかかる時間を、「平均ダウンロード/アップロード速度」は1回の通信で送受信できるデータ容量を表します。前者は数値が小さいほど速く、後者は数値が大きいほど速いと考えてください。

この点を踏まえた上で比較表を見ると、LINEMOでは「平均ダウンロード速度」が少しだけ低いものの、全体的に大手通信キャリアと変わらない数値が出ていることがわかります。体感速度にも大きな影響はないでしょう。

LINEのデータ消費量がゼロになる

LINEMOのミニプラン・スマホプランを契約する方は、LINEのデータ消費量がゼロになる特典「LINEギガフリー」を無料で利用できます。

対象サービスは「トーク・音声通話・ビデオ通話」など。さらに、データ容量を使い切っても、LINEの対象サービスは高速通信で使い続けられます。

なお「トークでの位置情報の共有・Liveの利用・スタンプショップの利用」など、一部の機能はギガフリーの対象外となります。詳しくは、LINEMO公式「LINEギガフリー」をご覧ください。

基本料初月無料、タイミングを気にせず乗り換えられる

ソフトバンクを含む対象サービスからLINEMOに乗り換える方は「基本料初月０円特典 (LINEMO)」の対象となり、基本料の免除を受けられます。キャンペーンの基本情報は次のとおりです。

「基本料初月０円特典 (LINEMO)」は、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの番号以降でLINEMOを契約する方が対象となるキャンペーンです。

適用条件を満たす場合「LINEMOの初月の基本料・対象のオプションサービス料および月額使用料」が無料になります。利用料金の重複を気にせず、好きなタイミングで乗り換えられるのは大きなメリットですね。

ソフトバンクからLINEMOに乗り換える3つのデメリット

続いて、ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるデメリットを紹介します。以下の3つの項目に分けて確認していきましょう。

店頭サポートを受けられなくなる

ソフトバンクユーザーは、全国のソフトバンクショップで充実した対面サポートを受けられます。機種変更などの契約手続きはもちろん、料金見直しや操作方法の相談ができるのもうれしいポイントです。

一方、LINEMOの受付窓口はWebのみ。ソフトバンクの関連サービスではありますが、ソフトバンクショップ・ワイモバイルショップでの店頭サポートは受けられません。

契約後の各種相談は「カスタマーサポート（お問い合わせ）」または「LINE公式アカウント」のチャットでのみ受け付けています。

ソフトバンクの割引サービスの対象外になる

ソフトバンクからLINEMOに乗り換えることで、以下の割引サービスの適用が終了します。家族回線や固定回線の料金にも影響が出る可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

ここでは、各サービスの基本情報を紹介します。

新みんな家族割

「新みんな家族割」は、家族などでソフトバンクを複数回線契約する場合に適用される割引です。

合計10回線まで、月額最大1,210円(税込)の永年割引を受けられます。対象の料金プランと割引金額は次のとおりです。

ソフトバンクの解約に伴い、対象回線への割引は終了します。また、家族回線数が減ることで、ほかの回線の月額料金が増額する可能性があります。乗り換え手続きをする前に、割引の適用状況を確認しておきましょう。

おうち割 光セット

「おうち割 光セット」は、ソフトバンクと対象の固定回線サービスをセットで契約する場合に適用される割引です。

最大10回線まで、月額最大1,100円(税込)の永年割引を受けられます。対象の料金プランと割引金額は以下のとおりです。

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えに伴い、上記の割引は終了します。固定回線サービスを解約する場合、契約解除料や工事費がかかることがあるため、注意が必要です。

PayPayカード割

「PayPayカード割」は、2023年10月に登場した新しい割引サービスです。

ソフトバンクの利用料金をPayPayカードまたはPayPayカードゴールドで支払うことで、月額187円(税込)の永年割引を受けられます。割引の基本情報は次のとおりです。

こちらも、ソフトバンクの解約に伴って割引の適用が終了します。また、PayPayカードゴールドには11,000円(税込)の年会費が設定されているため、解約やダウングレードも検討しましょう。

キャリアメールの引き継ぎには利用料金がかかる

ソフトバンクで利用中のキャリアメールアドレスは、回線の解約と同時に廃止されます。別途オプションサービスに加入することで引き継ぎもできますが、こちらは有料サービスです。

ここでは、サービスの基本情報と利用条件を紹介します。

ソフトバンクからLINEMOに乗り換える手順

ここからは「ソフトバンクからLINEMOに乗り換える方法・手順」を紹介します。項目ごとに詳しく確認していきましょう。

1. 契約に必要なものを準備する

はじめに、LINEMOの契約に必要なものを準備しましょう。以下の一覧表をご覧ください。

上記のうち「本人確認書類・補助書類」は、細かく受付基準が定められています。詳しくは、LINEMO公式サイト「本人確認書類」をご覧ください。

なお、ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えには、「本人確認書類」と「MNP予約番号」は必要ありません。ソフトバンクの情報を入力することで、電話番号の引き継ぎができます。

2. 契約者情報が正しいことを確認する

ソフトバンクの契約者情報に誤りがある場合、LINEMOへの乗り換え手続きがキャンセルされてしまいます。

申し込みの前日までに「My SoftBank」で情報を確認・変更しておきましょう（My SoftBankのログインには「SoftBank ID/パスワード」が必要です）。

