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ユニバーサルサービス料&電話リレーサービス料とは?支払いは必須?

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携帯電話の請求書を見ていると、何やら見慣れないユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料と名の付く料金が増えていることに気付く方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料がどんな料金なのか、料金の支払いを拒否することはできるのかなどについて解説していきます。

また実際の明細画面からユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料がどのように請求されているかについても紹介するので、これらの料金が気になっている方はチェックしてみてくださいね。

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ユニバーサルサービス料につい

出典:一般社団法人電気通信事業者協会公式 ユニバーサルサービス支援業務

まずは、ユニバーサルサービス料の内容や料金などについて、解説していきます。

ユニバーサルサービス料とは

プロに聞く!ユニバーサルサービス料についてのマメ知識

2022年1月末時点で20社の電気通信事業者(携帯電話事業者、固定電話事業者、IP電話事業者)が対象となっており、スマホでの利用だけでなく、固定電話や、WiMAXルーターもユニバーサルサービス料はかかります。

詳細:制度の仕組み
詳細:ユニバーサルサービス制度

しかし、020から始まる番号は対象外です。
020番号とは、データ通信専用で通話には対応していない電話番号帯のことです。2017年1月の法改正により、M2M(Machine to Machine)サービス専用として割り当てられましたが、 ユニバーサルサービスに係る負担金の徴収の対象外となっていますよ。

詳細:M2M等専用番号の創設

まず、ユニバーサルサービス料とは何のことなのでしょうか。

ユニバーサルサービス料とは

「ユニバーサルサービス料」とは、加入電話・公衆電話・緊急通報などの電話サービス (ユニバーサルサービス)を日本全国に安定的に供給できるよう、お支払いいただく料金です。

出典:【重要】ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料について

具体的には、110番・118番・119番といった緊急通報やサービスへ加入するための加入電話の基本料、屋外に設置されている公衆電話の料金などが該当します。

携帯電話の普及やそれに伴う価格競争により通話料金が安くなったのですが、一方で上記のようなユニバーサルサービスを確保する費用が不足してしまったために、通信キャリア全体で費用を出し合うユニバーサルサービス料が生まれたんですね。

そのため、私たち利用者にも通信キャリアを通してユニバーサルサービス料が電話回線ごとに請求される、という仕組みなのです。

ユニバーサルサービス料はどの通信キャリアでも請求される?

月額料金の支払いがゼロ円でもユニバーサルサービス料は発生する?

楽天モバイルは2021年7月までは楽天モバイルが負担しており、ユーザーの負担はありませんでしたが、現在は徴収されています。
ただし、「プラン料金1年間無料キャンペーン」「プラン料金3カ月無料キャンペーン」の特典適用期間中や、楽天モバイル回線の1回線目において、月のデータ利用量が1GBまでによりプラン料金が0円の場合は、ユニバーサルサービス料は発生しません。

詳細:[Rakuten UN-LIMIT Ⅵ]ユニバーサルサービス料はかかりますか

ユニバーサルサービス料はどの通信キャリアでも利用者に請求されるのでしょうか。

料金の請求については

負担事業者が負担する負担金について、これを負担事業者が直接負担するか、利用者に負担を求めるかという点については、各事業者の経営判断にゆだねられていますが、負担事業者の多くが、その負担を「ユニバーサルサービス料」として利用者に転嫁しています。

総務省

と記されているように、どの通信キャリアでも一律に請求されるものではありませんが、ほとんどの通信キャリアでは通話料などとは別に請求が行われています。

ユニバーサルサービス料は何円請求される?

ユニバーサルサービス料は、ユニバーサルサービスの維持に掛かった費用に応じて年度ごとに変化しますが、基本的には月額約2~3円程度の負担額となります。

例えば2021年1月~2021年12月までは月額約3円、2022年1月~2022年12月までは月額約2円の請求となっています。

具体的な負担金の算出方法については、交付金・負担金の算定方法を参照してください。

ユニバーサルサービス料は毎月請求される?

ユニバーサルサービス料が請求される通信キャリアでは、基本的に毎月の請求となります。これは総務省から通信キャリアに請求される金額が月ごとに決められているためです。その金額が通信キャリアへから利用者へ毎月請求されるため、利用者の支払いも毎月必ず発生するのです。

支払いを拒否できる?

ユニバーサルサービス料の支払いが含まれている通信キャリアと契約した場合は、残念ながらユニバーサルサービス料の支払いを拒否することができません。

ユニバーサルサービス料が請求されない通信キャリアへ乗り換えれば料金の負担も必要ありませんが、請求額は毎月数円程度ととても少ないですし、ユニバーサルサービス料とはで解説したように私たちの生活に欠かせないサービスを維持するための料金なので、しっかりと支払うようにしましょう。

110番や119番などの緊急通報もユニバーサルサービス料によって維持されています。
生活に欠かせないインフラを維持するために必要な料金なので、しっかりと支払いを行いましょう。

