楽天モバイルの通話料は無料じゃない？Rakuten Linkで国内通話がかけ放題！

楽天モバイルの通話料はいくら？無料じゃない？

楽天モバイルは、デフォルトの通話アプリで通話をすると通話時間に応じて料金が発生する従量課金制です。デフォルトの通話アプリとは、あらかじめスマホにインストールされている通話アプリのことです。

デフォルトの通話アプリでの国内通話は30秒ごとに22円(税込)かかり、国際通話は国や地域によって30秒ごとにかかる通話料が異なります。

例えば、アメリカ・カナダなら34円(不課税)、イギリス・フランスなら108円(不課税)です。その他の国へ電話をかける場合の通話料を知りたい場合は、国際通話の一覧を参考にしてください。

楽天モバイルで無料通話したいときはデフォルトの通話アプリではなく、通話オプションかRakuten Linkを利用しましょう。

通話オプションを追加すれば1回15分間のかけ放題が使える

楽天モバイルの通話オプション「15分（標準）通話かけ放題」では、1回15分以内の国内通話をかけ放題で利用できます。

「15分（標準）通話かけ放題」は月額1,100円(税込)で追加可能。1,100円(税込)は25分の通話料と同額なので、毎月25分以上通話する方は「15分（標準）通話かけ放題」に加入すると通話料がお得になります。

申し込みはWeb・アプリから可能。申し込み完了の連絡がきたら、15分以内の国内通話が無料になります。

ただし、通話時間が15分を超過した場合や、下記の番号は無料対象外なので注意しましょう。

無料の専用アプリ「Rakuten Link」を使えば24時間国内通話かけ放題に！

楽天モバイル専用アプリのRakuten Linkを使うと国内通話と海外から日本の国際通話が無料で利用できます。Rakuten Link同士なら、通話料だけではなくSMSでの送受信も無料です。

Rakuten Linkを利用するには初期設定を忘れずに行いましょう。初期設定していない場合は、デフォルトの通話アプリでの通話になるため通話料が発生します。

初期設定はAndroidとiPhoneとで手順が異なりますが、どちらの場合でも前提条件は以下のとおりです。

以降では、AndroidとiPhoneそれぞれの初期設定手順を解説します。

Android版 Rakuten Link初期設定

Android端末でRakuten Linkを利用するには、以下の手順で初期設定しましょう。

1. Rakuten Linkアプリを起動し、規約確認後に「同意してはじめる」を選択

Rakuten Linkアプリをタップして起動し、規約を確認後「同意してはじめる」を選択します。

2. 位置情報の利用を許可する

位置情報提供協力の内容を確認して「次へ」をタップします。すると、位置情報へのアクセス許可についてのポップアップが出現するので、 「アプリの使用中のみ許可」を選択しましょう。

