Androidのメリット・デメリットを解説！iPhoneとの違いは？

AndroidとiPhoneの違いに迫る！5つの視点で解説

iPhoneとAndroidは似たようなものだと考える方も多いと思いますが、実際には操作性や機種などさまざまな違いがあります。

本章では、AndroidとiPhoneの違いを5つの項目にわけて紹介します。

下記にてそれぞれの違いについてくわしく解説します。

①OS（基本ソフトウェア）

OSとは「Operating System（オペレーティングシステム）」の略称で、スマホの操作やアプリを使うための土台となる「基本ソフトウェア」のことです。

AndroidはGoogleが開発している「Android OS」を、iPhoneはAppleが独自に開発している「iOS」を使用しています。

それぞれのOSでしかできない操作や使えないアプリがあるため、自分にとって使いやすいOSを選ぶことが重要です。

②取り扱いメーカー

Androidは「SONY（ソニー）」や「SHARP（シャープ）」などの複数のメーカーがスマホを開発していますが、iPhoneは「Apple」のみとなります。

取り扱いメーカーが多いAndroidは機種のラインナップが豊富であるのに対して、AppleのみのiPhoneはデザインや機能が統一されているというメリットがあります。

Androidはメーカーによってスペックや特徴が異なるため、スマホの性能にこだわりがある方はより自分の好みにあったスマホを見つけることが可能です。

③価格

Androidはさまざまなメーカーがスマホを開発・販売しているため、機種によって価格帯が大きく異なります。

例えば、最低限のスペックが備えられたエントリーモデルは20,000円前後で購入でき、高性能なハイエンドモデルは10万を超える場合もあります。

一方、iPhoneは10万円以上の機種が大半であり、廉価モデルといわれるiPhoen SEシリーズも5万円以上で販売されています。

価格の安さを重視するのであれば、Androidを選ぶことをおすすめします。

④使いやすさ

Androidはホーム画面やウィジェットなどのカスタマイズの自由度が高く、自分が使いやすいように設定することが可能です。

対してiPhoneは、基本的に全モデルで操作が変わらないため、説明書を読まなくても直感的に操作しやすいという魅力があります。

Android・iPhoneそれぞれに異なる特徴があり、個人によって求める機能が変わるため、どちらの方が優れているとは断言できません。

⑤セキュリティ

AndroidもiPhoneもさまざまなセキュリティ機能を搭載しており、基本的にはどちらも安全に使用できます。

ただし、Androidの大部分はオープンソースであることから、一般的にはiPhoneの方がセキュリティが高いといわれています。

なお、AndroidとiPhoneの違いはこちらの記事でも紹介しているので、参考にしてください。

Androidの魅力とは？iPhoneにはない5つのメリット

Androidの主なメリットとして、以下の5つが挙げられます。

それぞれのメリットについて詳しく解説するため、ぜひチェックしてください。

①コスパの良いスマホがある

Androidは、メーカー各社が競い合っていることもあり、高スペックな機種でも安く購入できるケースが多いです。

例えば、Motorola（モトローラ）の最新ハイエンドモデルである「motorola edge 40」は、IIJmioにてiPhoneのナンバリングシリーズ半額以下の「57,800円(税込)」で購入できます。
※IIJmioでは、キャンペーンでさらに安く購入することも可能。

ちなみにiPhoneの場合、ナンバリングモデルのスタンダードな機種（iPhone 15など）でも最低10万円以上で販売されています。

コストパフォーマンスに優れたスマホを探している方は、ぜひAndroidを検討してみると良いでしょう。

②スマホのラインナップが豊富

Androidは多くのメーカーが販売していることもあり、機種のラインナップがとても豊富です。

具体的な例として、SONYの「Xperia（エクスペリア）」やSHARPの「AQUOS（アクオス）」、Samsung（サムスン）の「Galaxy（ギャラクシー）」などが挙げられます。

一方で、iPhoneはAppleのみが開発・提供しているため、選べる機種の種類は多くありません。

価格を抑えた格安スマホからスペック重視のハイエンドスマホまで、幅広い選択肢がある点はAndroidならではの魅力でしょう。

③カスタマイズの自由度が高い

Androidにはホーム画面やウィジェットを自由にカスタマイズできるというメリットがあります。

例えば「Google Play」のアプリストアには、ホーム画面用のアプリがいくつもあり、自分好みの背景やアプリのアイコンに変更できます。

また、画面上の好きな場所にアプリを設置したり、ウィジェットをホーム画面に置いたりすることも可能です。

iPhoneよりもカスタマイズの自由度が高いため、「自分が使いやすいように細かく設定したい」という方にAndroidはおすすめです。

④外部SDカードで容量を増やせる

一部の機種を除き、Androidは外部SDカードに対応しています。

本体容量が足りない時のデータの保存場所として使用でき、機種変更時などにバックアップしたデータを保管する目的としても重宝します。

一方で、iPhoneは外部SDカードに対応しておらず、サーバー上にデータが保存できるiCloudを利用する仕様です。iCloudは、無料で使える範囲の空き容量が不足すると、課金をして容量を増やさなければなりません。

上記の特徴から、Androidは動画をたくさん撮ったり、大容量のデータを持ち運んだりする際に便利なスマホといえます。

⑤特化した機能がある

Androidスマホは、各メーカーからスペックやデザイン・操作性能が異なる機種が開発されており、スマホによって特化している機能が異なります。

例えば、カメラ性能（画素数の高さや夜景モード・ポートレートなど）にこだわった機種や、ゲームで遊ぶ際の機能（画面のリフレッシュレートやメモリ容量など）に特化したゲーミングスマホが挙げられます。