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電話リレーサービス料について

出典:一般財団法人日本財団電話リレーサービス公式

続いて、電話リレーサービス料について解説します。

電話リレーサービス料とは

まずは電話リレーサービス料とは何なのか、解説します。

電話リレーサービス料とは

聴覚や発話に困難がある方と通話相手とを、通訳オペレーターが手話・文字などで通訳することにより、24時間365日、電話で双方をつなぐサービスです。

出典:【重要】ユニバーサルサービス料・電話リレーサービス料について

もともと電話リレーサービスは民間企業が運営していたのですが、聴覚や発話に困難がある方が介助を受けずに電話を利用することが難しいこと、また行政との手続きや職場でのやり取り、緊急時などの救助要請など電話を利用したコミュニケーションが日常的に行われていることなどから公共インフラとしての電話リレーサービスが2021年7月より開始されました。

電話リレーサービスの利用を受けたい場合は、電話リレーサービス提供機関である日本財団電話リレーサービスへ問い合わせることで利用の手続きが行えますよ。

電話リレーサービスは一部の銀行の本人確認などにも使えて便利なようです。
必要とされている方にこのサービスがより広まるといいですね。

電話リレーサービスの利用シーン

電話リレーサービスはどのようなシーンで活用されるのか、もう少し詳しくみていきましょう。

電話リレーサービスが活用されるのは、主に以下のようなシーンです。

電話リレーサービスの活用シーン

・緊急通報機関への連絡
・病院の予約・連絡
・店舗の予約・連絡
・学校や塾からの連絡

緊急通報機関への連絡

緊急時に電話リレーサービスを介して通信を行うことで、通訳オペレータを通した状態で緊急通報が行えるので迅速な連絡が可能になります。

病院の予約・連絡

急に体調が崩れた場合などにも、スムーズに病院への連絡が行えます。

病院に電話番号をあらかじめ伝えておくことで病院から定期的に連絡を受けることも可能なので、迅速な対応ができるようになりますよ。

店舗の予約・連絡

店舗の予約や連絡についても、電話リレーサービスを用いることでリアルタイムで詳細に依頼が行えます。

店舗やレストラン側も着信履歴から発信者番号をたどることで電話リレーサービスを利用していることが分かるので、予約した日時や内容などの確認もすぐに折り返して伝えることができますよ。

学校や塾からの連絡

子供が学校や塾で体調を崩した際も、電話リレーサービスを利用することで迅速な連絡が可能になります。

電話リレーサービス料はどの通信キャリアでも請求される?

電話リレーサービスについても、ユニバーサルサービスと同様に通信キャリアが回線数に応じて必要な費用を負担する仕組みになっています。

そのためほとんどの通信キャリアで、通信キャリアが負担する電話リレーサービス料がそのまま利用者に請求される形が取られています。

こちらもユニバーサルサービス料と同じですね。

電話リレーサービス料は何円請求される?

電話リレーサービス料もユニバーサルサービス料と同様、サービスの維持に掛かる費用を算出して毎月の請求額を決定します。

例えば2021年7月~2022年1月までは月額約1円、2022年2月~2022年3月までは月額0円の請求。その後の料金は未定ですが、維持費などが大幅に増減しない限りは月額0~1円程度の請求額と考えられますね。

電話リレーサービス料毎月請求される?

電話リレーサービス料についてもユニバーサルサービス料と同様、毎月請求される仕組みになっています。

ただし電話リレーサービスにおいては費用を月ごとに割ると、ひと月当たり1円を下回るケースが多いため、1円が請求される月と請求されない月があります。

支払いを拒否できる?

電話リレーサービス料についても、ユニバーサルサービス料と同様に支払いが含まれている通信キャリアと契約した場合、支払いを拒否することはできません。

請求書の中にもユニバーサルサービス料と共に電話リレーサービス料の記載がされているため、自動的に請求される形になっています。

電話リレーサービスを利用することによって聴覚や発話に困難がある方が、仕事先や学校などへ円滑に連絡が行えるなど日常生活での不便が解消されます。金額も年間で約10円に満たないほどの額ですのでしっかりと支払いましょう。

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実際の明細画面

それでは、実際の明細画面をもとに電話リレーサービス料とユニバーサルサービス料がどのような形で請求されているのか、見ていきましょう。

今回は、筆者が契約しているLINEMOでの請求画面になります。

上の画像にある、その他サービス料、3円という箇所が電話リレーサービス料とユニバーサルサービス料の箇所になります。

その他サービス料の右にある「?」マークを押すと、ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料の記載が出てきます。

ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料が確かに請求書に記載されていることが分かりますね。

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まとめ

・ユニバーサルサービス料は加入電話・公衆電話・緊急通報などの電話サービスを維持するための費用
・電話リレーサービス料は聴覚や発話に困難がある方が円滑に通話を行う環境を作るための費用
・ユニバーサルサービス料は月額約2~3円、電話リレーサービス料は月額約0~1円ほどの費用を追加で負担
・ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料は共に支払いの拒否ができない
・ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料は、請求書に金額の記載がある

2022年2月25日の内容です。

この記事を書いた人

モバワン編集部
モバワン編集部

アルファインターナショナルとともにモバワンのサイトを運営。メディア出身者が編集長を務め、日々有益な情報の発信に努めています。

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