ソフトバンクの評判は良い？悪い？ユーザーの口コミを集めて紹介！

事前知識｜ソフトバンクの基本情報をチェック！

はじめに、ソフトバンクの基本情報についておさらいをしましょう。ここでは、下記3つの項目に分けて解説していきます。

ソフトバンクの料金プラン

ソフトバンクの料金プランは、主に下記3つとなっています。一つずつ細かく見ていきましょう。

なお、上記の他にガラケーからの乗り換え時などに加入できる「スマホデビュープラン＋」もありますが、本記事では割愛します。
スマホデビュープラン＋についてはこちらの記事を参照してください。

メリハリ無制限＋

「メリハリ無制限＋」は、データ容量を気にせずに使える無制限プランです。月額料金は2段階制となっており、2GBまでなら月額5,775円(税込)、それ以上は月額7,425円(税込)となっています。

注意したいのは、一定以上のデータ通信を使用した場合に速度制限が行われること。

ひと月のデータ利用量が200GBを超えた場合は最大4.5Mbpsに制限されることに加え、テザリング・データシェア利用時はひと月50GB超過で最大300kbpsに制限されてしまいます。

200GBを超えるデータ通信を行うことはめったにないと考えられますが、本来の意味での「無制限」ではないことを把握しておきましょう。

ペイトク

ペイトクは2023年10月に提供を開始した新料金プランです。このプランを契約するとPayPayで支払いをした際に、通常よりも大きな還元率でポイントを得ることができます。

前述した「メリハリ無制限＋」は月額料金が7,425円(税込)であるのに対して、「ペイトク無制限」は月額9,625円(税込)と割高ですが、ポイントを得ることで実質的な月額料金を下げることが可能です。

本記事後半でも述べますが、実際に最大限までポイント還元を受けた場合には「ペイトク無制限」が最安となります。

ペイトクには「ペイトク30」「ペイトク50」「ペイトク無制限」の3つのプランがあり、それぞれデータ容量が異なるとともに、ポイント付与率や還元額の上限が下表のとおり異なります。

なお、ペイトク無制限も「メリハリ無制限＋」と同様に、大量にデータ通信を使用した場合とテザリング・データシェアで規定のデータ通信を上回った際には速度制限が行われるため注意しましょう。

ミニフィットプラン＋

「ミニフィットプラン＋」は、3段階で料金が変動する小容量プランです。

データ容量が1GBまでなら月額3,278円(税込)、2GBまでなら月額4,378円(税込)、3GBまでなら月額5,478円(税込)で利用することができます。

ソフトバンクの割引サービス

ソフトバンクには下記3つの割引サービスが設定されており、3つすべてを適用すれば最大で月額2,497円(税込)の割引を適用することが可能です。

おうち割光セット

「SoftBank 光」や「SoftBank Air」など、ソフトバンクのインターネットサービスとセットで契約すると割引になるサービスです。

新規受付中の3プランすべてに適用可能で、月額1,100円(税込)の割引が適用されます。また、最大で家族10回線まで割引になることもポイントです。

新みんな家族割

「新みんな家族割」は、家族や親戚などでソフトバンクを複数回線契約すると割引になるサービスです。

最大で10回線、月額1,210円(税込)の割引を受けられますが、下表のとおり割引金額は料金プランや家族回線数によって異なります。

ここで注意したいのは、新規受付中のプランのうち「ミニフィットプラン＋」は、「割引対象外・カウント対象」であること。

「ミニフィットプラン＋」を契約していても割引は受けられませんが、家族回線数にはカウントされるので、割引の合計金額を増やすことができます。

例えば上表上段のように、家族2人が「メリハリ無制限＋」を利用している場合は2回線扱いとなるので、割引額は1回線あたり月額660円(税込)となります。

ここにカウント対象である「ミニフィットプラン＋」が加わると3回線扱いとなり、割引金額は月額1,210円(税込)に増額されます。ただし、「ミニフィットプラン＋」は割引対象外なので割引は行われないという仕組みになっています。

PayPay カード割

「PayPay カード」または「PayPay カード ゴールド」で支払いをすると、月額料金から187円(税込)の割引を受けられるサービスです。

対象プランは「メリハリ無制限＋」と「ペイトク」で、「ミニフィットプラン＋」は割引対象外となっています。

ソフトバンクのかけ放題オプション

ソフトバンクの通話料は通常、30秒ごとに22円(税込)がかかります。仮に1時間通話をするだけで約2,600円と高額になるので、通話を多用する方はかけ放題オプションへの加入が必須です。

ここでは、ソフトバンクで通話料を抑える2つの方法を解説します。

家族割引

ソフトバンクで通話料を抑える方法としてまず挙げられるのが「家族割引」です。

こちらは、同一グループ内の家族同士の国内通話・国内メールが24時間無料になるもので、家族や親戚なら離れて暮らしていてもグループに加えることができます。

また、ソフトバンクの場合、血縁や婚姻関係がなくても同一住所に住んでいれば家族割引のグループに加えることが可能です。そのため、同居中の恋人やシェアハウスの仲間なども対象となることが大きな強み。最大で10回線まで利用できるので、できるだけ多くの方をグループに入れるようにしましょう。