丈夫さにこだわり、耐衝撃や防水性能に優れたアウトドア向けの機種もあります。最近では折りたたみスマホも販売されていますね。

このように機種によって特化した機能が異なるため、特定の機能にこだわりがある方にもおすすめです。

Android利用時の注意点！4つのデメリット

Androidのデメリットを4つ紹介します。

下記にて、それぞれのデメリットについてくわしく解説するため、Androidのスマホを購入予定の方はぜひチェックしてください。

①スマホによってスペックが異なる

前述の通り、Androidは多くのメーカーからさまざまなスペック・特徴のスマホが販売されているため、機種によってスペックや操作性が大きく異なります。

機種の選択肢が多いという点はメリットでもありますが、事前情報がないままスマホを購入した結果、自分の用途や好みにあわなかったというケースもあります。

特にメーカーによってスマホに搭載されているUI（ユーザーインターフェース）が異なるため、操作性に大きな違いがあり、買い替えるごとに操作に迷ってしまう恐れがあります。

Androidスマホを購入する際は、事前にどのようなスペック・特徴があるのか確認しましょう。

②OSのサポート期間が短い

一般的にAndroid OSのサポート期間は約2年〜3年といわれており、購入から最長5年間は最新のOSにアップデート可能なiPhoneと比べると短いです。

利用途中にOSのサポート期間が終了した場合、OSを最新バージョンにアップデートできなくなります。

その結果セキュリティレベルが低下したり、利用できるアプリが制限されたりするので注意が必要です。

2年〜3年サイクルで機種変更する方は問題ないですが、長く同じ機種を使う可能性がある方はiPhoneの方が適しているでしょう。

Google純正の「Google Pixel」はサポート期間が長いなど、正確なサポート期間についてはメーカーや機種によって異なるため、それぞれの情報をチェックするようにしてください。

③セキュリティが不安

Androidは、iPhoneと比べるとセキュリティにやや不安があります。

あくまで可能性の話ですが、上記の理由からAndroidのセキュリティ面に対して不安視する方も少なくありません。

Androidを使う際に不安がある方は、セキュリティソフトや大手通信キャリア・格安SIM会社のセキュリティオプションサービスを利用して、安全な環境を整えることをおすすめします。

④アクセサリーの種類が少ない

Androidは、iPhoneよりもケースなどのアクセサリーの種類が少ない傾向にあります。

Androidのアクセサリーが少ない理由の1つとして、端末の人気の高さが挙げられます。

以前の国内シェア率はAndroidが「約30%」、iPhoneが「約70%」と大きな差がありました。その影響もあり、スマホケースや液晶保護フィルムなどの充実度に違いが見られたのです。

現在は以前ほどAndroidとiPhoneのシェア率に差はありませんが、依然としてiPhoneのアクセサリーの方が多い傾向にあります。

また、Androidはデザインの異なる機種が多いため、それぞれ対応するアクセサリーをiPhoneと同じだけ製造することが難しいと考えられます。

大きなデメリットではないかもしれませんが、アクセサリーにこだわりを持っている方はiPhoneの方が使いやすいかもしれません。

AndroidとiPhoneを比較！どちらがおすすめ？

ここまで紹介してきたAndroidのメリット・デメリットと、iPhoneのメリット・デメリットを表で比較しましょう。

上記のとおりAndroid・iPhone両方に善し悪しがあり、それぞれ異なる魅力があります。

そのため自分がスマホを購入する上で求める条件をよく考え、適した機種を選ぶことが大切です。

Androidがおすすめな方の特徴

Androidがおすすめな方の特徴は以下のとおりです。

特にスマホ選びにおいて価格を重視している方は、iPhoneよりもAndroidの方がおすすめです。

ハイエンドモデルの場合はAndroidスマホでも10万円を超えることがありますが、その他の機種であればiPhoneよりも安く購入できるケースが多いです。特に近年では、コスパの良いミドル～ハイスペックモデルのラインナップが豊富ですよ。

iPhoneも素晴らしい製品ですが、価格の高さがネックになっている方も多いでしょう。

よりコストパフォーマンスの良いスマホを探している方は、ぜひAndroidを検討してみることをおすすめします。

Androidのおすすめスマホ2機種

Androidで5万円以下の価格で購入できるおすすめスマホを2機種紹介します。

下記にて、それぞれのスマホのスペックについてくわしく解説します。

OPPO Reno9 A

OPPO Reno9 Aは、一度にアプリなどを起動できる容量に関わるメモリが8GBと、10万円程度の高額なハイエンドスマホと変わらないのが特徴です。

IIJmioの乗り換えキャンペーン（期間限定）を適用すると約2万円で購入できるため、価格を抑えつつある程度ハイスペックな機能を求める方に適しています。

トリプルカメラ搭載に加えてメインカメラの画素数も4,800万画素と高く、細部まで鮮やかな写真を撮影できます。

スマホを購入する上でコスパを重視する方におすすめです。

AQUOS sense7

AQUOS sense7はSHARPが開発しているスマホシリーズ「AQUOS senseシリーズ」の人気機種です。

防水やおサイフケータイ対応など日常生活における便利な機能から、夜景も明るく鮮明に撮れるカメラ機能など、足りない機能が浮かばないくらい魅力的な要素がたくさんあります。

IIJmioの乗り換えキャンペーンを使うと2万円台で購入できるため、スマホをなるべく安く買い替えたい方にもおすすめです。

2023年9月11日時点の調査内容です。