確認する項目は「契約者氏名」と「契約者住所」の2つ。このうち、契約者氏名の変更手続きは店舗でのみ受け付けています。本人確認書類を用意した上で、ソフトバンクショップで手続きをしてください。

3. 動作確認済み端末・SIMロック解除をチェックする

ソフトバンク・ワイモバイル以外で購入した機種を利用する方は「動作確認済み端末」と「SIMロック解除」をチェックしておきましょう。それぞれ解説します。

動作確認済み端末をチェックする

「動作確認済み端末」とは、LINEMOのサービスが正常に使えることが確認された端末のことです。

動作確認ができていない端末を利用すると「インターネットにつながらない」「電話が途中で途切れる」といったトラブルが発生する可能性があります。

LINEMOの動作確認済み端末は、LINEMO公式サイトの「動作確認端末」でチェックできます。手順は次のとおりです。

上記の手順で「対象の機種名が表示されない」または「○がついていない」場合、動作確認が済んでいない可能性があります。新しい機種を購入するなど、別の方法を考えましょう。

SIMロック解除をチェックする

「SIMロック解除」は、SIMロック（購入した通信キャリア以外のSIMカードを利用できないようにする制限）を解除するための手続きです。

2021年10月1日以降に発売された機種は制限の対象外のため、手続きは不要。それ以前に発売された端末の解除状況は通信キャリアによって異なります。

たとえば、ドコモ・au・ソフトバンクで販売された端末で、以下の条件に当てはまる場合、SIMロック解除手続きは不要です。

上記の条件に当てはまらない機種を利用する場合、SIMロック解除手続きが必要です。各社「店舗・電話・Web」で受け付けているため、問い合わせて手続きをしてください。

4. 契約するSIMカードの種類を決める

LINEMOは「SIMカード」と「eSIM」の2種類の通信方式に対応しています。申し込みの際に選択する必要があるため、どちらを契約するのか事前に決めておきましょう。

「SIMカード」は、物理的なチップを端末に挿入して電波を受信する方式です。ソフトバンクを含む多くの通信キャリアで長く採用されており、これまでと同じ使い方をしたい方に適しています。

「eSIM」は、端末に搭載されたチップに通信キャリアの情報をインストールして、電波を受信する方式です。物理的なSIMカードを使わないため、最短即日に開通できます。

新しいサービスを利用したい方、早く使いはじめたい方はこちらを選択しましょう。なお、eSIMを利用するには対応端末が必要です。

5. LINEMOの申し込み手続きをする

ここまでの準備ができたら、LINEMOの申し込み手続きをはじめます。手順は次のとおりです。

1.「LINEMO公式サイト」にアクセスし、右上の「申し込む」をタップする。
2.「今の電話番号をそのまま使用する」→「ソフトバンク」の順に選択する。
3. 画面に表示される注意事項を確認し「わかりました」をタップする。

4. SIMカードの種類と端末の種類を選択する。

5.「お申し込み前に準備してください」と「利用開始までの流れ」を確認する。

6.「My SoftBankにログインする」をタップする。
7.「SoftBank ID/パスワード」を入力し「ログインする」をタップする。
8. 画面表示に従って、契約手続きを進める。

料金プラン・オプションサービス・契約者の情報を入力し、登録を確定させたら申し込みは完了です。

6. 開通手続き・初期設定をする

申し込み手続きおよび審査完了後、最短翌日に商品が配送されます。注文内容と相違がないこと、傷などの不備がないことを確認した上で、開通手続き・初期設定を進めましょう。手順は次のとおりです。

eSIMを契約した方は手順が異なります。詳しくは、LINEMO公式サイト「利用開始までの流れ」をご覧ください。

1. 開通手続きをする

はじめに、LINEMOの通信回線を利用するための開通手続きをしましょう。受付窓口の情報は「同梱の冊子」または「商品発送のお知らせメール」に記載されています。案内に沿って進めてください。

なお、通常であれば手続き完了後30分程度で回線が切り替わりますが、混雑状況によっては2時間〜3時間ほどかかることがあります。

2. 端末にSIMカードを挿入する

続いて、端末にSIMカードを挿入します。SIMカードは小さく紛失しやすいため、慎重に作業してください。手順は次のとおりです。

SIMカードトレーの取り出し方は機種によって異なります。不明点がある方は、取扱説明書をご確認ください。

3. APN設定をする（Androidスマホのみ）

一部のAndroidスマホ、またはiOS15未満のiPhoneを利用する場合「APN設定」が必要です。ここでは、AndroidスマホのAPN設定の手順を紹介します。

1.「設定」アプリを開き「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」と進める。

2.「アクセスポイント名」を選択し、APN一覧の中から「LINEMO」を選択・保存する。

3. APN一覧に「LINEMO」が表示されない場合、画面右上のメニューをタップする。
4.「新しいAPN」をタップし、設定項目を入力する（以下に記載しています）。
5. 画面右上のメニューをタップし、内容を保存する。
6. 新しく設定したAPNを選択して、ブラウザなどで通信可能か確認する。

以上でAndroidスマホのAPN設定は完了です。「3」の設定項目には、以下の情報を入力してください。

ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えに関するよくある質問

最後に、ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えに関するよくある質問を紹介します。不明点や心配な点がある方は、ぜひ参考にしてください。

2023年10月7日時点の調査内容です。