かけ放題オプション

通話料を節約するもう1つの方法は、かけ放題オプションです。

ソフトバンクには、2つのかけ放題オプション「準定額オプション＋」と「定額オプション＋」が用意されています。家族割引グループ以外への通話が多い方は、いずれかに加入することをおすすめします。

ソフトバンクのメリットと良い口コミ・評判

ソフトバンクを使うメリットのうち、特に注目したい3つのメリットをX（旧Twitter）の口コミとともに紹介します。

「ペイトク」ならPayPayポイントがお得に貯まる！

2023年10月に新しくスタートした「ペイトク」は、月額料金だけを見ると割高な設定となっています。

しかし前述したとおり、PayPayポイントが最大で4,000円相当還元されるため、実質的な負担金額を大きく抑えることが可能です。

これに各種割引サービスを組み合わせると「ペイトク無制限」は実質3,128円(税込)で利用することができます。

「ペイトク」に関する良い口コミ

ファミリーレストランの支払いを節約できた方の口コミです。ソフトバンクには「ペイトク」以外にもさまざまな割引があるので、上手に組み合わせれば大きな節約が可能です。

安定した高速通信を利用できる

通信速度、通信品質ともに良好であることもメリットの一つです。

ここでは通信速度比較サイト「みんそく」のデータを元に、大手通信キャリア4社の速度比較をしてみましょう。今回は「一日を通じた平均値」に加え、速度が低下しがちな「昼間」と「夜間」の数値も比較しています。

その結果、ソフトバンクの下り平均速度は105.07Mbpsでドコモに次ぐ2位。また、応答速度を示す「Ping」については平均37.64msと4社のうちもっともよい数値となっています（Ping値は小さい方が良い）。

昼と夜は速度が落ち込んでいますが、それでもソフトバンクの通信速度・通信品質は良好と言って良いでしょう。

通信速度に関する良い口コミ

ドコモとpovo（au）、そしてソフトバンクの3つを比較した方の口コミです。計測する地域などによって違いはありますが、ここではソフトバンクが圧倒的に速い結果となっています。

全国のソフトバンクショップで対面サポートを受けられる

全国各地にあるソフトバンクショップで手厚いサポートを受けられることも、大きなメリットの一つです。

申し込み手続き、スマホの初期設定、データ移行、修理対応などさまざまなことに対応してもらえます（有料のサービスあり）。

また、一部のソフトバンクショップでは無料の「スマホ教室」を開催しており、スマホの使い方やアプリを使ったショッピングの方法などを学ぶことができます。

こうした手厚いサービスは、大手通信キャリアのソフトバンクならではと言えるでしょう。

ソフトバンクショップに関する良い口コミ

ソフトバンクショップのスタッフはキャンペーンについてしっかりと把握しているので、少しでもお得になるように対応してくれます。Web申し込みでは得られないメリットと言えますね。

ソフトバンクのデメリットと悪い口コミ・評判

一方、ソフトバンクにはデメリットと言えるポイントもいくつか存在します。口コミとともに下記3つをチェックしておきましょう。

格安SIM会社と比べて月額料金が高い

格安SIM会社と比較すると、ソフトバンクのサービスは手厚く、通信品質も良好です。一方、価格面を比較すると、かなり割高であるというデメリットがあります。

ここでは、ソフトバンク回線が提供されている格安SIM会社「ワイモバイル」「mineo」「NUROモバイル」の3社と料金比較をしてみました。

上記のとおり、小容量から無制限プランすべてにおいて、ソフトバンクの料金は割高と言える設定になっています。

この価格は各種割引適用前のため、インターネットとのセット割引などを最大限適用すれば金額差は抑えられますが、それでも、格安SIM会社の料金とは大きな開きがあります。

ソフトバンクの月額料金に関する口コミ

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えて、約半額になった方の口コミです。この方のように、乗り換えの際は家族と一緒に乗り換えるのが良い方法です。

小～中容量プランの選択肢が少ない

前項の料金比較表を見てみると、ソフトバンクは4GBから20GBの欄が空いていることがわかります。

このようにプラン構成が偏っており、小～中容量プランの選択肢が少ないこともソフトバンクのデメリットといえるでしょう。

ソフトバンクのプラン構成に関する口コミ

ソフトバンクとワイモバイルは同系列ですが、この方の指摘どおりソフトバンクの家族割引をワイモバイルに適用させることはできません。プラン構成が偏っていると、このようなデメリットがあります。

サポートセンターにつながりづらい

ソフトバンクは前述のショップサポートに加え、チャットや電話でのカスタマーサポートも受け付けています。しかし、ソフトバンクの電話サポートはつながりにくいという口コミが多く見られました。

ソフトバンクのサポートに関する悪い口コミ

この方のように、「機械音声ばかりでオペレーターにつながらない」という声は非常に多く聞かれました。緊急時などは少々困ってしまいそうです。

こんな方にはソフトバンクがおすすめ！

ここまで解説してきた内容から、以下のような方にソフトバンクをおすすめできます。項目に多く当てはまる方は、乗り換えを検討してみましょう。

2024年1月11日時点の調査内容です。