楽天モバイルなら海外でもデータ通信を月2GBまで無料で利用可能！

海外ローミングを行うために必要な操作は、動画でも紹介しています。注意点などをよく確認した上で、操作方法の確認にご活用ください。

楽天モバイルなら海外でも月2GBを無料で利用可能！

他社のプランを海外で使う場合、特にインターネットの利用には、別途オプション料金が発生することがあります。

そのため、短期間海外に行くだけであっても、その月の利用料金が高くなってしまう傾向にあります。

一方で、楽天モバイルは海外で利用する際、申し込み不要で月2GBまで無料で使うことが可能です。

また、2GB超過後に通信速度は128kbpsに落ちますが使用できなくなるわけではないので、2GB超えた後に料金が発生するということもありません。

2GBを超えてしまった後でも高速データ通信を引き続き利用したい場合は、1GB 500円(非課税)でチャージできます。チャージしなくても速度が遅いだけで、追加料金が発生することはありません。

そのため、料金を気にすることなく海外の旅行先や出張先でインターネットを利用できます。

楽天モバイルは追加料金無しで海外利用可能！

また、インターネットのみならず、国際電話やSMSなども追加料金なしで利用できます。

下記にて詳しく解説します。

毎月2GBまでなら海外ローミングを無料で利用可能

前述したように、楽天モバイルでは毎月2GBまでなら海外でも高速データ通信が無料で利用できます。

2GB超えた後も通信速度が128kbpsに低速化するだけで、追加料金が発生するわけではありません。

1GB 500円(非課税)で追加チャージできるので、必要に応じて速度を元に戻すことが可能です。

日本のキャリアのプランを使って海外でインターネットを使うと、使った分だけ高くなるというイメージがありますが、楽天モバイルではその心配もありません。

Rakuten Linkアプリ同士・相手が日本の電話番号なら国際通話とSMSが無料で利用できる

また、国際電話とSMSも無料で利用できます。

相手が日本の電話番号であれば、Rakuten Linkアプリを使うことで国際電話が無料になります。

また、Rakuten Linkアプリ同士であればSMSも送受信無料で利用できます。相手がアプリ未使用であっても、海外から日本の電話番号への送信であれば無料で使えます。

そのため、海外から日本にいる家族や友人に電話をかけたい時や、同行している友人に連絡したい時などにも、通話料を気にせずに利用できます。

楽天モバイルのデータ通信はどこの国で利用できるの？

では、楽天モバイルのデータ通信は主にどの国で利用できるのでしょうか。

楽天モバイル公式によると、楽天モバイルのデータ通信は世界66の国と地域で利用可能です。

日本人が旅行などで滞在するメジャーな国の多くは、利用可能な地域に含まれているのではないでしょうか。

他の大手通信キャリアと比較するとやや少ないので、渡航前に自分が滞在する予定の国や地域が対象に含まれているかどうかチェックすることをおすすめします。

楽天モバイルを海外で利用するための設定手順

次に、楽天モバイルを海外で利用するための設定について紹介します。

楽天モバイルを海外で利用する際、別途申し込みは必要ありませんが、事前にスマホなどで利用設定を行う必要があります。

この章では、海外で使うための設定手順について解説するので、ぜひチェックしてください。

1.楽天モバイル公式アプリから「海外ローミング」の設定をONに変更

まず、楽天モバイル公式アプリの「my 楽天モバイル」で、海外ローミングの設定をONにする必要があります。

my 楽天モバイルにログインし「契約プラン」をタップします。

次に、契約プランの画面にある「海外ローミング（データ通信）」の項目をONにします。

これで、my 楽天モバイル側での設定は完了です。

2.スマホの設定で「データローミング」をONに変更

現地に到着したら、次にスマホの設定でデータローミングをONにする必要があります。

スマホの機種やUIによって仕様が異なるので、あらかじめご了承ください。

まず、スマホの設定アプリを開きます。

次に、「ネットワークとインターネット」をタップします。機種によっては「接続」という表記になっている可能性もあります。

次に、「モバイルネットワーク」を選びます。

「ローミング」をONにすれば設定は完了です。

注意点：「データ高速モード」を切り替えてこまめなデータの節約を

楽天モバイルにはデータ高速モードと呼ばれる機能があり、ONにすれば高速通信が可能となります。

一方で、OFFにすると高速通信が使えなくなり低速通信となりますが、その分高速通信のデータ容量を消費しません。

つまり、あまりネットを使わない時や、LINEやメールのようなテキストデータなど低速通信で問題ない時にデータ高速モードを切り替えることによって、高速通信のデータ容量を効率よく節約できます。