なお、Rakuten Linkで許可する機能は以下の6つとなっています。

3. 情報提供の同意不同意を選択し、「my 楽天モバイル」にログイン

情報提供に同意するか、しないかを選択します。「同意しない」を選んだ場合でもRakuten Linkは利用可能です。解説では「同意する」を選びました。

自動的にログイン画面に遷移するので、ユーザIDまたはメールアドレスおよびパスワードを入力してログインをしましょう。

4. アクセス許可を行い、電話番号を入力する

端末上の写真・メディア・その他のファイルへのアクセス許可について、「許可」を選択します。「許可しない」を選択した場合はRakuten Linkを利用できません。

次に、楽天モバイルで契約している電話番号を入力して「確認」をタップします。

5. 電話番号の認証およびアカウント情報の入力をする

電話番号を入力するとSMSで認証コードが送られてくるので、入力をして「確認」を選択します。

最後に、 アカウント情報を入力して「完了」をタップすると、Rakuten Linkが利用できます。

iPhone版 Rakuten Link初期設定

iPhone端末でRakuten Linkを初期設定する手順は、以下のとおりです。

1.Rakuten Linkアプリを起動し、規約確認後に「同意してはじめる」を選択

Rakuten Linkアプリをタップし、規約を確認後「同意してはじめる」を選択します。

2. 位置情報の利用を許可する

位置情報提供協力の内容を確認して「次へ」をタップしましょう。

すると確認画面が出てくるので「Appの使用中は許可」をタップします。

なお、位置情報の他に以下の機能も許可する必要があります。

3.情報提供に同意するか否かを選択し、楽天会員のログイン情報許諾を許可する

情報提供に同意する・しないを選択します。「同意しない」を選んでもRakuten Linkを利用可能です。解説では「同意する」をタップしています。

次に、楽天へのログイン確認画面が出てくるので、「続ける」をタップしてください。「キャンセル」を選ぶとRakuten Linkを利用できません。

4.「my 楽天モバイル」にログイン

「my 楽天モバイル」のログイン画面へ自動的に遷移するので、ユーザIDまたはメールアドレスおよびパスワードを入力してログインをします。

5. 電話番号の認証とアカウント情報の入力

楽天モバイルで契約している電話番号を入力して「認証を開始」を選択します。最後に、アカウント情報を入力して完了をタップすれば設定完了です。

Rakuten Linkを使う際の3つの注意点

Rakuten Linkを使うときは、以下の3つに注意しましょう。

無料通話対象外の電話番号がある

Rakuten Linkから発信しても電話番号によっては通話料がかかります。無料通話対象外の電話番号へ発信すると、自動的に標準電話アプリでの発信に切り替わるためです。

無料通話対象外の電話番号は、0570から始まるナビダイヤルや留守番電話サービス（1417）への発信などが該当します。ほかにも通話料が発生する電話番号を知りたい場合は、公式サイトで確認しましょう。

また、発信した電話番号が通話料が発生する可能性がある場合、電話番号入力のキーパッド画面や通話履歴から確認できます。

キーパッドから確認する方法

通話料が発生する可能性がある場合は、発信ボタンが緑色で表示されます。

通話履歴から確認する方法

電話アイコンが緑色（②）に表示されると、通話料がかかる可能性があります。

電話アイコンがピンク色（①）の場合は無料通話が可能です。

iPhoneの場合、着信は標準アプリを使う必要がある

Rakuten LinkアプリはAndroidとiPhoneとで仕様が異なり、iPhoneで着信を受けるときは標準電話アプリに切り替わります。

国内通話の着信は料金がかかりませんが、国際電話の着信は国・地域別に従量課金での通話になるので注意しましょう。

SMSの通信料は国内SMSなら70文字あたり3.3円(税込)、国際SMSなら70文字あたり100円(不課税)で利用可能です。

国際通話は通話料がかかる（一部無料）

Rakuten Linkからの発信でも、以下の場合は国際通話の通話料がかかります。

Rakuten Link同士の発着信は、日本→海外、海外→日本、海外→海外のいずれも通話料無料です。しかし、国・地域によってはRakuten Linkを利用できない場所があるので注意しましょう。対応している地域については公式サイトで確認してください。

Rakuten Linkの通話履歴を確認する方法・手順

楽天モバイルの通話履歴はRakuten Linkアプリから確認できます。下記の手順で確認してみましょう。

なお、通話履歴画面の電話番号の横に表示されている、受話器のアイコン色には下表の意味があることを覚えておくと便利です。

楽天モバイルの利用料金明細を確認する方法・手順

楽天モバイルの利用料金明細は「my 楽天モバイル」アプリから確認しましょう。「my 楽天モバイル」からは、以下の手順で確認できます。

1. my 楽天モバイルを起動し、「利用料金」アイコンをタップ

「my 楽天モバイル」アプリを起動し、トップページ下部にある「利用料金」アイコンをタップしてください。

2. 利用明細を確認する

左図の「利用料金」画面に遷移するので、まずは上部の枠に表示されている「＜」「＞」で該当月を指定しましょう。確認したい利用月が表示されたら、「利用明細を見る」をタップして確認します。

すると、右図のように確認したい利用月の支払い料金が表示されるので、「利用内訳」欄で利用明細を確認しましょう。

楽天モバイルの通話品質は高い？口コミ・評判

実際に楽天モバイルを利用している方が、通話品質についてどのような感想を持っているのかチェックしましょう。

上記のポストは電波の状態が良好でも、通話が困難であるという内容です。楽天モバイルの通話品質は「悪い」という声が多く見受けられます。

しかし、楽天モバイルではデータ高速モードが設けられており、データ高速モードをオンにすることで通話品質を改善できることがあります。品質が悪いと感じたときは試してみましょう。

通話品質については「悪い」という評価ですが、通話以外の内容はポジティブな内容でした。

通話の質が悪い評判が目立つ一方、通話の質が上がったという声も。

楽天モバイルでは「Rakuten最強プランプロジェクト」にて基地局増設を推進中です。基地局が増えれば、通話できる人数も増えるため、通話品質が良くなる可能性があります。

2023年9月14日時点の調査内容です。