ワイモバイルからドコモへの乗り換えはおすすめ？メリット・デメリットを解説

ワイモバイルからドコモに乗り換える3つのメリット

ワイモバイルからドコモに乗り換えるメリットは以下の3つです。

ワイモバイルからドコモに乗り換えると、データ容量無制限のプランや通信速度の改善など、さまざまなメリットがあります。

下記にてそれぞれのメリットについて詳しく解説するため、ワイモバイルから乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。

データ容量無制限あり｜料金プランの選択肢が豊富

ドコモにはデータ容量無制限のプランがあるため、通信制限を気にせずにインターネットが利用できます。

ワイモバイルとドコモの料金プランを表にまとめました。

ドコモには使えるデータ容量や料金が異なる3種類の料金プランがあり、以下の特徴があります。

「eximo」はデータ容量無制限で使えるプランですが、利用データ容量が1GB未満・3GB未満の月は月額料金が安くなります。

そのため「eximo」はインターネットをスマホでたくさん使いたい方だけでなく、月によって利用するデータ容量にばらつきがある方にもおすすめです。

「ahamo」はオンライン手続きがメインの格安料金プランであり、5分かけ放題つき20GBプランが2,970円(税込)で使えます。※ドコモショップでの店頭サポートはありますが、3,300円(税込)の手数料がかかります。

「ahamo大盛り」では100GBを4,950円(税込)で使えるため、料金を安く抑えながらインターネットをたくさん利用することが可能です。

一方で「irumo」は0.5GBから9GBの小容量プランを選ぶことができ、ドコモショップでの契約も可能なため、スマホ初心者やシニア層・ライトユーザーの方に適しています。

このようにドコモの3つの料金プランは、ワイモバイルの「シンプルS/M/L」よりも幅広いユーザー層に対応した仕様であるため、ワイモバイルで料金プランに不満があった方はぜひ自分に合ったものを探してみてください。

また、ワイモバイルでは新料金プラン「シンプル2」が2023年10月3日より始まりました。

以前の「シンプルS/M/L」と比べてデータ容量や割引額が変更されているため、「シンプル2」とドコモの料金も比較し、どちらがお得になるのかチェックすることをおすすめします。

通信速度が速くなる可能性がある｜一覧表で比較！

現在ワイモバイルの通信速度に不満を持っている方は、ワイモバイルからドコモに乗り換えることによって通信速度が改善する可能性があります。

下記にて、ワイモバイルとドコモのユーザーが実際に計測した通信速度の平均値（直近3ヵ月間）を表にまとめました。

スマホで快適にインターネットを使う上で必要な通信速度は10～30Mbpsといわれているため、ワイモバイルもドコモも通信速度は申し分ありません。

一方で、ドコモは100Mbpsを超えているのに対し、ワイモバイルは約70Mbpsとドコモに比べて遅いです。

また、ワイモバイルではソフトバンクの回線を利用するため、現在ワイモバイルで速度が遅いと感じている方は、回線の異なるドコモに乗り換えることで改善する可能性があります。

自宅や職場の周辺でドコモを使っている方がいる場合は、一度通信速度について聞いてみることをおすすめします。

お得な乗り換えキャンペーンが開催されている

ワイモバイルからドコモへ乗り換える際には、お得なキャンペーンが利用できます。

ドコモで開催中の主な乗り換え向けキャンペーンを表にまとめました。

上記キャンペーン以外にも、特定のスマホ購入時にdポイント還元などお得なキャンペーンが多くあるため、ドコモオンラインショップを確認してみてください。

ドコモの乗り換え向けキャンペーンは機種代金の割引が多く、ドコモへ乗り換えと同時にスマホを買い替える方におすすめです。

キャンペーンによって対象のスマホが異なるため、自分の欲しいスマホがどのキャンペーンを適用できるのかぜひチェックしましょう。

ワイモバイルからドコモに乗り換える3つのデメリット

ワイモバイルからドコモに乗り換える3つのデメリットは以下の通りです。

ドコモに乗り換えると、ワイモバイルで使っていた割引や特典が適用できなくなるため注意が必要です。

下記にて、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

家族割引・おうち割光セット(A)の対象外になる

ドコモに乗り換えると、ワイモバイルで適用していた「家族割引」と「おうち割光セット(A)」が使えなくなります。

ワイモバイルの「家族割引」と「おうち割光セット(A)」の基本情報は以下の通りです。

ドコモに乗り換える回線が家族割引の主回線である場合、主回線のワイモバイル解約が完了した時点ですべての契約回線で割引が終了します。

他の家族が引き続きワイモバイルを利用するのであれば、主回線が解約した翌月に再度家族割引の申し込みをする必要があります（家族割引は当月適用されます）。

家族割引を利用している場合は、ドコモに乗り換える前に自分の回線が主回線になっていないか確認しましょう。

メールアドレスを引き継ぐ場合月額料金がかかる

ワイモバイルで使っていたメールアドレスをドコモで引き続き使うには、ワイモバイルの「メールアドレス持ち運び」サービスを利用する必要があります。

ワイモバイル「メールアドレス持ち運び」の注意点は以下の通りです。

「メールアドレス持ち運び」の利用には、月額330円(税込)または年額3,300円(税込)のオプション料金が必要であり、支払いはクレジットカードのみです。

申し込みは解約後31日以内にする必要があり、それを過ぎるとメールアドレスは使えなくなるため注意しましょう。

ワイモバイルのメールアドレスにこだわりがない場合は、大手通信キャリアや格安SIM会社にかかわらず、どこでも無料で使えるGmailなどのフリーメールをおすすめします。