データ高速モードはmy 楽天モバイルにて切り替えが可能なので、必要に応じて使ってみましょう。

【比較】他社と楽天モバイルならどちらが海外でお得に使える？

次に、楽天モバイルと他社の大手通信キャリアの海外専用プランを比較してみました。

ドコモは1日あたり980円(非課税)かかりますが、契約プランのデータ容量をそのまま海外で使えます。

auは2024年3月15日から新たに「au海外放題」を開始し、データ通信は使い放題、料金に関しては通常料金が1,200円(非課税)です。

ソフトバンクは渡航先によって使えるデータ容量や料金が異なり、アメリカ・ハワイについては無料で使い放題となる「アメリカ放題」があります。

楽天モバイルは無料で使えるという大きなメリットがありますが、データ容量が月2GBまでという点と、対応している国が少ない点がデメリットとして挙げられます。

ただ、海外旅行に行く場合、契約プランのデータ容量を使いきるほどたくさんインターネットを利用する可能性は低いでしょう。

そのため、1日あたり980円(非課税)支払ってまでドコモやソフトバンクのように海外プランを利用するメリットは少ないと考えられます。

海外で無料のWi-Fiに接続することを考えると、スマホのデータ容量をそこまで多く使うことはないでしょう。

楽天モバイルの2GBでも充分足りると思われるので、最もコストパフォーマンスが高いのは楽天モバイルと、渡航先がアメリカ・ハワイの時に限りソフトバンクではないでしょうか。

楽天モバイルを海外で使うのに2GBだけだと足りない？

楽天モバイルを海外で使うと、毎月最大2GBまで無料で高速通信が可能ですが、実際に2GBで足りるのでしょうか？

この章では、海外滞在中に月2GBで足りるのか、海外専用Wi-Fiをレンタルした場合とどのように料金が異なるのかを検証します。

1週間程の海外旅行なら余裕で足りる！

海外旅行に行くと、スマホを触る機会は写真を撮る時がほとんどだと思います。

日中は観光で歩き回り、長時間スマホを使うことも少ないでしょう。

スマホをゆっくり使う時間があるとすれば、移動時間や宿泊施設に戻った後だと思われます。

しかし、海外だとホテルや街中に無料のWi-Fiが飛んでいることが多いので、楽天モバイルのデータ容量を使う機会はかなり少ないと予想されます。

そのため、1週間程度の海外旅行であれば、問題なく2GBで足りるでしょう。

海外専用Wi-Fiをレンタルした場合と比較

海外旅行などで使えるモバイルWi-Fiルーターをレンタルした際の料金と比較しましょう。

グアムに1週間滞在する予定で料金を算出してみました。

グアムに滞在する間、楽天モバイルで2GB使うと考えて、グローバルWiFiの料金プランも同程度の1日300MBのプランを選択しています。

グローバルWiFiは1日あたり1,170円(税込)かかるので、1週間借りると8,190円(税込)かかります。一方で、楽天モバイルは2GBまで通常のプラン料金（追加料金なし）で使えます。

ほぼ同じデータ容量を使えるにもかかわらず、楽天モバイルのほうが圧倒的に安いことがわかります。

海外で使える他の格安SIM会社一覧

格安SIM会社にも海外で使えるプランがあります。

下記にて、それぞれの海外サービスの概要や特徴について解説します。

ワイモバイルの「海外あんしん定額」

ワイモバイルには「海外あんしん定額」と呼ばれる海外向けのサービスがあります。

ワイモバイルは、ソフトバンクと同じ運営会社が扱っている格安SIM会社なので、海外プランもソフトバンクの内容と全く同じです。

定額国Lと定額国Sに分かれており、利用する国や地域によって使えるデータ容量や料金が異なります。

基本的に、日本人が渡航する頻度の高い国の多くは定額国Lに含まれているので、1日あたり3GBを980円(税込)で使えると思って良いでしょう。

期間は異なりますが、2GBまで無料で使える楽天モバイルと比べると、少々割高に感じます。

UQモバイル

UQモバイルでは「世界データ定額」と「海外ダブル定額」を利用することができます。

以前はauでも「世界データ定額」を提供していましたが、現在は新規受付を終了し新たに「au海外放題」を提供しています。

世界データ定額、海外ダブル定額ともに「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」「くりこしプラン+5G」※1の料金プランへ加入している方が対象です。

特に世界データ定額は事前に予約することで24時間あたり490円(税込)で利用することができます。

利用している料金プランのデータ容量がそのまま使えるので、海外でも日本にいた時のようにインターネットを使いたい方に適しているでしょう。

※1. 新規受付を終了しています。

LINEMO

LINEMOもソフトバンクと同じ運営会社が取り扱っているオンライン専用プランなので、ソフトバンク・ワイモバイルと同じ「海外あんしん定額」が利用できます。

国によって利用できるデータ容量と料金が異なりますが、基本的に3GB 980円(税込)と考えて良いでしょう。

同じ金額で契約中プランのデータ容量がそのまま使えるUQモバイルや、2GBまで追加料金なしで使える楽天モバイルと比較すると割高です。

ahamoの海外データ通信

ahamoも海外で利用することができます。

ahamoでは追加料金なしで20GB利用できます。現在は大盛りオプションもありますが、オプション加入中であっても海外での利用可能データ容量は20GBなので注意してください。

また、海外で利用した日から15日経過すると、海外での通信速度が遅くなります。日本に帰るまでは何をしても元に戻らないので、データを追加購入しないように気をつけましょう。

楽天モバイルの2GBよりも遥かにお得ですが、国際通話のかけ放題などのサービスはありません。国際通話をたくさん利用したい方は、楽天モバイルの方が適しているでしょう。

2024年4月24日時点での調査内容です。
※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。