LYPプレミアムの無料特典が解除される

ワイモバイルでは契約後に、「Y!mobileサービスの初期登録」をするとLYPプレミアムの特典が適用されますが、ドコモに乗り換えると使えなくなります。

ドコモに乗り換えた際に、主に使えなくなる特典は以下の通りです。

特にPayPayを利用していた方は、ワイモバイルからドコモに乗り換えることでPayPayポイントの還元率が下がってしまうため注意が必要です。

ワイモバイルからドコモに乗り換える方法・手順

ワイモバイルからドコモに乗り換える手順は以下の通りです。

下記にてそれぞれの手順について詳しく解説するため、ドコモに乗り換え予定の方はぜひ参考にしてください。

契約に必要なものを準備する

ワイモバイルからドコモに乗り換える際に必要なものは以下の通りです。

ドコモでは2023年5月から「MNPワンストップ方式」を導入しており、オンラインショップでの乗り換えであればMNP予約番号の発行が不要になりました。

一方、ドコモショップで契約する場合はMNP予約番号の発行が必要となるため、事前にワイモバイルで手続きをしましょう。

ワイモバイルのMNP予約番号の発行方法は以下の通りです。

MNP予約番号の有効期間は発行日から15日間であるため、有効期間内にドコモで乗り換え手続きを完了させましょう。

また、契約者本人であることの確認書類として運転免許証などが必要であり、有効な本人確認書類はドコモ公式サイトでチェックできます。

そのほか、ドコモに乗り換える際に支払い先の設定が必要になるため、クレジットカードまたはキャッシュカード（通帳+印鑑も可）を用意しましょう。

動作確認済み端末・SIMロック解除の有無をチェックする

ワイモバイルで使っていた、または他社で購入したスマホをドコモで使う場合は、ドコモ公式サイトに記載されている「自社サービス対応端末一覧」にて、自分のスマホが使えるかどうか確認しましょう。

また以下の条件のいずれかに当てはまる場合は、スマホのSIMロック解除が必要になる可能性があります。

2021年9月以前に発売したスマホにはSIMロックがかかっているため、ドコモ以外で購入したスマホの場合はSIMロック解除が必要です。

一方で2021年9月以前に発売したスマホでも、2021年10月以降に購入している場合は、大手通信キャリアが事前にSIMロックを解除した状態で提供している可能性があります。

SIMロック解除済みかどうかは、スマホを購入した大手通信キャリアに問い合わせましょう。

iOS14以降を搭載したiPhoneであれば、「設定」から「情報」にアクセスするとSIMロックの有無がチェックできます。

SIMロックを解除する場合は、My Y!mobileなどのオンライン手続きサイトであれば無料でできますが、ショップの場合は3,300円(税込)の手数料がかかるため、オンラインで自分で手続きした方がお得です。

ドコモの申し込み手続きをする

ドコモの申し込みは、以下の窓口にて手続きできます。

ドコモオンラインショップは24時間いつでも申し込むことができ、自宅で契約から商品の受け取りまで完結できます。

契約事務手数料も無料で、オンラインショップ限定のキャンペーンもあるため、初期費用を抑えたい方やお得なキャンペーンを利用したい方におすすめです。

ただし、契約から情報変更などまですべて自分で操作する必要があり、スマホの操作に不慣れな方には敷居が高く感じられるかもしれません。

一方でドコモショップ・d gardenは対面でスタッフに料金などを相談でき、スマホの知識や操作に自信がない方にも安心です。

特にd gardenは、スマホ教室や子ども向けのプログラミング教室なども開催するため、シニアの方のスマホデビューや家族連れでの契約にも適しています。

家電量販店は、周辺に他社大手通信キャリアや格安SIM会社のカウンターがあり、料金やキャンペーンを比較しやすい点がメリットですが、アフターサポートは受けられません。

契約後も料金の相談や操作について聞きたいことがある場合は、家電量販店よりもドコモショップがおすすめです。

開通手続き・初期設定・データ移行をする

契約手続きが完了した後は、開通手続きや初期設定・データ移行をします。

開通手続き・初期設定の手順は購入した機種や契約方法（乗り換えや新規契約など）によって変わるため、公式サイトを確認しながら操作を進めましょう。

また、データ移行をスムーズに進めるためにも、乗り換え前にあらかじめ古いスマホでデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。

おすすめのデータ移行の方法は以下の通りです。

iPhoneからAndroidなど異なるOS間で移行する場合は、それぞれ専用の移行アプリが利用でき、アプリの案内に従って操作をするだけで簡単にデータ移行ができます。

また、ドコモショップ・d gardenでは「初期設定サポート」も行っており、2,200円(税込)または3,300円(税込)でアカウントなどの初期設定やデータ移行のサポートを受けられるため、操作がわからない方にも安心です。

ワイモバイルからドコモへの乗り換えに関するQ&A

2024年1月10日時点の調査内容です。